(短編集)
拝み屋備忘録 怪談双子宿
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巻数を追うにつれて、書いてる作者自身が霊によるダメージを受けて弱りおかしくなっているのが、文章から滲み出てる所です。 明らかに最初の巻と文体なのかな、、何かがおかしく感じる。 一般の人にこう思わせるのが、意図なのか無意識なのか分からず、人として怖く感じます。 | ||||
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郷内さんの著書を読むのは3冊目です。 竹書房で書いておられる拝み屋忘備録はこの本が1巻目なんですね。角川ホラー文庫では拝み屋怪談シリーズが発行されていますが、どちらも2018年からスタートしていて、忘備録の方が5か月だけ早いです。たぶん内容は重複していないと思いますが、何か書き分けていらっしゃるのでしょうか? これまで読んだ2冊は短い怪談の合間に長期的に現れる怪異の話がはさまれていて(花嫁の家など)、長期間に渡って郷内さんの体験したことや受けた相談を順に見ていく感じになっていました。そのためどこか長編ぽい感じもあり読み応えがありました。 が、こちらは短い話がほとんどで、量産されている他の実話怪談と似たり寄ったりのものが多く、ああ最初だったからさすがの郷内さんもまだ手探り状態で書いていたのかななどと思ってしまいました。 ただ、その中でも飛びぬけてよかったものがあり、 「ザリガニ神社」子供のふとした考えのなさからザリガニを殺し尽くした、その結果子供に起きたことは・・。 「エケコ人形」人形怪談。怖いです。 「インフェルノ」実際にこんなものが見えたとしたら相当怖い。 「双子宿」連作2編。見える人は大変・・心身消耗してしまいそうです。 「首長竜」夜の湖の描写がまるで文学作品のように美しいだけに最後の気味悪さとの落差がきつい。 「赤い車、断崖、警備員、烙印」最後の4編は郷内さんを訪ねてこられた坂上君の話。 最初のプロローグ部分に郷内さんが書かれていますが、わざと心霊スポットへ行ったり、そこで不敬なことを繰り返していつか”見て”やるぞと思っている人がいるが、そんなことはやるものではない、と。 ”怪異が人を見舞う要因に霊感などという要素は実はたいして重要なものではない。怪異とは暗闇の先で待ち構える事故のようなものである。それは誰の身にも等しく訪れてしまうものなのだ”と警告されています。 最後のこの4編を読めば、おもしろがって不敬なことなどするものではないと痛感させられます。 | ||||
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前半の落ちのない話は物足りなく思いつつも日常の一コマを抜き出したものなら毎回落ちがあるとも限らずそんなものかとも考える。 ちょっと話がずれるが最近TVで世にも奇妙な物語をみたがあれは実話を元にしたフィクションらしいが、この本で出てきた話を世にも奇妙な物語風に作ったら良い感じに怖くて面白い物語になるんじゃないかと思った。 “斯様にして『本物』は世間から人知れず消えて行く”(的な文の)結びには深く納得。確かにそれを体験した本人だったならば抹消処分を考えるだろう。道理で期待してもTVには出てこない、、当たり前か あと心霊スポットにハマってしまった彼の末路は、万が一身の回りにそんな人が出てきたらこの本を読ませようかと思ったような悪い見本の体験談。と、なかなか読みごたえがあったと思います | ||||
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郷内さん御夫婦に襲いかかる双子の霊…怖いのだけど、妖しい魅力も感じてしまいました。ヴィジュアルの詳細をもっと知りたいので、いつか郷内さんにイラストで描いて欲しいです。 | ||||
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面白い!面白い!面白い!面白い!面白い!面白い!面白い!面白い! | ||||
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