真景拝み屋備忘録 あの世のはらわた
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真景拝み屋備忘録 あの世のはらわたの総合評価:
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先ずは著者の長年の労を労いたい。加えてお身体と郷内節の復調も誠に喜ばしい限り。 さて、本著にて「拝み屋備忘録」シリーズは完結とのことで毎回新刊を楽しみにしていた一読者としては寂しくもあるが、追って完結を迎える予定の「拝み屋怪談」新作について少し考察してみたい。 前書きおいて著者は「読者に紹介すべき怪異は語り尽くした」旨を述べている。さすれば未だ完結をみていない物語の続編が「拝み屋怪談」シリーズの完結編となるのではないだろうか。例えば、著者を守るために白無垢の造り神と一体化したタルパたるもののその後、そして都内西部の巨大な屋敷を舞台にした乾坤一擲の大勝負、これらがあたかも本著では既に終わったこととして語られていること。その結果としての著者自身の体調と能力の復調なのではないだろうか。 加えて、かつての相談者にして現在は協力者となっている(ま)の存在、そして不測の事態に備えてぬいぐるみに念を込めたものの正体、とくれば否応なく期待は高まる。 既に二年半、新刊が出る度に事の成り行きの欠片を探してきたのだ、これらを語られずして、物語の完結を見ずにして「拝み屋怪談」シリーズを終えては欲しくは無い、というのが個人的な切なる願いである。 本著についての評価は星3つ、加えて完結編への期待をこめて星一つ追加する。 | ||||
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何より体調が良くなって来たことが喜ばしい。と言うことはあの白無垢の件もクリアーされたと見ることができる。私が今まで読んできた感じではあの白無垢が悪さをして来たんではないかなと。それをあの娘がギリギリのところで食い止めていたと思うが徐々に筆者の身体を蝕んでいた、また副次的効果として能力まで失われると言う惨状。しかしこの本は回復途上と言いつつ魔祓いどころか焼肉まで貪る有様で、内容としては表現力構成力が以前よりも更に洗練されて来ている。読み返しながらも他の作家にはちょっと真似出来ないレベルかなと思う。そしてあの刀が出て来たことが伏線として想像を掻き立ててくれる。まだ終わってない…この言葉の発信者の姿を頭に浮かべながら、ハラワタの真の意味を理解して驚愕させられると言うとんでも無く面白い本でした。 | ||||
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タイトル通りです。おっ流行りの〇〇ものか?しかし文章で〇〇描写ってかなり難しいよ(案の定読み飛ばした私)、ああっひょっとしてわざとかああ?、ってなりました。笑 あと、おっ今回の悪役はこいつか、いやそう思わせてこいつか?とか、考えるのも楽しかった。笑 さてこの本自体の感想ですが、前巻と同じく本当に読後感が良い。楽しく(怖く)読み終えました。 そしてやはりわたしは郷内さんの文章と言うか文体が凄く好みなんだなあと再確認。 真面目に怪奇を描写されている所や、怒りや醜さの感情を描写されている所は勿論ですが、挟まれる笑い所も凄く好き。 あまりに凝った会話や洒落た言動がフィクションみも感じさせるんですが、それは別に気にしないからいい。 (郷内さんの作品が全部フィクションでも気にしない派です。…とか言ってたら、この作品内でXにアカウントがあることが判明しました。え、実在してるんですか郷内さん、と逆に驚きました | ||||
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著者の本は全部買っている大ファンとして、前書きで拝み屋備忘録が本作で最後となるというのを読んで、しょんぼりしながら読み始めたが、点と点が繋がって線になる怪談はさすがである。 拝み屋家業は身体にこたえるようであるが、とにかく体調に気をつけて書くのをやめないで欲しい。 | ||||
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郷内心瞳先生、シリーズ完結本当にお疲れ様でした! 私は実話怪談の作家さんの中でも郷内先生の高い文章力と登場人物たちが織り成す世界観、拝み屋さんとしての独自の視点で繰り広げられる物語が大好きでした。 拝み屋備忘録が今作で終了してしまうことを知った今、本当に寂しい気持ちです。 ですが、先生が持病をお持ちの中、今まで執筆を続けてくださったことを考えると、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。 でもこれでお別れじゃないですよね ?きっときっと。 いつか出る次回作を楽しみにしています!! 先生の紡ぐ言葉が、また私を新しい世界へ連れて行ってくれることを願い心待ちにしております! どうかそれまでお身体ご自愛ください。 また、新たなシリーズでお会いできる日を願って。 ひとまず本当にお疲れ様でした!! (今作もとっても怖かったです。 自分にはこんな怪異が降りかかる日が来ないことを願うばかりです。) | ||||
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