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(短編集)

拝み屋怪談 来たるべき災禍



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【この小説が収録されている参考書籍】
拝み屋怪談 来たるべき災禍 (角川ホラー文庫)

拝み屋怪談 来たるべき災禍の評価: 3.38/5点 レビュー 40件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 1~20 1/2ページ
12>>
No.40:
(5pt)

読むのが苦しいけど、読めば壊れた母様の家の感動がひとしお

壊れた母様の家(陽)の終盤で仰ってるとおり、「自分の内面を書いた」作品なので、花嫁の家みたいな怖さや恐ろしさを求めて読むと期待外れなんだと思う。
私も、ひたすら弱った男の人の胸の内を読み続けるのめちゃめちゃしんどかった!本人は弱ってるから思考や発言が後ろ向きで湿ってるし…

でも!この作品を最後まで読んでおくと、壊れた母様の家(陰)(陽)を読み終えたときの感動…胸の奥を掴まれる感じ?読者の加奈江への気持ちが、より切実さを帯びると思うので!
加奈江だけじゃなく、この中に出てくる他のたくさんのお話の中にも、壊れた母様の家に収束していく要素がたくさんある。

もう少し歳をとってから読むと、加奈江と郷内さんのことがよく分かるのかなぁ…
拝み屋怪談 来たるべき災禍 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:拝み屋怪談 来たるべき災禍 (角川ホラー文庫)より
4041056055
No.39:
(3pt)

好き嫌いがわかれそう

ネタバレ?含む可能性ありです。

同作者の「花嫁の家」を読んで面白かったので「拝み屋怪談始末」を読んでみたところ、桐島加奈絵の話が物凄く気になったのでその続きが読みたく本書に手を出しました。
が、怖くもなんともないどころか、失礼を承知でいうなら怪談始末の桐島加奈絵の話がブチ壊しというか、本書を読まずに怪談始末の話で止めておいたほうが良かったとおもいました。
さらに失礼極まりないのですが、途中から統合失調症の方が妄想を最大限に膨らませて壮大な物語に仕立てた様にしか思えず、これを「実話」といわれると、、、うーん。
まあ「当の本人の頭の中では」実話なんでしょうけど、、、という感じでした。

桐島加奈絵が何者なのか気になって最後まで読んだので、つまんない、とは思いませんでしたが、後半で大いにズッコケた感はあります。

こういう世界観が好きな方には刺さるのかもしれませんが、私には向いてませんでした。
他の著書も読んでみたいという思いはあるのですが、今後この作者の「実話」にどこまで付いていけるか、自信はなくなりました。
拝み屋怪談 来たるべき災禍 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:拝み屋怪談 来たるべき災禍 (角川ホラー文庫)より
4041056055
No.38:
(3pt)

イマジナリーフレンドが肉体を持ったら?

どちらかというと中高生向けのライトノベル感のある題材だが、少年時代の思い出とラップすることで、少しセンチメンタルな感情を想起させる内容でした。
事件から解決まで内省的なので、スケールがあまり横に膨らまなかったのが残念。
キングのITやスタンドバイミーが連想された作品でした。
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4041056055
No.37:
(5pt)

毎度、他のホラー小説とは違い迫力が凄まじいです

郷内さんの作品はこれで4冊目ですがハズレなしです。ご自身が拝み屋をされていてその経験から書かれているためかいつも臨場感がすごいです。最近、量産されているほんわりした実話怪談や明らかに創作のホラー小説とは凄まじさが違うというか。今回も結局止まらなくなってぶっ通しで読んでしまいました。

今までの作品同様、郷内さん自身の体験と持ち込まれた相談事が交互に語られるスタイルです。
子供の頃、いじめられていた郷内さんが心の中の逃避場所にしていた熱帯魚の水槽がある部屋、何十年もたって大人になってから心が弱っている時に、そこで仲良くしていた少女が町で実体化しているのを見てしまった・・しかも何か害をなす凶悪な者となって。
郷内さんの体験がすべて実際にあったことなのか、それとも盛ってあるのかはわかりません。自分には霊感というものがまったくないので半信半疑ではありますが、本当にこんな怪異が起きるなら恐ろしいことだと思います。常人なら精神に異常をきたしても無理ないでしょう。読んでいると、見える人はまったく別の世界、別次元で生きているのではと思えるほどです。見えないというのはある意味、平々凡々、平穏でありがたいことなのかもしれません。

怖い話はたくさん出版されていますが、長編で最後まで緊張感を切らさず、これだけのものが書けるというのはすごいと思います。しかも質が落ちません。海外のホラー作家で大家がいますがそれに匹敵するのでは。
一度見た「拝み屋怪談」というドラマDVDの原作はこれだったと思うので、そちらももう一度見てみようと思います。
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4041056055
No.36:
(1pt)

他の本はともかくこの本はいりませんよ。

まず。
新刊なのか古本なのかわかりませんが、長いこと輪ゴムでくくっていた様子で輪ゴムが劣化して本の表紙にこびりついていました。
いろいろとやってみましたが輪ゴムのあとがとれず、ゴキブリの糞が染みてるような感じが嫌で嫌で仕方ありません。
でも返すのも面倒だったのでそのままにしました。
そして、この郷内さんという著書はしつこく同じ事を何冊にもまたぎ書いています。
来るべき災渦という本は内容のほとんどが他の本でも書いてあること。怪奇の話を読みたいのなら違う人をおすすめします。
本が傷んでいるのを我慢せず返品すればよかったなぁと悔やんでも悔やみきれません。

☆をつけなければいけなかったので1つつけましたが、
本来なら無星です。
価値がありません。
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4041056055
No.35:
(2pt)

長編で難しい表現あり。

今までの作品が怖く、面白かったので購入しました❗️
本作は著者が長年悩まされた、得体の知れない少女に関する長編になっています。
私の理解力が足らないせいもあるのですが、いままでの作品に比べて、難しい言葉や表現が、多々あります
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4041056055
No.34:
(5pt)

また読みたくなりました

前にも1度読みましたが、また読みたくなりました。桐島加奈江の話は現実離れしていてとても不思議でなりません。郷内さんの実態験だというのに…。結構好きというのも変ですが読みたくなってしまう1冊です。
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4041056055
No.33:
(5pt)

本筋の途中で挿入される依頼者の話が怖すぎ

霊媒師・文江さんの話、殺す準備をしてる巫女の話、脳の花を開いた女の話が怖かったです。

「異話」から「オルフェウス」へと続く展開には唸ってしまいました。
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No.32:
(5pt)

だが…

焼き直しは確かにあった。
だが、終わり方はかけがえの無いものだったように感じる。
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4041056055
No.31:
(1pt)

クライマックスは何かのパターンを踏襲したような感じ

正直言うとラストにがっかりでした。
途中までは郷内さんが精神的に追い詰められていく描写の臨場感にドキドキしていたのですが、解決方法が追い詰められて最終決戦、一回限りの新たな力に目覚めて・・・
なにこれ?なんかのヒーロー物?って感じで・・・

しかも、作中最後の敵に対しても同じやり方で勝利って・・・

これはかなり中二病的な妄想(フィクション)だな~としか思えなかったです。
そりゃ~真偽は解りません。
作者が「これは実話です」といわれたらそれまでですが。

『怪談始末』
『花嫁の家』
『禁忌を書く』
『逆さ稲荷』と読んできたのですが、ここにきての失速感はやるせないですね。
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4041056055
No.30:
(5pt)

驚くべき筆力!

ちょうど1年前の8月に購入して(たくさんの本が積読。ジョギングに余暇を取られるのです。)今(8月)読み終えた本作、実話怪談の範疇を遥かに超えていると思いました。
なんの根拠もなく本能的に、夢野久作の「ドグラマグラ」、ドストエフスキーの「地下生活者の手記」を尾も出してしまいました。
怪異と幻想、狂気と正気、夢と現実が大気の対流のごとくに蠢く。
そして、ある種ビカレスクロマン的ビルドゥングスロマンでもあり、筆者の「生涯(半生)にわたる阿修羅として」としての闘争記でもあります。
まったくもって、拝み屋さん&怪奇実話作家という括りでは語れない、天才、異才だと思います。
この方の本は何冊か読んできましたが、今回ばかりは脱帽です。
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No.29:
(1pt)

他人の語る怖い夢物語?…的な?

作者の長くも苦しい恐怖恐怖を語る本なのですが、現実味が無く、本人でないと分からない怖さで語られているように思えます。何故そんなに怖いのかが分からないのです。恐怖の説明が難しく、正直理解していくのが面倒ですが、何度も同じように語られます。何処が怖い事なのか分からないのに、何度も回想の如く。もし、これが現実ならば、何と恐ろしい!いや、これは現実なのだ。と言う、実話怪談らしい、実話の恐怖が感じられませんでした。
怖い怖いと叫んでいる人を前に、意味も分からず首を傾げ、ついには「あー、もう、うるせぇ!黙れ!!」と返してしまいそうになりました。作者の恐怖が実話恐怖として、背後に感じられなかった残念な本だったと思います。
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No.28:
(4pt)

愛憎を感じるものからの自立

自分で作りだし、頼り、愛し、愛され、憎まれ、憎み、そういうものとどう付き合うか。それからどう自立するか。加奈江でなくても、考えてみれば、勝手に作り出した親という像もそういう存在かもしれないし、子供のころいた想像上のお友達もそうかもしれない。そのような親や想像友達が、怖い存在となって夢で出てくることがあるだろう。それは自立のサイン。大阪でのシーンなど荒唐無稽と言えばそのとおりだが、疲弊しもうろうとしたなか、そういう白昼夢をみることはあるだろう。怪談ではあるが、自我形成の物語かも。でも、髪の毛という客観的証拠があったのだっけ・・・
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4041056055
No.27:
(5pt)

万華鏡写輪眼発動!

最終章はバトル漫画のようでした。ラスボスは人間が作り出した 醜悪な呪い箱! 決着後、去り際に 呪いの被害者の男に言ったセリフ『身近にいる人ほど、大事にしてやりな。』カッコ良すぎます! 

集団無視で地獄の日々を過ごし、限界に達した主人公に 『かわいい熱帯魚だね』と言って現れた加奈江の最期を考えると とても胸が痛みますね。
今後、絶体絶命の危機に成長した加奈江がもしかしたら…
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4041056055
No.26:
(5pt)

私は気に入りました(若干ネタバレ)

書店にて購入。
郷内さんの作品は「拝み屋怪談 逆さ稲荷」→「拝み屋怪談 禁忌を書く」→本書なので、時系列バラバラで読んだので、最初桐島加奈江のことがさっぱり理解できず、これは創作怪談なのか?著者の子供の頃に見た空想上の友達の話(日記)なのか?と困惑。
おまけに現実世界に具現化してからはモンスターもののテイストになり余計に理解が追いつかなくなりました。
一体何が著者の身に起こっているのか、これは著者の妄想なのか現実なのか・・・。
また、著者の書き方も時系列が飛び飛びで話が行ったり戻ったり、展開が読み取れず、結論になかなか辿り着けず、大変ヤキモキさせられました。(これは私の読解力の無さが原因かも知れません。)
しかし、気がつけば作品に惹き込まれ、通勤・帰宅時に少しづつですが読み進め読了。
途中加奈江の正体に薄々気が付き、悪態や行動の裏に何か強い愛情やそれ故の執着を感じ、だんだんと加奈江と著者の行く末が気に成りました。
そして「最後」は唐突に訪れます。あまりにあっけなくあまりに悲しい・・・。
結果として、私は本書が大変お気に入りです。ぜひ映画化もしくは映像化して頂きたいです。もちろん脚本と映像表現は難しいでしょうが。
とにかく、普通のモンスターホラー物として読み進めるのが良いかと思います。
ちゃんと怪談でしたよ。良書です。
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4041056055
No.25:
(1pt)

オススメはしません。期待ハズレ

これは、だいぶんアタマが疲れる本でした。怪談実話が好きで、作者の本を数冊購入しましたが、この本は、正直めんへらだなと、思いました。中学生の時に辛い思いをされて、病んでいたんでしょうね。
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4041056055
No.24:
(1pt)

がっかり!

拝み屋シリーズはとても楽しく拝読させて頂いていました。が、今回は今迄の『加奈江』のおさらい(読んだ事がある話ばかり)、夢に妄想と空想ばかりの話で読むのが苦痛でした。怪談らしい怪談もなく、初めて買って後悔しました。中古で安く手に入るなら良いですが、新品で買ってまで読む事はオススメ出来ません。
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4041056055
No.23:
(1pt)

だんだん読むのがつらくなる

拝み屋シリーズ毎回楽しみにしていますが、さすがにカナエの話はもういい。引き摺りすぎと思います。いつもは実話ながらもミステリー小説のように先が気になってぐいぐい読み進めていくのですが、今回ばかりは結末を見届けなくてもいいかなという気持ちになり、途中でぷつんと糸が切れてしまった。怪談本の中では表現もうまくて、読んでてこの文いいなというのはあるのですが、ちょっと自分(と文)に酔いすぎている感じが鼻につく感もなきにしもあらず。でも実話としては興味深い話ばかりなので、次も郷内さんの本が出れば読みます。
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No.22:
(4pt)

思いがけず良い本でした

ホラーとしてはやや弱かったけど、ひとりの拝み屋さんの誠実なエッセイとして、魂の遍歴、成長の記録として、すごく良い本だと思いました。

あの少女との対決物語は、ユング風に言えば、アニマとシャドウが混ざった存在として読めば、じつは誰にでも起きている話でもある。
災禍としか思えなかった友人や、厄介な恋人の存在が、じつは自分の魂の分身であり、それらとじっくり向きあうことで、じつは災禍ではなく、自分を成長させてくれる存在だった、という話は、かなり普遍的なもの。
ただし常人の場合は、夢のなかでそういう存在に繰り返し出会うことで心が成熟していく。あるいは、現実の友人や恋人に投影して、相手に迷惑をかけたり、かけられたり、悩んだり苦しんだりしながら精神が成熟していくものなんだけど、この著者の場合は、いきなり魂の次元でそれをやってしまっているようだ。これはかなり危険なことで、ほんとうに狂ってしまったり、廃人になることもある。だから著者の迷いや苦しみはよく分かる。
そういった内面のドラマが、特異な拝み屋さんの視点から、まったく誠実に、繊細に記録されている。

それからとくに、はっとさせられたのは、著者の健全さ。
拝み屋さんという仕事をなさっておられるにもかかわらず、きちんと現実を大切になさっておられる姿に、教えられるものがありました。
たとえば、なにか現実を超えた力で、ちゃっかり得としようとか、幸運ばかりを手に入れようとか、そういう方向は微塵もみられない。
なにより人間として真っ当であろうとする精神に、じつに敬服しました。

……というか、これがおそらく、郷内心瞳という人物の「かなめ」なのだろうと思いました。

まず、この「誠実さ・健全さ」がなければ、あの災禍は乗り切れなかったということ。そうでなければ廃人になっていたでしょう。それから、たいせつな伴侶がいるということ。それもたいへん重要なはずです。

そして、ここからは勝手な想像ですが、その健全さを武器に、著者は自分の魂を救おうとしているのではないか。「拝み屋」という職業を通じて、著者は生来の「見えてしまう」そして「やっかいな問題に巻き込まれてしまっている」自分を、まったくそういうものとは関係のない、平凡でかけがえのない自分、そして人生を、取り戻そうとしているのではないか。そんな気がしています。だからこそ、このような「魂の闘いと、その記録」を書き切ることができたのではないか。また、書かざるを得なかったのではないか。そう思います。

もしそうであるなら、いまから20年後くらいに、またこの問題を書いてみてほしいですね。もっと上手に、混乱のない書き方ができるはずですし、おそらくその文章は、多くのひとを救うと思います。
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4041056055
No.21:
(4pt)

まあこれはこれで

確かに他のレビュアーさんたちが言っているようにこの作品はちょっと…でしたが、そもそも話のほとんどがあの少女に関する回想や考察やらなので内容の表現としてはどうしてもあんな感じになってしまうのも当然と言えば当然で、読んでる最中飛ばし飛ばしにしたページもありましたが、読み終えた感想、べつに読まなかったら良かったとかは一切思いませんでした。これはこれかなと。逆に、むしろああいう表現でしか伝えられない事なのかなと。精神世界の表現だから仕方ないですね。花嫁とか始末とかの方が断然面白かったですが。買って損したとかは一切思いませんでした。ただこの郷内さん、体とか精神大丈夫なのかなとファンだから心配してしまいます。これからも応援してます。
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4041056055

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