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夜葬



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜葬 (角川ホラー文庫)

夜葬の評価: 5.00/10点 レビュー 2件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

夜葬の感想

日本ホラー小説大賞読者賞。
科学が発達した現代において、ホラー小説の怖さや面白さをどのように表現するか気になる所。受賞作品なのと本屋で目に留まったので手に取りました。本書は現代要素のスマホ、アプリと、『リング』をリスペクトしたと感じる「呪いの本」を用いた現代と旧世代のハイブリットを感じる作品でした。

呪いの本に触れると、顔をくり貫く「どんぶりさん」に襲われる。
「どんぶりさん」という名称の語感の良さ、顔をくり貫く気持ち悪さ、スマホに着信通知されるタイムリミット感など、設定はとても良かったです。が、文章や会話文が軽いのが難点。若者口語体なのでオドロオドロしさや緊張感が感じられません。せっかくの「どんぶりさん」の不気味さに対しての緊張感がないので行動や場面がギャグやジョークのようにも感じてしまった次第。

ホラー特有の得体の知れない何かが人外の言葉で喋るという不気味な表現をアプリ通知の文字化けで現していますが、雰囲気が軽いので不気味に見えない。送信者が文字コードをミスったバグかなーとかそんな風に思ってしまった時点で作品にのめり込めていない気持ちになりました。

egut
T4OQ1KM0
No.1:
(7pt)

呪いの本

これぞザ・ホラー!『リング』が呪いのビデオなら、こちらは呪いの本。本を自分が開けると、文字化けした文字が送られてきて、それを読むと目的地に設定され、更にスマホの行き先ナビが起動。何者かが自分に向かって近づいてくるというもの。この近づいてくる感がコワイ。怖いけど先が気になり、一気に読了してしまいました。映像化で見てみたい作品です。

タッキー
KURC2DIQ

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