予測不能な神業トリックを暴くのは、犯罪資料館の美人館長・緋色冴子。驚愕の推理力で、助手の聡と難事件に挑む。

之島のホテルで梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺と断定。

未踏峰への夢を息子に託す登山家の狩義之は、後援をやめると言う会社重役を撲殺、登り慣れた山で偽装工作を図る(「未完の頂上(ピーク)」)。

連続殺人に挑むのはミステリー読みのプロたち――。

銃撃を受けて負傷した警視庁捜査一課の鬼警部補・須藤友三は、リハビリも兼ねて、容疑者のペットを保護する警視庁総務部総務課“動植物管理係”に配属された。

九月の朝、風ヶ丘図書館の開架エリアで死体が発見された。被害者は常連利用者の男子大学生。

山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。

「人間の視点で物を考えないでください」動物オタクの天然系巡査・薄圭子のアニマル推理が大爆発!ペンギン、ヤギ、サル、ヨウム…現場に残されたペットの生態から、常識はずれの発想で真犯人をあぶり出す。

目覚めたら、記憶がなかった。持っていた身分証と部屋に入ってきた男によると、私はこの警察署の署長らしい。

妹を守るため、僕は探偵になった。

天才的技倆を持った漫画家と彼女を潰しにかかる出版社の辣腕営業部長、もとは同人誌で合作していた二人が不幸な結末を迎える「禁断の筋書」、ヤクザが仲間割れのあげく相討ちしたように偽装された殺害現場に佇んでいた栗山比奈が目撃証言を拒む理由とは……「少女の沈黙」、息

市立高校に入学したばかりの頃は、こんなにも不可思議な事件に巻き込まれて、波瀾万丈な学園生活を送るとは、僕は想像だにしていなかった――。

第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。

【第２９回　山本周五郎賞受賞作】 善意は、悪意より恐ろしい。

オフィス・カメレオン―対象は生物、非生物を問わず。

元銀幕の大スター・片桐大三郎(現芸能プロ社長)の趣味は、犯罪捜査に首を突っ込むこと。

県警本部より主席監察官来訪の報せに揺れる、田舎の刑事たち。

「お馬鹿ファンタジスタ」「ネジの抜け落ちた規格外の頭脳を太い鉄筋でつなぎとめている男」……。

遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きた。

不審死や迷宮入りした事件、事故などを科学的に解明すべく設けられた警視庁行動科学課。

正義感を発揮するあまり組織の枠をはみ出してしまう文科省新米女性一般職・水鏡瑞希(みかがみみずき)。

果てしない未来と、果てしない不安。甘いお菓子が、必要だ。

累計15万部突破の人気シリーズ、最新刊! 相手のしぐさから嘘を見破る美人取調官・楯岡絵麻が後輩の西野とともに、新たな敵に挑みます。

中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。

百年続いた写真館の館主、祖母・西浦富士子の遺品を整理するために、桂木繭は江ノ島を訪れた。

女刑事の理恩には問題が多い。減らず口を叩いたり、食い意地が張っていたり、すぐ迷子になったり。

嘘を見抜く名人は刃物男騒動に、演説の達人は「幻の女」探し、精確な体内時計を持つ女は謎の招待券の真意を追う。

「蒲田署内で拳銃自殺だ」。遺体は強姦痴漢事件の犯人を追いつめていた腕利きの巡査部長。

ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。

祖母の蔵書に挟まっていた一通の手紙。宛名はヒッチコック。

東京都西多摩で、男性のバラバラ死体が発見される。岩楯警部補は、山岳救助隊員の牛久と捜査に加わった。

新興宗教団体にかかわる事件で警視庁が緊張に包まれる中、都内近郊ではスズメバチが人を襲う事故が連続して発生。

助言あり〼(ます)――。スーパーの駐車場で“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。

警察の警察――監察。

ひとり、入ったら、ひとり、消える―。年金生活の貧困シニアが入居する「加賀美荘」は「殺人アパート」だと囁かれていた―。

部下の白石の無能ぶりに卒倒し、病院に運ばれた黒川刑事。

彼の名は黒川鈴木。姓名どちらも姓に見えるという点で、まあ珍名の部類に入る。

野生のサルの被害が問題になり、変人学者の主張でサル対策を警察が主動しなければならなくなった。

雪のクリスマス・イヴ、霞が関。3人のテロリストが、内務省本省庁舎を占拠する!脱出も救出も、絶対に不可能。

ミステリ作家を目指す日比谷研介は神保町すずらん通りの「ベルサイユ書房」でアルバイトを始めた。

顔も声も自分と瓜二つ。人間性は最低。

惨殺された若き資産家の喉には可憐な花が活けられ、その妻は行方をくらました。

「安全地区」に指定された仙台を取り締まる「平和警察」。

国内篇2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、編集者から海外旅行特集の協力を頼まれ、事前調査のためネパールに向かう。

「援交探偵」上木らいちの元に、名門企業の社長から「メイドとして雇いたい」という手紙が届く。

警視庁=通称・桜田門に勤める久米川さくらは、ドジでちょっぴり腹黒な事務職員。

姉を見殺しにされ天涯孤独となった青年。愛弟子の企てに気づいたとき、湯川がとった驚愕の行動とは。

書店員は超多忙。

アポロンのように美しい少年、と噂される連続通り魔事件の容疑者。お笑い芸人志望の若者達の悲劇。

音楽学科の学生選抜コンサートの会場となるはずだった、大ホールのステージを泡だらけにした犯人は誰か? そしてその理由とは? 爽やかな余韻が残る表題作ほか、聴き屋だからこそ真相に気づけなかったエピソードを描く「恋の仮病」、美少年タレントの謎の行動の理由を探る「

時を重ねて変わらぬ本への想い……《私》は作家の創作の謎を探り行く――。

大銀行の地下金庫から、トンネルを掘って金貨を盗み出そうとした「赤毛組合」事件。

埼玉県の片田舎・神室町に幼稚園教諭として赴任した喜多嶋凛。

1944年6月6日、ノルマンディーが僕らの初陣だった。

一九九一年四月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。