大学の写真部に所属している佐古川綾子が撮った1枚の写真の中に、写真部顧問・衣笠教授の行方不明だった息子が写っていた。

ラテン語で書かれた日記に手がかりが!?ベテラン警部の入江は、少女と出会い、失踪した彼女の父の行方探しに乗り出した。

売れないシナリオライターだった大多の毎日は、人気女優あやめの主演ドラマを手掛けることで、一転する。

名家・篠崎家の三姉妹に兄のような存在として受け入れられている長女の婚約者・金井。

別荘で幼い弟と留守番していた中学生のしのぶは、夜中に侵入した人間を誤って殺してしまった。

二年前に“男と心中する"と手紙を残して失踪した母。

パパは手配中の逃亡犯、ママは恋人と駆け落ち。

佑香は28歳のバリバリ働くOL。いつものように泥酔して起きた朝、見ず知らずの小学6年生「今野あやめ」になっていた。

パパは会社の罪をかぶって逃亡中。

ひょんなことから、三億円を盗み、分け合うことになった男女五人。共犯関係の彼らは、しかし互いの名前さえ知らない―。

才能溢れる若きスター・五代ユリのマネージャーとなった水田。

地味なOL生活を送っていた七代が、ついに出会った理想の男性、安人。

社長から休暇取得を厳命された爽香は、部下のあやめたちと温泉旅行の計画を立てる。そんな折、恩師・河村布子から相談が。

水上碧の通う学園の保健室に早乙女俊子が赴任してきた。

国会議員のスキャンダルを追っていた松橋泉は、身に覚えのない殺人容疑で逮捕されてしまう。

北風の冷たい夜。柴田秀直は、リストラされたことを家族に告げる勇気が出ず、居酒屋で飲んだくれていた。

宇野警部は、永井夕子と待ち合わせをした洋食屋で、夕子の高校時代の友人・寺前咲と出会う。「手書きのラブレターが来るんです。

大金持ちの若くて美しい未亡人が「夫を殺した」証拠を掴む、というのが、失業中の元刑事・並木が引き受けた大仕事。

閉館日が近づく映画館で『吸血鬼もの』の映画を見ていたエリカは、妙な冷気を感じる。

警視庁捜査一課きっての敏腕警部・大谷努は三十代半ばのスマートな二枚目だが強度のマザコン。

9月。台風が近づいてきている中、山間の町に住む高校2年生の須川安奈は、母とともに体育館へ避難する。

祖父の臨終の際、孫娘の有紀子は「決して弾いてはならない」という「送別のソナタ」と題する楽譜を託される。

警察から逃げている犯罪者、借金取りに追われている保険外交員、少女を襲いかけた男、会社の金を横領したサラリーマン。

深夜、自宅の電話が鳴った。「今、踏み切りのそばなの。

「杉原爽香の娘を殺して」夜明け前の公園で交わされた契約が、危険な事件の連鎖を誘い込む。

十歳のときに行方不明になった亜紀子が、28年たって死体で発見された。

榎本悦子は23歳の新米編集者。入社してすぐにまかされた初仕事が作家・赤川次郎の連載小説担当だった。

ハネムーンから戻って来たばかりの保科伸子を待っていたのは、父親からの突然の告白だった。

出所不明の1億円、謎の組織の暗躍……。 都知事選にまつわる陰謀とは―。

佐々本家の長女・綾子は泥酔したバイト先のチーフ・松木を自宅に送り届けた……はずだった。

200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。

修学旅行帰りの事故から暴かれる人々の愛憎と嘘。悪意の手は母が娘のために封印した過去の秘密にも忍び寄る。

【殺人を見に来ないか？】物騒な言葉の殺人予告!?　新婚の夫婦が初夜を過すと、翌朝にはどちらかが死んでいるという伝説がある花嫁の旧家。

もし、私の声が母に似ていなかったら、何も起こらなかったかもしれない。でも、そんなことを今さら言ってみても仕方がない。

正義の味方、図書館を駆ける!―公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として『メディア良化法』が成立・施行された現代。

女子大生の塚川亜由美は、親友の聡子と温泉へ!そこで出会ったのは、聡子の親戚の朱美と、訳アリ恋人の河本だった。

静かな入江にある“ホテル犬丸”に休暇を楽しみにきた佐々本三姉妹―綾子、夕里子、珠美。

小さな雑貨卸売会社に勤める28歳の会社員。毎日、目の回るような忙しさだが、その奇妙な電話は、仕事中にかかってきた。

母親が愛人の首を切り落とした現場を目撃してしまった今村まどか。

17歳の星叶は、演劇愛好会の夏合宿の帰り道、山中でひっそりと暮らす母・泉と再会する。

寝る場所を求めて深夜の街をさまよっていた植草治夫は、オフィスビルに次々に女が入っていくのを見る。

漫画家を目指す十七歳の女子高生・岡本聡美は、夏休みに、養成学校の研修「あなたも漫画家になれる!」に参加することに。

赤川作品を代表する大人気ミステリー最新刊

あの人、死のうとしている―。

旅行帰りに忽然と消えた妻、妹の霊を売り込みにきた男、シナリオ自身が勝手にセリフを直してしまう撮影現場…“幽霊と話せる”名物バスガイド・町田藍が警察や司法の力では解決できない謎に立ち向かう!人気シリーズ第7巻。

大晦日に開かれるクラシック・コンサートの手伝いをすることとなった杉原爽香。

因縁めいたつながりのある人々が集った“高原ホテル”。法廷で決定的な証言をし無罪をもたらした女性と結婚した千葉。

お前は今日から川中歩美だ―少年院を出たその日から、私は財閥令嬢の身代わりとなった。

着々と仕事を進める爽香の前にトラブルは絶えない!都市開発を主導する大企業が抱える複雑な事情。

謎の人物により呼び集められた三人の男女｡他人同士の彼らへの依頼は､「仮面の家族」となり､湖畔のロッジ〈霧〉で一カ月を過ごすこと！　仮面の下の真相をホームズたちが追う､シリーズ第38弾!

結婚式で花嫁の誘拐事件が発生。

「月にいくらなら承知する?」水畑と待ち合わせていたパーラーで、女子大生の亜由美は愛人契約の現場を目撃する。

両親が同時に家出をして「子子家庭」になってしまった坂部家の大黒柱は、小学六年生にして主婦役をつとめる律子。

爽香の新たな仕事は経営不振に陥ったショッピングモールの再建。

人気絶頂アイドルグループのコンサート会場で女子高生が刺殺された。被害者の手には、メンバーの携帯番号が。

荒んだ心を抱いた16歳の少女は、展望台で出会った家族に、記念写真の撮影を頼まれる。