台風の目の少女たち
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台風の目の少女たちの総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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赤川作品の中では比較的ユーモアは抑え気味。しかしこの避難所はドロドロした空気になっていそうだ・・・(^^: | ||||
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ご都合主義のかたまりの様な雅美というキャラが、何が何だかわからない。 そもそも年下の彼女がいるのに浮気するような男にあそこまで入れ込むのも不可解だし、 自分が煽てたせいで父親を亡くした息子に何の感情も見せず、それどころか彼が殺されると「これで良かった」と片付ける。 恐らく作者は、彼女を「主人公が彼氏を寝取られても仕方ないと納得できるほど魅力的なヒロイン」として描いているつもりなんだろうが、恋人のいる男に手を出している時点で魅力も何もありません。 赤川作品には有能すぎる女性キャラがしょっちゅう出てくるが、こいつは魅力的どころか不快なだけだった。 | ||||
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台風で雨と土砂崩れ。 体育館に避難した人達の間の軋轢と, 殺人事件と事故死。 お葬式まで出せとはいいませんが, それぞれの方の死について, もう少し事後報告があってもいいと思いました。 連載では尺(紙幅)の都合で,書けなかったことを, 文庫の時に書き足してもらえると嬉しかった。 余韻を読者にまかせる手法は理解できますが,,, | ||||
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正直大きな期待はしていませんでしたが、この作者特有の会話が3割強を占める内容のため読みやすかったです(以前に読んだ“夜”に比べると相当小粒ですが)。 今までの作品では必ず我儘で甘ったれな女が多かったのに対し、この作品の恋敵の雅美は大変魅力的。彼女をメインヒロインと間違える人も多いのでは? ラストは邪魔な人達(麻美、拓郎、本間、金原、由加)がいなくなり、父親(須川)も改心して見事なハッピーエンド。 医師の遠藤先生も途中から出てきて見事な御活躍。 楽しい作品でしたが、疑問もいくつか。本間の妻は前半あれだけうるさかったのに後半は出番無し。恵子に対し良くも悪くも何も言うことは無いの? 恵子のお父さんは由加を殺そうとして逆に殺されたのか? 由加もいなくなったので謎のまま。見事にほったらかしです。 長文になり失礼しました。 | ||||
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台風に襲われた恐怖の一夜における人々の悲喜こもごもを描いてゆきます。 こうした非常時にこそ、日頃は目に見えない他人の顔や自分自身の本当の心が、見えてきます。 一夜のうちに起こる様々な出来事が、小さな山村の「日常」に隠された裏面を見せてくれます。 この本で、何よりも救われた気持ちにしてくれるのは、この異常な「一夜」の後、新たな生活への一歩を踏み出してゆく所でしょう。 その意味でも、迷っている人を勇気づけてくれる一冊です。 | ||||
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