いつか他人になる日
- 社会派ミステリ (200)
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・オーケストラに熱い思い入れがあるのか、またかって感じで「オケってオーケストラのことです」って内容がある。何故毎回出す小説にオケを登場させるのか理解不能。 ・”苦笑した”ってのも他の作品ほどではないですが、決まり文句みたいにやたらでてきて、目ざわり。毎回その語句が出るたびに小説の世界観から戻され「またか」って思ってしまう。 ・”●●とはこういうものだ。”という断言文が多い。本当にその物事を調べたうえで書いているのか疑わしい。 ・(重松清さんの小説読み終えた後だったからかもしれませんが)会話の内容からして、男女の区別はあるものの、男性の区別というか、登場する人格がみんな個性がなく、一緒にみえる。なにか不都合があると、どの男も「畜生!~」 ・分厚い本のわりに、内容薄かったです。 | ||||
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とても綺麗な状態だったので、驚きでした!これで、1円?だなんて うそみたいです!また、利用したいです。 | ||||
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三億円を共犯して盗んだ五人。果たして彼らに罰は下るのか。 赤川版罪と罰? 「そして誰もいなくなった」も思わせます。主人公の早坂さん、格好よすぎ。 ああ、読んでよかった−−−! 話がどんどん広がっていって、人間関係が錯綜していくので、頭の中が記憶とパズルで大忙しになります。 これが赤川作品の醍醐味だと思います。「ふたり」のようなシンプルな話も好きですが、こちら系も好きです。 ひとつのネタで他のミステリ作品の1冊分はある。ちょっともったいない気もするけど、読者としてはお得感満載です! | ||||
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3億円を5人で強奪する。 誰も傷つけていないという事件。 実際には。 5人は、それぞれにまわりまわった関係で一カ所に引き寄せられて行く。 結果として、ひとり死に、2人死ぬ。 それぞれの子供達。 どう次の世代に伝えて行くのだろう。 赤川次郎にしてはめずらしく、すがすがしい社会派小説だ。 盗人猛々しいと思うか、盗人にも三分の魂と思うかによるかもしれません。 | ||||
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いろいろな事情を抱える5人の男女が、〈N電工〉から3億円を盗み出すことに成功します。 彼らは〈1号〉から〈5号〉の名で呼び合い、互いを知らないで盗みを実行しました。 そして、今日からは「赤の他人」を約して別れます。 それから5年。 事件の首謀者〈1号〉こと早坂のまわりでは、神の御わざかと思えるほどの偶然と言うには出来すぎの事件が多発します。 それは、〈2号〉から〈5号〉まで全員が彼の前に登場し、結果的に何らかの関係を持つことになります。 さて、3億円事件の決着及び5人の運命は?と言う物語です。 赤川作品の構成の大きな特徴の一つは、多数の登場人物が「大いなる偶然」によって引き寄せられ、「大きな渦」のような事件に巻き込まれてゆくことですが、本作品は、それを逆手に取ったと言うか、その「偶然」をメインに置いて、物語が出来上がっています。 登場人物たちは、良くも悪くも皆「人間らしさ」を持っています。 そして、主人公の早坂は、本当に「善人」で理想的な中年男性に描かれています。 従って、彼の周りに惹かれる女性も多いのですが、その「人の良さ」に様々な問題を持ち込む人も多いと言う設定になっています。 ここに、〈2号〉から〈5号〉が引き寄せられて、一堂に会する要因がある訳です。 もちろん、赤川作品らしく企業や財界及び政治の「悪」を描いていますが、それ以上に「やむにやまれぬ犯罪」を浮き彫りにしています。 そして、そんな「誰にも迷惑をかけていない」と言う前提の犯罪も、実はどこかで被害者を生み出していることを語りかけています。 「理解出来る犯罪はあっても、許される犯罪はない」と言うことでしょうか。 | ||||
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