君を送る
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最悪の状況と言うわけではないが物語は決してハッピーエンドでは締めくくられない。 しかしそれほど後味が悪い終わり方ではない。 むしろきっとこれからの人生は良い方向へ向かって行くんだろうなぁ…という希望が感じられる。 というのも主人公のOL石塚深雪が物語の中で成長し人間的に強くなっていく姿を目の当たりにしてきたから。 冒頭の記述 - 現実に、今、私の立場に立ってみないと、これがどんなに辛い事か分かりはしないだろうから… この最初の「事件」は比較的大した「辛い事」ではない。 しかしこの「辛い事」。肉体的ではない痛みが多くの登場人物にこれでもかと襲いかかってくる。 言葉に出せない心の痛みを決して派手ではない石塚深雪を通して感じる感情に多くの人が共感を抱くだろう。 そして救われるのは主人公、深雪の「優しさ」と「誠実さ」。 人生悪い事ばかりではない。 どんな状況にあっても「優しさ」と「誠実さ」を忘れず行動できる主人公にきっと日が当たる日が近いと思わせる。 しかしそこはあえて描かない。 読み手を選ぶ作品でもあるのだろう。 深く深く心に残る作品でした。 | ||||
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作品は主人公のOL女性の心の動きをいくつかの伏線を絡ませながら描いています。 会話文体も多く、平易にどんどん読めてしまいます。 個人的にはいくつかの問題がスカッと片付いた方が読後感は良いのですが…。現実には小説のように解決しない問題も多いのでしょうが、だからこそ小説では気持ち良く解決してほしいと思います。 | ||||
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解説や後書きの代わりに、奥菜恵と赤川次郎の対談を掲載しています。 物語は、石塚深雪という女性が新人の頃お世話になった上司が、 会社を辞職しようとして、歓迎会を開催しようという話です。 登場人物の家族を巻き込んで、さまざまな事件が起きます。 深雪のまっすぐな思いを理解してくれるのは、女性だけかもしれない。 主役のいない送別会。 会社の命運も危ういのでは。 ちょっと経過と結果が中途半端なような気がしました。 | ||||
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