発行日：1995年03月01日

出版社：新潮社

ページ数：197P

【あらすじ】

くびを宣告された部長の送別会を開こうと奔走する新米OL深雪。恩人の部長へのほのかな想いと、同僚の恋人との間で揺れる、ちょっぴり苦くて切ない奮戦記。胸の奥の大切なもの、それは誰にも渡せない。

発行日：1997年05月01日

出版社：新潮社

ページ数：397P

【あらすじ】

石塚深雪、23歳。OL生活も四年目を迎えた彼女の心の支えは、営業部長の矢沢晃二。新人の頃、ミスをした深雪を救ってくれたことがあったのだ。その矢沢がワンマン社長と対立して、突然辞職に追い込まれた。裏には何か事情があるようなのだが…。自分の立場を気にして動こうとしない男たちに愛想をつかした深雪は、一人で送別会を企画するが、事態は意外な方向へ進展して…。

発行日：2015年01月24日

出版社：KADOKAWA/角川書店

ページ数：422P

【あらすじ】

“染谷通商”の幹部会で社長の怒声が響き渡った。今年になって4人もの人物が辞めている。今日は、社長の提案した新規事業への参入に反対したとして、営業部長・矢沢の首が飛んだ。入社したころから世話になっていた深雪は、矢沢の送別会をやろうと決心する。社内の人たちに声をかけてみたものの、やはり前途多難で…。人間関係が複雑に絡まり合ったヒューマンドラマ。