校庭に、虹は落ちる



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    初公開日(参考)2002年07月
    分類

    長編小説

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    校庭に、虹は落ちる (新潮文庫)

    2004年06月27日 校庭に、虹は落ちる (新潮文庫)

    まさか、あんなことが起こるなんて思わなかった。あふれだす血、動かない体。信じたくなくて、認めたくなくて、私は時間を止めた。すべてが変わってしまう前の、幸せな時のままでいたくて―。「走ること」をかたくなに拒む高校生・朝野さつきの、いたいけな表情の裏に封印された恐怖。「学校」という閉鎖社会で、純粋さゆえに追いつめられ傷つけられる者たちの、せつなすぎる物語。 (「BOOK」データベースより)




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    No.7:
    (4pt)

    知恵

    赤川次郎さんの小説にはいつもくだらない人間が出てくる。そこから汲み取れることは、くだらない人間がこの世界にいるという事実と、くだらない人間にどう対処するかという知恵だ。
    校庭に、虹は落ちる (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:校庭に、虹は落ちる (新潮文庫)より
    4101327408
    No.6:
    (5pt)

    子ども向きだが

    校門圧死事件を取り扱った小説です。その事件を扱った本をすべて読んだあと,最後にこの本を読みました。ラストのまとめ方などが,「ちょっと子ども向きかな」と思えましたが,著者の明確な主張を,主要登場人物の畑山君が語ってくれます。「繰り返しちゃダメなんです」そこが感動的でした。学校とは,校則とは,教育とは・・と考えさせてくれる充分読み応えのある作品でした。
     過去から学び,繰り返されることのないことを願います。
    校庭に、虹は落ちる (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:校庭に、虹は落ちる (新潮文庫)より
    4101327408
    No.5:
    (5pt)

    (社会派+後ろ向き+前向き)÷3

    校門で学生を殺した教師、
    かってに責任を押し付ける教師、
    社会派小説かと思う題材がある反面、
    飲んだくれて金をせびる親など、後ろ向きの生活も描写する。
    それでいて、爽やかな方向へも向かう。

    赤川次郎の迷いが、筆に現れている。
    社会派小説だけにしたくない。
    後ろ向きだけにしたくない。
    それでも、前向きだけでは小説にならない。

    どうしたいのか。
    どうしてほしいのか。
    書き続けるという義務感なのだろうか。
    思いの丈を吐き出したいのだろうか。

    まだ赤川次郎の闇に迫れない。

    校庭に虹は落ちる
    走る男女。
    すがすがしいはずの運動少女が、嫉妬という壁にぶつかる。
    本当だろうか。
    女性が作者なら、こういう筋書きになるだろうか。
    栗本薫に書き直して欲しいと思った。
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    4101327408
    No.4:
    (3pt)

    学校という世界

    「学校」という誰もが必ず通る社会に出る前の子供たちの世界。

      過去の出来事のせいで「学校」でその日起こったことを次の日には忘れてしまう少女。過去に「学校」で教師に傷つけられた少年。

     命の大切さ、友情,恋愛など「学校」という世界はたくさんの思いを含んでいるのだと思わずにはいられません。物語に出てくる教師が完璧ではなく「人」であることが物語りに深みを出しているのが良かったです。
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    4101327408
    No.3:
    (2pt)

    もうひとひねりほしかった

    久々に赤川次郎の本を読みました。
    昔から赤川次郎はコミカルなものより、ちょっとワントーン落とした作品の方が好きだったので、この作品も手にとったんですが、ちょっと物足りなかったです。
    主人公のさつきは学校で起こることを忘れてしまう少女、どうしても走ることができない、そして記憶にも穴がある不思議な子。そして中学時代、教師にひどく傷つけられたことのある少年。この設定はおもしろかったのですが、後半にすすむに従って、なんだかちょっと説教ぽい部分が目についたというか、中学生日記みたいになってしまったというか。物語の筋やカラクリ的な部分も、特に斬新な部分や工夫があったわけじゃなく、あまり引き込まれなかったので、余計にそこが気になってしまったのかもしれません。
    あと、さつきと、さつきの恋敵由布、二人の少女の性格描写もいまいち納得いきませんでした。さつきは純情でけなげな子かと思えば、あっさり他に恋人がいる少年を誘惑してしまうし、由布は後半までキツい性格の悪役で描かれてるのに、あっさり最後にはいい娘になっちゃうし。
    無理やりすべてをハッピーエンドにしようとしてご都合主義になっちゃった気がします。「本当にそんなんでいいのか?」と思ってしまうラストでした。
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