【高橋克彦】
ドールズ 闇から覗く顔
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盛岡で古書店を営む結城恒一郎の姪・怜の意識の中には、交通事故をきっかけに甦った江戸時代の天才人形師・泉目吉が棲んでいる。
地球征服を狙う悪魔と超能力者との凄絶死闘東北でのUFO目撃事件を端緒に、超能力者霧神顕の活躍がはじまる。
岩手県盛岡市にある喫茶店、ドールズ。経営者の娘、月岡怜の身体には、江戸の名人形師・目吉で棲んでいる。
土地の記憶を読み取る霊能力者・火明継比古により、秋田県鹿角市の大湯ストーンサークルに残された太古の記憶が解き放たれる表題作ほか、道に迷い母親が自殺した別荘に辿り着いてしまった男の恐怖を描いた「母の死んだ家」や、盛岡の裏長屋を舞台にした幽霊譚「玄関の人」など
謎の絵師といわれた東洲斎写楽は、一体何者だったか。後世の美術史家はこの謎に没頭する。
龍神伝説を追うために津軽、信濃、出雲と列島縦断して調査を進める九鬼虹人たちアクト・ナインのメンバー。
明治11年5月、英語が堪能で腕も立つ伊藤鶴吉は、イザベラ・バードという英国人女性冒険家の北海道行きの旅に同行することとなる。
異界に漂う小説家の念が死者の魂を引き寄せる……締切りを数時間後に控えた私の周囲に、何者かの気配が……(『声にしてごらん』)。
広重は幕府に暗殺された? 若い浮世絵学者津田良平が“天童広重”発見をもとに立てた説は、ある画商を通して世に出た。
冥界を支配する怨魔王は地上世界の征服を目指して、怨魔として甦らせた厩戸、半人半獣の美女シバを内裏に送りこむ。
明治18年(1885)、日本ブームに沸くロンドンで日本風俗博覧会が好評を博していた。
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき―百人一首にも登場する伝説の歌人、猿丸太夫が詠んだ歌に秘められた謎。
根来忍者の頭領・左甚五郎を追って鬼九郎たちは会津へと向かった。
伝蔵こと、稀代の人気戯作者・山東京伝が、風来山人・平賀源内、安兵衛、蘭陽らの仲間とともに、奇怪な事件に挑む。
吹雪のススキノで、道北の小さな町の町長が銃撃された。暗殺か、怨恨か、はたまた痴情の縺れか……。
吉原近くの堀端で若い女の全裸死体が見つかった。首を切り落とされた上に、背中の皮が剥がされている。
事件の発端は青森県の板留温泉だ
親から継いだ牧場で黙々と牛の世
からくり展のポスター制作を依頼するため、国際的デザイナー矢的遙を訪ねた広告代理店スタッフ池上佐和子。
南町奉行所の定町廻り同心・玉島千蔭は、猿若町の中村座から三階役者が首を吊ったと知らせを受ける。
無残に踏み殺された聆雲の仇を討つべく、総門谷のある早池峰山に向かった和気諒たち。
日本最古の神社の一つ、奈良・大神神社近くの河原で高校生が殺害された。
昭和四十年代まで、「衛生博覧会」という見世物があった。ビーカー詰めの奇形動物の死体、さまざまな疾病の人体模型。
出羽三山の一つ、湯殿山麓の映画ロケ現場から素性の知れないミイラが発見された。
歌麿の「幻の傑作」が発見された?美術界をゆるがすかもしれぬ事件に雑誌編集者の杉原は勇み立ち、研究家の塔馬双太郎の助力をたのむ。
東京五輪プレマラソンで大規模な爆破テロが発生。救急救命士の向井圭吾は地獄絵図と化した現場で救助活動にあたる。
古い住宅地図に閉じ込められた思い出の町、あの少女の家は空き地とだけ記されていた…。
民俗学者・蓮丈那智と助手の内藤三國は差出人不明のメールを受け取った。「鬼無里がなくなる……」と。
完璧な写実性で注目された画家の絵の中に見出される数々の不思議――手の指が六本ある少女、針の間違っている時計、開けられないドアなどは何を意味するのか? さらに一夜にして忽然と消失した合掌造りの家、タクシーの後部座席に突然出現した死体……等々、ちょっとした不合
警備会社の幹部社員で元SEALの凄腕スナイパーだったジャッコは、仲間たちにからかわれながらも、絵画教室の講師であるローレン・デアに四ヶ月ひたすら想いを募らせ、それでもまだ何もできずにいた。
長身で二枚目、行動は些か心許ないが、虫や雲を撮ることにかけては右に出る者のない実力派カメラマン、亜愛一郎。
撮影にはよくよく気をつけた方がいい。非写真はこの世ならぬ存在を写しだすことがある。
東京駅のコインロッカーで、箱詰めになった少年の遺体が発見される。遺体は全裸で、不気味な面を着けていた。
恐怖、また来る。デビュー作(日本ホラー小説大賞『ぼぎわんが、来る』)、戦慄の舞台裏。
にぎやかなキャラクター達の織りなす楽しさ、軽妙さに加え、恐ろしい妖の要素で背筋がぞくっともさせられる、「明治・妖モダン」シリーズ絶好調の第2弾!明治21年の東京・銀座。
奇術ショウの仕掛けから出てくるはずの女性が姿を消し、マンションの自室で撲殺死体となって発見される。
夏休みを持て余していた御城彼方は、水脈や真夜と一緒に湘南の海に出かける。
“血の福音書”が明かした、たった一段落分の文章―聖戦を避けるために“最初の天使”を見つけねばならないという試練を終えた預言の三人だが、彼らの仕事はそこで終わったわけではなかった。
畠山警視は実技を伴うスカイマーシャルの訓練中、壁に直面する。彼女は共に難事件を乗り越えた竜崎に助言を求めた(「訓練」)。
驍宗が玉座に就いて半年、戴国は疾風の勢いで再興に向かう。
警察庁警備局警備企画課の情報分析室「ゼロ」の研修から戻った倉島警部補に下った新たなミッション。
二代目教祖の継承問題で揺れる巨大な宗教団体“惟霊講会”。
ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。
色とりどりの恐怖をどうぞ召し上がれ。あのとき、目をそらしていたら。
日枝山王大学の民俗学研究室に所属する橘樹雅は、研究テーマ「出雲」についての見識のなさを担当教官・御子神伶二に指摘され、現地に旅立つ。
「……り……に、毒を」被害者は奇妙な言葉を遺して死んだ。毒物の正体は不明。