サンゴ礁と魚たちが織りなす美しい水中庭園―セオドシアが水族館の巨大水槽をうっとりと眺めていると、目の前の水中で必死にもがく男性の姿が、あれは元恋人パーカー!?懸命の救助も間に合わず、彼はその場で絶命した。

わずか四週間で結婚式を挙げることになったデレインのお相手は、地元で指折りの敏腕弁護士。

宝の地図に金貨―きらびやかな海賊の略奪品が展示される、ヘリテッジ協会主催の大海賊展初日。すべてが一瞬の出来事だった。

クリスマス・ソングが流れ、宝石のように煌めくマンハッタンの街、この激戦区で老舗コーヒーハウスを切り盛りするクレアは、今年はクリスマス特製クッキーの甘い香りで道行く人々を誘惑する作戦を立てた。

「ユンヨン」「アントチーノ」「ボンボン」―そんな誰も聞いたことのないコーヒーを注文しては、バリスタたちを困らせる客がビレッジブレンドに現われた。

村にやってきた新しい獣医はハンサムな独身男。アガサはさっそく健康そのものの飼い猫ホッジをダシにしていそいそと診療所へ。

超高級ワイナリーの豪華試飲パーティに招待されたセオドシアとドレイトン。

容姿も家事も完璧。ガーデニングまで得意な未亡人メアリーが引っ越してきて、小さな村の住人たちは美しい新参者に夢中になった。

紅茶とお菓子がいっぱいの美味しいミステリ 人気ニュースキャスターの死体を発見。

豪華クリスマスツリーに煌びやかな飾り、そして巨大なお菓子の家―ホワイトハウスが最も輝く季節が今年もやってくる!オープニング・セレモニーでは、全米の子どもたちが焼いたクリスマスクッキーが展示されることに。

ロンドンで半年間の仕事を終え、カースリーの村にようやく戻ってきたアガサのもとに、初の探偵仕事が舞いこんだ。

風にたなびくリボン、あふれる薔薇。閑静な森は美しく輝き、まるで魔法をかけられたかのよう。

遙か遠い地中海の島キプロスに、一人降り立ったアガサ。

チャールストンの夏の恒例行事といえば、ヨットレース。

裏通りの散策、B&Bツアー、船の安全祈願祭、歴史保存会の講演会と立て続くイベントに湧くチャールストンの街。

念願叶って、ついにアガサはハンサムな隣人ジェームズとの結婚にこぎつけた。ところが式の最中に「中止しろ!」と叫ぶ声が。

シンガポールで名物カフェを営むアンティ・リーは、知りたがり屋で情深い裕福な老婦人。

お菓子探偵ハンナ・シリーズ、驚愕の第16弾! むしむしした暑さが続く6月。

鳴り響く銅鑼の音に激しく舞う龍。

真冬の猛吹雪の日。スザンヌの営むカフェの裏手の森で、悲劇は起こった。

宵の明星が夜空に姿を見せる頃。

紅茶とお菓子がいっぱいの美味しいミステリ 月夜の墓地で肝だめし。

ミネソタの小さな町レイク・エデンは、いつになくにぎわっていた。

夜の八時少し過ぎ、スザンヌがいつものようにベッドに入って眠りかけた頃。

静かな田舎の村にこんこんと湧き出る泉。これに目をつけたのが、新進気鋭のミネラルウォーター会社だった。

英国王妃のコレクションから、貴重な「嗅ぎ煙草入れ」が盗まれた。

うららかな春の植物園。さまざまなイベントが催され、セオドシアの提供した冷たい龍井茶も大人気。

便利屋のティムが姿を消した。町じゅうの家に出入りし、みんなから愛されていた彼の死体を発見したのはスザンヌ。

“デブ・ファイブ”として友情と思い出をはぐくんできた5人。

レイク・エデンに、あの人気料理研究家コニー・マックがやってくる!いつもは静かに厳しい冬が過ぎ去るのを待つ町が、今年は浮き足だっていた。

財宝が眠ると噂される19世紀のワイナリー。

紅茶を注ぐネズミ!?セオドシアは目の前の光景に驚きを隠せなかった。たしかに招待状には「ネズミのお茶会」と書かれてあった。

その時、凄まじい轟音が婚約披露の会場にこだました。天井が崩れ落ち、華やかな場は一転。

ニューヨークの老舗コーヒーハウス“ビレッジブレンド”を切り盛りするクレアは、新たにフード・トラック・ビジネスに乗り出した。

豪邸ご自慢の素敵なキッチンが見学できる、町のキッチンツアー。

初雪が積もり、小さな町はあらゆるものに甘いアイシングがかかったように真っ白。

「世界でもっとも重要な台所」と呼ばれる、ホワイトハウスの厨房で働くオリーは、小柄ながら腕と舌は確かなアシスタント・シェフ。

こだわりのティーショップを営むセオドシアは36歳。

レイク・エデンで三郡合同の大きなフェアが催されることになった。

大親友の結婚式まであとわずか。

善人だが刑事の才能はない主人ウィザースプーン警部補のため、こっそり事件を解決してきた家政婦ジェフリーズ夫人と屋敷の使用人たち。

英国式の狩猟パーティに招かれたセオドシア。ツイードのジャケットに身を包み、颯爽と射撃の腕前を披露する。

老舗チーズ店の跡継ぎシャーロットは、香りだけで種類を見極めるチーズの達人。

お菓子探偵ハンナ・シリーズ第四弾！ わたしの特製レモンメレンゲ・パイを全部食べずに死んだなんて許せない！ レイク・エデンも今は夏。

高級ジュエリーの展覧会に大胆不敵な強盗団が現れ、根こそぎ宝石を奪っていった。

白い帆をはためかせ、堂々と港に入ってくる大型帆船たち。ボートパレードで歓声があがるなか、突然、地響きのような爆発音が。

画廊の女性オーナーが心臓発作で死亡したというニュースが瞬く間に駆け巡り、パトリシア・アンは腰を抜かしそうになった。

パパイヤにグアバ、鮮やかな南国フルーツのカクテルと、スパイシーな伝統料理が所狭しと並ぶ贅を尽くしたテーブル。

ハンナのお店“クッキー・ジャー”は、開店以来初めてのピンチに見舞われていた。

まじめで几帳面なパトリシア・アンは料理も菓子作りもお手のもの。

おばあちゃん探偵フィリスが事件解決!! フィリスは元教師ばかりが集まる下宿のオーナー。

秋も深まり、卵料理のおいしい店“カックルベリー・クラブ”では読書好きの男女を集め、お見合いパーティ兼読書会が開催された。

ケータンリング業を営むゴルディの友人ホリーがパーティ直後に亡くなった。

ニューヨーク・ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。その書店にはマスコットの黒猫がいた。

父の衝撃の発表から一週間。あの人がついに還ってくる。

熱気球に乗せてもらえることになったセオドシアは、人生初の空の冒険に心を躍らせていた。