一の悲劇

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初版刊行(参考)
種別
長編
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8,011回
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11
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103
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あらすじ

2022年04月15日 一の悲劇 新装版(祥伝社文庫 の3-4)

ラストまで一気読み!間違い誘拐の真相は? あなたはきっと騙される――二転三転する事件の裏に隠された、瞠目のトリック。誘拐ミステリ史上屈指の傑作!「あなたが茂を殺したのよ」泣き叫ぶ冨沢路子の言葉に、山倉史朗は絶句した――。犯人は山倉の息子と間違えて、同級生で路子の息子である茂を誘拐した。厳戒下、山倉は身代金授受に失敗、少年は骸となって発見されたのだ。誰が、なぜこの凶行を?やがて浮上した容疑者には、作家探偵法月綸太郎と一緒にいた、というアリバイがあった……。韓国版連続ドラマ 『ザ・ロード:1の悲劇(原題)』原作(CS「衛星劇場」)(「BOOK」データベースより)

評判

一の悲劇の評価:

6.71/10点 レビュー 7件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.71pt

一の悲劇の総合評価:

7.68/10点 レビュー 41件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全5件 1〜5 1/1ページ
No.5
(7pt)

シリアス路線で密室がそぐわない。

“意外な犯人”というものにどうやら私は免疫が出来てしまったらしい。というよりも誰が犯人でもおかしくないなと思っていると、衝撃の結末も自分の中ではトーン・ダウンしてしまう。
あと、全体的に何だかアンバランスだ。やはり第二の殺人は密室殺人にする必要性はなかったのではないか?
叙述を緊迫したムードで、いわばロス・マク風悲劇を語っているのに、時代錯誤な密室殺人はどうしても宙に浮いてしまうのだ。
カタルシスまではもう少し届かなかった。

Tetchy
WHOKS60S
No.4
(7pt)

一の悲劇の感想

人間関係が複雑で読書中に頭の中で整理するのが大変でした。その上で動機から考えて犯人を推理したのですが・・・まんまと騙されました。

☆8クラスの作品ですがラストが好みでないので減点1で。

▼以下、ネタバレ感想

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mkaw11
HAAP6CBX
No.3
(7pt)

一の悲劇の感想

ある家庭に起きた悲劇の話。驚くようなトリックはないが謎解きとしても十分に楽しめる(あらすじにを読むとアリバイ崩しの話かと思うがそうではない)。読んだ後は悲しい気持ちになる。
法月綸太郎シリーズではあるが、本作の主人公は山倉史郎。山倉史郎の視点で物語が進められる。もちろん謎解き役として法月綸太郎は登場するが、名探偵法月綸太郎が事件を解明していくという形ではない。名探偵が謎をとくというシンプルなミステリーではなく、人間ドラマも描いた作品となっている。

▼以下、ネタバレ感想

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TOTO
N8I0XYAQ
No.2
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

一の悲劇の感想

再読だと思いますが、20年以上経って何にも覚えて無かったです。犯人はかなり早い段階で何となく分かりましたが、トリックが分からず犯行は不可能に思え、自信が無くなりましたね。一人称の為、限定された視点による緊張感や、他の人物の心情が分からない事がサスペンスを盛り上げます。ただ、子供が被害者の話は好きじゃ無い所、ラストの唐突な呆気なさを考えると、総合的な評価としては、あまり良いとは言えないです。

なおひろ
R1UV05YV
No.1
(8pt)

一の悲劇の感想

相変わらず複雑なプロットだが、他の作品のような「こねくり回しすぎだろ」という印象はないです。

この作品の主人公は、探偵法月綸太郎というよりも、被害者の父親である山倉史朗という人物であると言っていいでしょう。
タイトルにある「一」は、一人称叙述形式の「一」であり、山倉史朗の一人称視点で語られます。
単なる誘拐事件ではなく、その裏には山倉史朗を中心とした複雑な人間模様が背景としてあります。
その複雑な人間関係、少なくとも山倉史朗本人には初めっから全て分かっています。
読者には物語の進行に従い徐々に明らかになっていきますが、それにより何故山倉史朗がこれ程までに必死なのかも分かってきます。
登場人物は多くはないのですが、その殆どの人物を一度は容疑者へと浮かび上がらせるプロット、そして殆どの登場人物が不幸になるという悲劇、そして最終的に山倉史朗にとっては最も悲惨であろうと思われる結末が待ち構えてちます。これぞ「悲劇」
その山倉史朗の視点で語られる物語は全編緊迫感に満ちています。引き込まれます。
いつものような、綸太郎の悶々とした苦悩、二転三転の推理に付き合わされイライラする事がありません。テンポもいいです。
山倉史朗以外の視点で語られたなら、こんな緊迫感は絶対に生まれていませんからね。
というか、この作品は法月綸太郎シリーズですが、倫太郎がいなくても十分良質の誘拐モノとして成り立っています。寧ろ邪魔かも。
でも皮肉な事に、個人的にこの作者の作品では一番かな。

梁山泊
MTNH2G0O

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.34
(4pt)

面白かった

面白かったです。
一の悲劇 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 一の悲劇 (ノン・ノベル)より
4396203527
No.33
(4pt)

★★★★☆

★★★★☆
一の悲劇 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 一の悲劇 (ノン・ノベル)より
4396203527
No.32
(2pt)

主人公に嫌悪感しか抱けない

主人公が時代錯誤も甚だしい愚かな中年男なのが、読んでいて非常に辛かったです。
同じくらいの時代に描かれた作品でもここまで酷いのはみたことないです。
思慮が浅く自分勝手で、自己評価が高く何事にも上から目線、根本的な人間性や性格、思考が酷いので、嫌悪感しか抱けませんでした。
作中で本人も語っていますが、自分の蒔いた種で苦しんでいるという自業自得な状態なので、主人公の置かれた状況に全く同情できませんでした。
内容的に意図してこのような人物を描いているのかもしれませんが、もうちょっと好感の持てる人物にして欲しかったです。
事件を追う語り手がこれなので、全体を通してあまり気持ちよく読めませんでした。

上記の点を除くと、ストーリーもトリックも質が高い方なのではと思います。
展開が目まぐるしく変わるのでこちらを飽きさせず、緊迫感のあるシーンも随所に盛り込まれており、スピード感とテンポの良さでグイグイとストーリーに引き込まれました。
そして展開がどんどん変わっても置いてけぼりにされない読みやすさと表現力の高さで、読み手の事を考えた良質な作品だと思いました。
終盤のどんでん返しも見事で、動機にこじつけ感はあるものの、犯人にはびっくりしました。

ただ、ラストがスッキリしないのが残念でした。
少々ネタバレになりますが、主人公の人物設定からして、主人公が再起不能になるくらいとんでもなく最悪な事態に陥るのだろうと勝手に思っていたので(笑)
一の悲劇 (ノン・ポシェット) Amazon書評・レビュー: 一の悲劇 (ノン・ポシェット)より
4396325142
No.31
(2pt)

主人公に嫌悪感しか抱けない

主人公が時代錯誤も甚だしい愚かな中年男なのが、読んでいて非常に辛かったです。
同じくらいの時代に描かれた作品でもここまで酷いのはみたことないです。
思慮が浅く自分勝手で、自己評価が高く何事にも上から目線、根本的な人間性や性格、思考が酷いので、嫌悪感しか抱けませんでした。
作中で本人も語っていますが、自分の蒔いた種で苦しんでいるという自業自得な状態なので、主人公の置かれた状況に全く同情できませんでした。
内容的に意図してこのような人物を描いているのかもしれませんが、もうちょっと好感の持てる人物にして欲しかったです。
事件を追う語り手がこれなので、全体を通してあまり気持ちよく読めませんでした。

上記の点を除くと、ストーリーもトリックも質が高い方なのではと思います。
展開が目まぐるしく変わるのでこちらを飽きさせず、緊迫感のあるシーンも随所に盛り込まれており、スピード感とテンポの良さでグイグイとストーリーに引き込まれました。
そして展開がどんどん変わっても置いてけぼりにされない読みやすさと表現力の高さで、読み手の事を考えた良質な作品だと思いました。
終盤のどんでん返しも見事で、動機にこじつけ感はあるものの、犯人にはびっくりしました。

ただ、ラストがスッキリしないのが残念でした。
少々ネタバレになりますが、主人公の人物設定からして、主人公が再起不能になるくらいとんでもなく最悪な事態に陥るのだろうと勝手に思っていたので(笑)
一の悲劇 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 一の悲劇 (ノン・ノベル)より
4396203527
No.30
(5pt)

見事な構成で、ラストのどんでん返しが鮮やかな、本格ミステリーの傑作

設定が凝っており、冒頭から一筋縄ではいきそうにないムードが濃厚。過去の過ちに呪縛されて、窮地に陥った主人公の、何としても妻を守る決意に、強く共感したのだけど、作者の計算通りだった。おかげで、ラストに近付いての、二転三転のどんでん返しに手もなく翻弄され、意外な真犯人に驚愕した。

  論理的に犯行が可能な人物は誰かと考えれば、真相にたどり着くはずなのに、複雑な人間関係に幻惑されて、まさかの真相に強い抵抗を覚えたようだ。見事な構成で、ラストのどんでん返しが鮮やかな、本格ミステリーの傑作と評したい。
一の悲劇 (ノン・ポシェット) Amazon書評・レビュー: 一の悲劇 (ノン・ポシェット)より
4396325142

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