ポアロとグリーンショアの阿房宮

登録されているタグ

※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

5.75pt (10max) / 4件

Amazon平均点

4.00pt (5max) / 8件

楽天平均点

0.00pt (5max) / 0件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

0pt

サイト内ランク[]

D

ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

0.00pt

ミステリ→

0.00pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
2,895回
お気に入りにされた回数
1
読書済み登録回数
4
このページのURL

あらすじ

2015年01月09日 ポアロとグリーンショアの阿房宮 (クリスティー文庫)

名探偵エルキュール・ポアロは友人であるミステリ作家のオリヴァ夫人から、田舎の屋敷グリーンショアに呼び出された。祭りの余興である犯人探しゲームで、何か不穏な事態が起こりつつあるようだ。なんとか事件が起きるのを防いでほしい―原稿が完成しながらもある事情から発表されず、近年になって発見された幻の中篇がついに登場!(「BOOK」データベースより)

評判

ポアロとグリーンショアの阿房宮の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点0.00pt

ポアロとグリーンショアの阿房宮の総合評価:

8.00/10点 レビュー 8件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

指定の条件による感想はありませんでした。

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8
(5pt)

よく似たタイトルになった経緯

本書『ポアロとグリーンショアの阿房宮』と
「よく似たタイトルの短篇にミス・マープルものの『グリーンショウ氏の阿房宮』(『クリスマス・プディングの冒険』クリスティー文庫刊)があるが、これは先に述べた教会のチャリティーのために別の機会に執筆された短篇で、両者の内容に関連性はまったくない」(164頁)

本書「解説」を書かれた(A)氏はキッパリ言い切ってくれました。
本書と「グリーンショウ氏の阿房宮(『クリスマス・プディングの冒険』)の両方を購入
してしまった読者としては、言い切られただけでは、複雑な気持ちです。

よく似すぎの、まぎらわしいタイトルはやめてね、という気持ちが残っているからです。

しかし、本書巻末の、ジョン・カランさんの筆による
「アガサ・クリスティーとグリーンショアの阿房宮」という解説を読みました。
そうだったのか、と納得しました。

来歴を知ると、似たようなタイトルになったのも、やむを得ないかな、
という気持ちになりました。

アガサは、1938年にグリーンウェイの土地を購入しました。
その土地を愛し、作品の中に「詳細に描くつもりだった」とのこと。

アガサが小説の構想を練るのに使った「秘密ノート」には、
「(可能な)タイトルとして『阿房宮』あるいはもう少し手のこんだ『サンダーソンの阿房宮』や『グランディソンの阿房宮』がノート47に登場している」(155頁)そうです。

結果はともかく、いろいろ構想されていたことが理解できました。

グリーンウェイ、グリーンショア、グリーンショウ。

「よく似たタイトル」の作品が複数あって、最初はなんだよー、と感じました。

しかし、タイトルの経緯がわかった今、
「ポアロとグリーンショアの阿房宮」というタイトルが
かえって味わい深く感じられるようになりました。

両方を購入したおかげで、深く読めたような気がします。
ポアロとグリーンショアの阿房宮 (クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ポアロとグリーンショアの阿房宮 (クリスティー文庫)より
4151301038
No.7
(5pt)

アガサ・クリスティーの幻の中篇の文庫版ですっ!

1954年に執筆されてお蔵入りしていた幻の中篇小説。田舎屋敷の犯人探しの座興でおきた殺人事件のなぞに名探偵ポアロがいどむ。
 長篇『死者のあやまち』(1956年)の原型であり、ほとんどおなじ内容だが、これはこれで独立したミステリ作品として完成しているから、必読とまではいわないけれども一読の価値はあるだろう。
 特に目新しいトリックが使われているわけではないが、じつによくできたパズラーだと感服した。クリスティーの創作活動の脂の乗った時期の作品だけのことはある。
 とにかく無駄な描写や逸脱がひとつもなくて、いたるところに張りめぐらした伏線の回収が非常にあざやかだ。人間関係の陰影をただよわせた会話が印象に残る。
 巻末のジョン・カランによる詳細な解説も有益だった。
 羽田さんの訳文は、いつもながらこなれていて読みやすいですね。
ポアロとグリーンショアの阿房宮 (クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ポアロとグリーンショアの阿房宮 (クリスティー文庫)より
4151301038
No.6
(5pt)

アガサ・クリスティーの幻の中篇の初書籍化ですっ!

1954年に執筆されてお蔵入りしていた幻の中篇小説。田舎屋敷の犯人探しの座興でおきた殺人事件のなぞに名探偵ポアロがいどむ。
 長篇『死者のあやまち』(1956年)の原型であり、ほとんどおなじ内容だが、これはこれで単独のミステリ作品として完成しているから、必読とまではいわないけれども一読の価値はあるだろう。
 特に目新しいトリックは使われていないが、じつによくできたパズラーだと感心させられた。クリスティーの創作活動の脂の乗った時期の作品だけのことはある。
 とにかく無駄な描写や逸脱がひとつもなくて、いたるところに張りめぐらした伏線の回収が非常にあざやかだ。人間関係の陰影をただよわせた会話の巧さが印象に残る。
 巻末のジョン・カランによる詳細な解説も示唆に富んでいる。
 羽田さんの訳文は、いつもながらこなれていて読みやすいですね。
ポアロとグリーンショアの阿房宮 (クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ポアロとグリーンショアの阿房宮 (クリスティー文庫)より
4151301038
No.5
(4pt)

クリスティーファンにはうれしいが…

クリスティーの未発表小説が、2015年になって日本語で読める。
それは大いに慶事だが、内容は真新しいものではない。
本書は長編『死者のあやまち』の原型となった中編であり、
同工異曲というか、大同小異というか、リミックスの違う同じナンバーを
没テイクの中から掘り起こしてきました、という感じである。
などと書くと、まるで本書を歓迎していないようだけれど、
一クリスティーファンとして楽しく読むことは読んだ。

ところで、訳者によって随分イメージの異なるポアロ物だが、
最近はドラマ『名探偵ポワロ』の影響で、
あの日本語吹き替え版の口調が浸透しているのではないだろうか。
だから、今このタイミングで訳される本書は、
ドラマのイメージにけっこう引きずられているのでは?
と思いきや、そうでもなかった。
これは推測だけれど、あくまで「ポワロ」表記を曲げないNHKを、
「ポアロ」表記にこだわる早川書房は少し苦々しく思っているはず。
ポアロとグリーンショアの阿房宮 (クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ポアロとグリーンショアの阿房宮 (クリスティー文庫)より
4151301038
No.4
(4pt)

クリスティーファンにはうれしい

クリスティーの未発表小説が、2015年になって日本語で出版される。それは大いに慶事だが、内容は真新しいものではない。本書は長編『死者のあやまち』の原型となった中編であり、同工異曲というか、大同小異というか…要はリミックスの違う同じナンバーを没テイクの中から掘り起こしてきました、という感じである。などと書くと、まるで本書を歓迎していないようだけれど、僕はクリスティーの大ファンなので、楽しく読んだ。

ところで、これはポアロに限らず、あらゆる外国小説のキャラクターにいえることだが、訳者によって言葉づかいが全然違うことがある。ポアロも活躍する作品数が多く、いろんな人たちが訳しているので、作品によってずいぶんイメージが異なるんだよなあ…。ということを、僕は昔からずっと思っていたのだが、最近はドラマ『名探偵ポワロ』の影響で、あの日本語吹き替え版の口調が浸透しているのではないだろうか。

だから、今このタイミングで本書が訳されるということは、完全にドラマのイメージの言葉づかいに倣っているはず、と思いきや、そうでもなかった。ドラマではミス・レモンやジョージに対しても丁寧なポワロだが、小説では完全に主人の口調だったりする。ついでながら、ポワロとポアロの日本語表記の混在もそろそろどうにかならないのかしらん。ワトスンでもワトソンでもいい、というくらいのもんだろうけど、気になる問題ではある。
ポアロとグリーンショアの阿房宮 (クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ポアロとグリーンショアの阿房宮 (クリスティー文庫)より
4151301038

その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
Amazon書評・レビューを見る