幻の女

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初版刊行(参考)
種別
長編
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116
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あらすじ

2015年12月18日 幻の女〔新訳版〕

妻と喧嘩し、あてもなく街をさまよっていた男は、風変りな帽子をかぶった見ず知らずの女に出会う。彼は気晴らしにその女を誘って食事をし、劇場でショーを観て、酒を飲んで別れた。その後、帰宅した男を待っていたのは、絞殺された妻の死体と刑事たちだった!迫りくる死刑執行の時。彼のアリバイを証明するたった一人の目撃者“幻の女”はいったいどこにいるのか?最新訳で贈るサスペンスの不朽の名作。(「BOOK」データベースより)

評判

幻の女の評価:

7.89/10点 レビュー 9件。 S ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.89pt

幻の女の総合評価:

8.40/10点 レビュー 142件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全5件 1〜5 1/1ページ
No.5
(8pt)

名作ミステリーの実力を見た一冊

面白くて夢中で読みました!殺人の時刻に一緒に過ごしていた女性。自らのアリバイを証明してくれるはずなのに、何故か誰も見ていない。でも自分の記憶では一緒に過ごしていた記憶が。謎の掴みはバッチリ。この謎を作者はどうまとめるのか?ワクワクして読みました!訳も上手くすっごく引き込まれ、もう途中からはこの本の結末も知らないうちに、この作家の他の作品も読みたくなるほど。そしてこの犯人!凄い伏線の張り方です。さすが名作ミステリーと言われる実力の書でした。

タッキー
KURC2DIQ
No.4
(8pt)

やっとこ、さっとこ、つかまえた♪

妻の殺害容疑をかけられた男のアリバイを唯一証明するのは、その日一夜限りを一緒に過ごした名も知らぬ女。
しかしその女のことを第三者は誰も「そんな女は見ていない」と証言し、女の存在はまるで幻のように消えてしまう。
死刑の判決を受けた男を救うため、彼の親友が立ち上がり「幻の女」の行方を追う……

有名な海外古典の中ではクリスティ作品と並んで抜群の読みやすさだと思います。
無駄の無い緊迫感のある展開の連続、意外な犯人と驚愕の真相。
時代を超えて読み継がれるべき名作でしょう。

私が読んだのはハヤカワ文庫版ですが、日本語訳もセンスが良かったと思います。
ようやく幻の女の足取りを掴んだ時の「やっとこ、さっとこ、つかまえた。やっとこ、さっとこ、つかまえた」が秀逸ですね。




▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.3
(7pt)

秋の夜長に

読みたい本の1つです。
多少急いで読んだせいか、もう一度ゆっくりと味わいながら読んでみたい。
物語の展開よりも、最初からじっくりと読み返したい本です。
最近読んだ本の中で、実際にもう一度読み返したのは、「ハンニバル」と「哀しみのイレーヌ」だけ。
ゆっくりと文章を楽しみたい本って、やっぱりあるんですよね。


ももか
3UKDKR1P
No.2
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

幻の女の感想

濡れ衣を着せられて、死刑判決を受けた男。
死刑が執行されるまでに、頼れるのは親友と愛人のみという状況に、男の運命は?
濡れ衣着せられ、しかも、死刑判決が出るなんて耐えられないなぁ。

松千代
5ZZMYCZT
No.1
(8pt)

幻の女の感想

冒頭の一文から作品世界に引き込まれます。
古典ですが古さを感じさせない展開、タイムリミット系の走りだという事ですが
今読んでも面白い!

妻殺しの容疑をかけられた夫。妻が殺害された時間にバーで初対面の女と過ごして
いたと主張するものの、その女が見つからない。女と過ごしたバー、レストラン、劇場に
警察と赴き女の存在を立証しようとするが、誰もそんな女は見ていないと証言する。
結果アリバイを証明できず裁判で有罪になり死刑を待つ身となる夫。
死刑執行前に夫を救うべく親友の一人が女を探し奔走する。
果たして幻の女は見つかるのか?・・・というお話。

正直クライマックスは油断してました。
読んでいる間は、女が見つかるのかに焦点がいってしまっており、まさかの
どんでん返しにはビックリ。勘の良い方は分かるでしょうが自分はまだまだです。
訳者の力も大きいでしょうがエスプリの効いた文章も味わい深く
良い読書時間を過ごさせてもらいました~

コタロウ
8YIL7DEH

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.133
(4pt)

冒頭が読みたくて

有名な冒頭が読みたくてお試し
最後まで楽しめる一冊でした
幻の女〔新訳版〕 Amazon書評・レビュー: 幻の女〔新訳版〕より
4150705542
No.132
(5pt)

名セリフが頻発する、サスペンス・ミステリの歴史的名作

「夜は若く…」というあまりにも有名な一文で始まる本作は、文芸春秋版「東西ミステリ100」の海外部門で4位に入るなど、ミステリ史に燦然と輝く名作だ。
1942年作品のサスペンス・ミステリが、これだけ高い評価を得続けているのはスゴイことだと思う。(自分が初めて読んだ〇十年前より評価を上げているような…?)
死刑囚の刑執行日が迫る中、無罪を証明できる「幻の女」を、友人や恋人が探し求める。ところが苦労して手がかりを掴んだと思えば、スルリと逃げていく。
物語中、手錠をかけた当人である刑事が死刑囚を力づけ説得するシーンはとても熱いし、謎の女とバーテンダーとの心理戦、盲目の物乞いの秘密を暴くシーンなど、見どころは山盛りだ。
新訳になったこともあるのか、文章もすばらしい。「本当の友だちは、一度なったら一生変わらない」「時こそはどんな人物より恐ろしい殺人者だ」といった、印象に残るセリフが頻発する。
謎解き部分に少々ミス・リードでは…と感じるところもあるが、名作であることは間違いない。
幻の女〔新訳版〕 Amazon書評・レビュー: 幻の女〔新訳版〕より
4150705542
No.131
(3pt)

テキストです

さすが古典的ミステリーの代表作だ。現在では当たり前のプロットがここから始まっていたのだね。
幻の女〔新訳版〕 Amazon書評・レビュー: 幻の女〔新訳版〕より
4150705542
No.130
(3pt)

やや飛ばし読みした(いい意味で)

他の方も書いてらっしゃいましたが、早く先を知りたくて、何ヵ所かざざーっと読み流してしまいました。
検察の話とかだったかな。あと最後の解決編。
それ以外は完全に引き込まれていて時間を忘れました。
ヘンディーさんが自分の癖について話すところなんか、まるで自分が彼であるかのように
「あれ?そう言えば前もこんなこと…」って思い出したりして、
本と自分の境界がぼやけるようで最高の体験でした。
ただ解決編はどうかなぁ…
あ、この人の話、長いぞ…?と思った時点で急に夢から覚めたような気持ちになりました。
こう…怖いのに真夜中に屋外で何かしなくちゃいけなくなって、それが終わって明るい室内に戻ってこられた時みたいな…
それも狙いでしたか…?
幻の女〔新訳版〕 Amazon書評・レビュー: 幻の女〔新訳版〕より
4150705542
No.129
(4pt)

「走れメロス」的に応援しながら読んでいたら最後に一本取られた!

サスペンス系ミステリの古典的名作で、小学校の図書館でジュブナイル版を読んで以来です。
その後内容をすっかり忘れ、30年ほど前に完全版を読んでみようと文庫を手に取ってみましたが、パラパラと中を見て「翻訳モノは読みにくそうだな…」と感じ、買うのをやめたことがありました。
新訳が出ているのを最近知り、セリフなどが今風に自然な訳になっているようなので、読んでみることにしたものです。

ミステリなら普通は「犯人は誰か?」が重要な興味となりますが、この小説ではそれよりも「アリバイの証人となる幻の女を見つけて、ヘンダースンの死刑執行を阻止できるか?」が焦点になります。
なので物語の終盤では「間に合わないと親友が殺される!頑張れ、もう少しだ!」と、「走れメロス」のように応援しながら読んでいたわけです。そしたら…
…一瞬でひっくり返されました!(爆)
「幻の女」ばかり気にしていた盲点を突かれたんですね。
こういうのを作者の術中にはまったというのでしょう。
久しぶりに一本負けの快感?を味わうことができました。

星を5でなく4にしたのは、訳が期待したほど良くなかったからです。
直訳的にスッキリしているだけ(←「新訳」の傾向?)で、特に地の文にもっと雰囲気や小説的な言い回しが欲しいと思いました。
私には冒頭の「夜は若く~」の何が名訳なのかサッパリ分かりません。
直訳で済むなら原文を読めばいわけだし…?
幻の女〔新訳版〕 Amazon書評・レビュー: 幻の女〔新訳版〕より
4150705542

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