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mkaw11 さんのレビュー一覧

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レビュー数159

全159件 81~100 5/8ページ

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No.79: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

殺人鬼の感想

綾辻さんの作品だから・・・というので読んだ覚えがあります。が、館シリーズとは全く違い非常にグロテスクな内容になっています。読書中も嫌悪感しかなかったのですが、そこはやはり綾辻さんらしく一筋縄ではいかないオチを持ってきてくれています。

ただ、やはり好みの作品ではありませんし、人に薦めることもできません。
殺人鬼  ‐‐覚醒篇 (角川文庫)
綾辻行人殺人鬼 についてのレビュー
No.78:
(7pt)

ふたりのシンデレラの感想

最初のページで「鯨さん、また凄いことに挑戦したな~」と驚きながら読み進めたのですが、正直に言って中盤までは読むのがかったるかったです。
オチに行く前にあれこれ自分なりに想像(推理?)したのですが、かすりもしない予想外の展開でした。

▼以下、ネタバレ感想
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ふたりのシンデレラ (光文社文庫)
鯨統一郎ふたりのシンデレラ についてのレビュー
No.77:
(7pt)

どんどん橋、落ちたの感想

綾辻さんが長編では使いにくいネタを集めた短編集ですね、連作になっていたところが個人的に好ポイントでした。まぁ、低評価付ける人の気持ちもわからなくはないですね・・・;

細部まで練り込まれて作られた綾辻さんらしい良作だと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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どんどん橋、落ちた (講談社文庫)
綾辻行人どんどん橋、落ちた についてのレビュー
No.76: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

13階段の感想

ミステリ好きというよりかは「死刑制度」に多少なりとも関心がある人にお薦めしたい作品です。死刑制度に賛成の方も反対の方も読書後にいろいろ考えさせられる部分があると思います。賛成・反対自体が変わる可能性も・・・。

題材が題材なので全体を通して暗く、決して好みの作品ではないので点数は迷ったのですが、読むのが遅い俺が中盤~ラストまで無理矢理一気読みさせられた構成力・魅力・筆力に敬意を表して満点評価にしました。

▼以下、ネタバレ感想
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13階段 (講談社文庫)
高野和明13階段 についてのレビュー
No.75:
(7pt)

貴族探偵の感想

貴族探偵を自称する男が執事・メイド・運転手を従えて事件を解決するのですが、本人は何もしない・・・摩耶さんらしいキャラ設定で発想は面白いのですが貴族探偵本人の性格が「特権階級を振りかざして庶民を見下す」タイプの嫌な奴なので、この点は個人的にはマイナスポイントです。

5編入った短編集ですが、それぞれが練られた作品だと感じたので読みごたえはあると思います。個人的には「こうもり」が一番印象に残りました、貴族探偵がほとんど出てこないところが特に良かったです。
貴族探偵 (集英社文庫)
麻耶雄嵩貴族探偵 についてのレビュー
No.74: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

暗いところで待ち合わせの感想

風景描写・心理描写が巧みなので、自分がその場にいるかと錯覚するほど惹き込まれていきました。

ミステリとしてではなく、疲れる本を読んだ後のリフレッシュ用としてお薦めできる作品ですかね。

▼以下、ネタバレ感想
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暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
乙一暗いところで待ち合わせ についてのレビュー
No.73: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

消失!の感想

途中で一度投げそうになりましたが、最後まで読んだ結論としては面白い作品であったと言えます。

表紙の3Dのドット絵は幸か不幸か俺には違うものが見えてた模様・・・読後にネットで正解を知ったが、知った上でも一度しか見えず基本違うものが・・・なぜ;;

▼以下、ネタバレ感想
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消失! (講談社文庫)
中西智明消失! についてのレビュー
No.72: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

星を継ぐものの感想

ハードSFなのである程度の科学知識がないと単語の意味がわからず話についていけないと感じました。まぁ、創作の単語っぽいのもあるので感覚で読み進めていけばある程度の内容は理解できましたが、もうちょっと説明文が欲しかったですね。

話の流れ自体は、序盤に謎が提示され、それを解明していくというわかりやすい展開だったので、先が気になり楽しめながら読めました。

もっと若い頃に出合っておくべき作品でしたね。

▼以下、ネタバレ感想
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星を継ぐもの【新版】 (創元SF文庫)
ジェイムズ・P・ホーガン星を継ぐもの についてのレビュー
No.71:
(7pt)

幸せのコインの感想

トリックスターと呼ばれる鯨さんの裏の顔の作品です。(この作品が裏というのも失礼かもしれませんが)
ミステリーではありませんが読後にちょっと幸せになる7つの物語が集まった短編集です。
最後の7話目は、いろいろな意味で鯨さんらしいまとめ方をした爽快な作品でした。

▼以下、ネタバレ感想
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幸せのコイン (中公文庫 く 19-7)
鯨統一郎幸せのコイン についてのレビュー
No.70:
(6pt)

江古田ロック - 喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿2の感想

今作でもママの正体は明かされず・・・引っ張りますね、鯨さん♪
天然キャラのママが今作でもいい味を出していました、なぞなぞに至ってはもはや何が何やら(笑)・・・ただ、波田煌子シリーズを通して言えることなのですが相方が弱い。まぁ、彼女の良さを出すツッコミは難しいのかもしれませんが小林少年では役不足に感じますね・・・本人も望んでないし(笑)

「お化けのロック」は個人的に秀逸に感じたのでこの作品に関してのみ8点で。
江古田ロック - 喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿2 (中公文庫)
No.69:
(6pt)

しゃべくり探偵の四季の感想

出だし二編は前作同様に地の文が一切無く、会話だけで話が進む展開ですが、三編目からは様々な叙述形式に取り組んでいます。これはこれで面白かったのですが、個人的にはこの二人のシリーズは漫才形式ミステリで統一して欲しいですね。(実験は他の短編集あたりで)

内容自体は、お茶らけたキャラのやり取りとは裏腹に結構しっかりした本格物に仕上がっています。二編目の「奇妙なロック歌手」は作者の他作品「揺歌」を読んでいたので、より楽しめました。三・四編目の「夏の思い出」はこのシリーズらしくなくしっとりした話でしたが本作を通じて読む上では良いアクセントになっていて好印象でした。
しゃべくり探偵の四季―ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの新冒険 (創元推理文庫)
黒崎緑しゃべくり探偵の四季 についてのレビュー
No.68:
(6pt)

邪馬台国殺人紀行の感想

題名からは「邪馬台国はどこですか?」の続編を想像しますが、どちらかというと「すべての美人は名探偵である」の続編という感じです。なので、歴史ミステリを期待すると肩透かしをくらうのでご注意。(ネタバレ?)

ほんわかした女子会のノリが各シリーズでは見られない一面を見れたので楽しめましたね。特に東子がここまで妹キャラに馴染めているのも静香の存在があればこそ、と思うと意外といいコンビなのかもしれませんね。


▼以下、ネタバレ感想
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邪馬台国殺人紀行 (実業之日本社文庫)
No.67:
(8pt)

すべての美人は名探偵であるの感想

点数はあくまで個人的なもので。
オールスター的な作品なので、この作品が出るまでの鯨統一郎さんの作品を読んでいればいるほど本作が楽しめると思います。(「邪馬台国はどこですか?」と「9つの殺人メルヘン」は必須?)

こじつけっぷりが半端じゃないので鯨ファンには楽しめるものの一般の人には・・・う~ん、微妙?

▼以下、ネタバレ感想
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すべての美人は名探偵である (光文社文庫)
鯨統一郎すべての美人は名探偵である についてのレビュー
No.66: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

リビジョンの感想

「リライト」の派生作品ですかね。「リライト」が面白かったので期待したのですが、正直なところ期待外れだったので厳しめの点数で。

アイデアは悪くなかったんだけどなぁ・・・。

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リビジョン (ハヤカワ文庫 JA ホ 1-2)
法条遙リビジョン についてのレビュー
No.65:
(5pt)

哲学探偵の感想

競馬・短歌・哲学の蘊蓄が山盛りですが、肝心の哲学が中途半端すぎて作品の面白さには繋がってなかった気がします。(なぜ競馬?)


▼以下、ネタバレ感想
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哲学探偵 (カッパ・ノベルス)
鯨統一郎哲学探偵 についてのレビュー
No.64:
(6pt)

なみだ特捜班におまかせ!の感想

猟奇殺人を扱った短編集ですが、鯨さんの作風(ユーモア)と主人公・波田の個性によってグロさはやわらげられているので後味悪い作品にはなっていません。

本格ミステリではないので肩の力を抜いて読みたい人向けです。

▼以下、ネタバレ感想
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なみだ特捜班におまかせ! (祥伝社文庫)
鯨統一郎なみだ特捜班におまかせ! についてのレビュー
No.63:
(7pt)

腕貫探偵、残業中の感想

前作同様に探偵役は名前のない腕貫男です。実は2人以上いるのでは?という真相(?)も醸し出してますが名前がないので作者しか真実はわからないでしょう。

基本的な流れは前作同様ですが、残業中ということで行列はできません(笑)
前作より印象に残る話が多かったのと個人的にトラウマの解決になるヒントのようなものを見つけたので+1点しておきました。

▼以下、ネタバレ感想
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腕貫探偵、残業中 (実業之日本社文庫)
西澤保彦腕貫探偵、残業中 についてのレビュー
No.62:
(8pt)

北京原人の日の感想

初めはタイトルから想像して北京原人の話かと思ってたんですが全然違いました。第二次世界大戦を中心とした歴史ミステリらしいのですが、歴史に疎い自分にはどこまでが史実でどこが虚構なのかが判断できず、結果矛盾らしい矛盾が見つけられないまま全てを史実として受け止めてしまうという鯨マジックに見事にハマりました。

書き方によってはもっとシリアスな展開にも持って行けたと思うのですが、俺にはこれくらいのちょっとユーモアがかったくらいがちょうど良かったです。
北京原人の日 (講談社文庫)
鯨統一郎北京原人の日 についてのレビュー
No.61:
(7pt)

作家で十年いきのびる方法の感想

覆面作家である鯨統一郎さんの素顔が垣間見える作品です、鯨ファンにはお薦めします。

鯨さんの作品を読めば読むほど感じていた違和感の謎(ってほどでもないのですが)が、この本を読んで解けました。
個人的には泡坂さんとのエピソードが好きで印象に残ってます。

▼以下、ネタバレ感想
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作家で十年いきのびる方法
鯨統一郎作家で十年いきのびる方法 についてのレビュー
No.60: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

夏への扉の感想

タイムトラベルものでミステリではありませんが、ロジカルな展開なのでよほどSFを毛嫌いしてる方でなければ楽しめる作品だと思います。

現在(いま)読むと、ところどころで古さを感じさせる表現がありますが、そこは目をつぶりましょう。

▼以下、ネタバレ感想
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夏への扉 [新版] (ハヤカワ文庫SF)
ロバート・A・ハインライン夏への扉 についてのレビュー