■スポンサードリンク


マビノギオン さんのレビュー一覧

マビノギオンさんのページへ

レビュー数25

全25件 1~20 1/2ページ
12>>

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.25: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

オリンピックの身代金の感想

奥田英朗お得意の群像劇。
上下巻のボリュームながらも中だるみは一切ない。
冒頭から全てのチャプターに意味がある。
話の構成は上手いですね。
エンタメ小説としてはかなり面白い部類に入るが、
ページをめくる手が止まらないとまではいかない印象。
基本的に登場人物は皆魅力的なのでそこも私好みであった。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
オリンピックの身代金
奥田英朗オリンピックの身代金 についてのレビュー
No.24: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

夜のピクニックの感想

ミステリーではないが、エンタメ小説としてはいい作品。
続きがものすごく気になるような話ではないが、読者飽きさせない構成と内容。
知らないうちにページをめくっている筆力。
ただ、登場人物への感情移入がそこまで深くはできない感がある。
会話は面白いのだが、ところどころでだれが話しているのかわからない場面がある。
クライマックスで泣かせるようなところがあるともっと評価が上がるような気がする。
青春小説は初めて読んだので入門にはもってこいの作品であることは間違いない。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
夜のピクニック (新潮文庫)
恩田陸夜のピクニック についてのレビュー
No.23: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

秘密の感想

基本ミステリーが好きなので本作のようなドラマ感覚な作品はなかなか自分には評価が難しい。
しかし、読み手を飽きさせない文章は東野氏の筆力。
先が気になる!ページを丸く手が止まらない!
といった作品ではないが、知らないうちに100ページは進んでいる。
そんな作品であった。
読書をあまりしない人にこそお勧めしたい読みやすさと分かりやすさ。
何より登場人物の少なさと個々の魅力。
それが詰まった作品。
作品名も読み手に半分委ねる形なところも秀逸。
ただ個人的には物語がトントンと進みすぎている感じがし、
もっといろんな展開や先が読めない感じが欲しかったところ。
ただこの作品を読む大多数の方は、小説ってこれでいい。
と思わせるような作品であった。

飽きさせないし、途中でイヤになる寸前で物語に読み手を戻す作りはすごいと思った。
その一方物語の強弱には欠ける印象。
高い品質ではあるが、ずっと75%位を保ち続けている。
もっと100%のところが随所に欲しい印象と、グイグイ惹きつける所が欲しい感がが否めないので個人的には8点とさせていただきます。


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
秘密 (文春文庫)
東野圭吾秘密 についてのレビュー

No.22:

噂 (新潮文庫)

荻原浩

No.22: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

噂の感想

読みやすい。
続きが気になるミステリーであることは確か。
賛否両論はあるだろう作品。
全体的に読みやすいし、ストレスはほとんどなく物語が進んでいき、どんどん引き込まれるのも確か。
しかし、少し薄い気がする。。。
特に主人公の小暮とコンビの名島、女社長の杖村以外の登場人物が薄っぺらすぎる。魅力を感じない。。。
面白い作品であることは間違い無いのだが登場人物が割といる割には個々に魅力が少なすぎる。


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
噂 (新潮文庫)
荻原浩 についてのレビュー
No.21: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

御手洗潔の挨拶の感想

斜め屋敷の犯罪という名作を読んで何年経ったのか。
久々に御手洗シリーズを読みましたがかなり面白かった。
御手洗潔がこんなにも魅力的な人間だったとは。
探偵の中では一番好きかもしれません。
御手洗潔の挨拶 (講談社文庫)
島田荘司御手洗潔の挨拶 についてのレビュー
No.20: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

慟哭の感想

たしかに途中で作者の意図に気づくのもわかる。
私は奥田英朗、伊坂幸太郎好きなので逆に騙された笑
面白かったです。
ただ、釘付けにするまでのページ数がやや多い印象。
慟哭 (創元推理文庫)
貫井徳郎慟哭 についてのレビュー
No.19: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

巨匠のお遊びミステリ

旅のラゴスのイメージが強い作家の巨匠、筒井康隆のミステリ。
メタミステリ!驚愕のトリック!映像化不可能!
と、銘打っている作品で、ページ数が少ないのでどんだけ宣伝すんねん!と思いながらも手に取った本作。
タイトルからは、よくあるクローズドサークルかと思いきや、
ミステリを読み慣れている人からしたら(私の自惚れかも)読み始めれば違和感だらけ!(笑)
でも違和感に気づけない。最初、会話が多すぎて誰が喋ってるのかわからなすぎて、読むのをやめようかと思いました。
しかし、流石です。それ以降はネタバレになるのでやめます。
驚愕のトリック!!というよりも、読者に宛てたトリックをぜひご堪能ください。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
ロートレック荘事件 (新潮文庫)
筒井康隆ロートレック荘事件 についてのレビュー
No.18: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

館シリーズの集大成

やっと読み終わった。
とにかく長かった、、、
「一」を読み終え、遅々として進まない話。
こんな展開で大丈夫か?と思わされますが
「二」から物語は展開していく。
結局続きがきになるので読まされますが、
まだあと3冊もあるのかーと、途中でなんとか投げ出しましたが
なんとか読了。
集大成というだけあって色んな今までの要素がごった返してますw
館シリーズを読んできた方は分量に敬遠せず、是非読んでいただきたい!

長いけど人形館の10倍面白いですよ!笑

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
暗黒館の殺人〈1〉 (講談社文庫)
綾辻行人暗黒館の殺人 についてのレビュー
No.17: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

前作に続き遜色ない出来

前作に続き負けずとも劣らなかった本作。
頭狂人が主人公っぽく描かれているので入り込みやすい私としては頭狂人を応援したくなってしまいます。
前作の終わり方が気になっていてその後を知ることができたのは少しよかったかなと思いますが、少し期待とは違う感じでした。
内容、トリックはどれも面白かったですが、前作のコロンボのやつにはなんとなく負けている気がしたのと、物語がつながっている感じがイマイチなかったので前作よりもで1点低い点数をつけさせていただきました。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
密室殺人ゲーム2.0 (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム2.0 についてのレビュー
No.16:
(8pt)

新しい感触

今まで読んだミステリー作品とは全く違う味です。
短編だけれども、設定がしっかりあります。
現代と比べると時代設定はかなり昔ですが、ミステリー好きなら受け入れられる範囲の設定で、クリムゾンの迷宮とか好きな人は絶対に受け入れられると思います!

作品の内容は基本スタイリッシュ!そして1話1話面白いので、読書初心者にお勧めできるし、少し読み慣れた方達にもお勧めできると思います。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
柳広司ジョーカー・ゲーム についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

イン・ザ・プールの感想

奥田英朗曰く、魅力的なキャラクターさえ居れば面白い小説になる。

まさにその通りの作品。
短編で毎回違った主人公が神経科医である伊良部と絡んで悩みを解決していく。

本当にこんな方法でいいのか?
彼は患者に何を言っているのか?

そんな破茶滅茶な伊良部がとても魅力的で、短編なんだけれども全てが面白い。

長編を読んだ後の息抜きに最適の一冊。
イン・ザ・プール (文春文庫)
奥田英朗イン・ザ・プール についてのレビュー
No.14:
(8pt)

流石のテンポの良さ

流石は伊坂作品。
テンポの良さと会話の面白さで飽きがこずに読めました。
相変わらず伏線の貼り方がうまいです。


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
ゴールデンスランバー (新潮文庫)
伊坂幸太郎ゴールデンスランバー についてのレビュー
No.13:
(8pt)

エログロはおまけ

正直いろんなところで言われるほどエログロびょうしゃがきついてもとは思いませんでした。
本を閉じたくなるような〜と書いている人もいますが、
かなり覚悟して読んだので少し耐性が付いていたかもしれませんが、本作はそこよりも、書き手の思い通りに騙されるのを楽しむ作品です。
エログロは正直おまけだと思いますので、一度読んで頂きたいです。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.12:
(8pt)

随所いちいち面白い

まだ私は伊坂作品をそれほど読んだわけではありませんが、彼はいちいち面白い、読者のツボをいちいち刺激してくる作家だと思いました。

本作の主人公は死神!人間ですらない!?(笑)
そんな死神が登場する短編集で、勿論「死」に関するお話しなのですが、暗い雰囲気がない。そして、得意の会話がいちいち面白い!
伊坂幸太郎の描く死神にきっと魅了されると思います。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
死神の精度 (文春文庫)
伊坂幸太郎死神の精度 についてのレビュー
No.11: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

仮面山荘殺人事件の感想

結構辛口の評価が多いみたいですが、
個人的には普通に面白かったし、どんでん返しも良かったです。


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
仮面山荘殺人事件 新装版 (講談社文庫)
東野圭吾仮面山荘殺人事件 についてのレビュー
No.10:
(8pt)

クドリャフカの順番の感想

古典部シリーズ第3弾。
テーマは「期待」。

アニメも面白いがアニメ以上に内容が濃い。
今作は以前と違い、一人一人が一人称になって主人公たりうる書き方。相変わらず飽きの来ない筆力。
会話も会話の間の文章もいちいち面白い。
最後に奉太郎が謎解きをするのが謎解きをするのもいい意味でパターン化していて面白い。
伏線も回収して痒いところに手が届かないということがない。
奉太郎のわらしべプロトコルもいちいち面白い。
ちょっと出来過ぎ?なところはあるがそれは小説なので仕方がない。
クドリャフカの順番 (角川文庫)
米澤穂信クドリャフカの順番 についてのレビュー
No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ワイルド・ソウルの感想

プロローグの途中は少しエンジンがかからなかったですが、
すぐに引き込まれました。
ハードボイルドタッチなのも気に入りました。

さて本作、棄民問題という少し重苦しい設定ではありますが、まずは読んでいただきたい。特に人物像に重点を置いている小説だと思います。
かなり楽しめたエンターテイメントに仕上がっている反面、
続きが死ぬほど気になる!という感じにはならず、1日、2日置いてしまったことが少しありました。

ただ物語の構成、登場人物の魅力かなり詰まっていますのでオススメの作品には間違いないです。
ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)
垣根涼介ワイルド・ソウル についてのレビュー
No.8: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

天使の囀りの感想

今まで読んだ中でもかなり怖い作品でした。
個人的には「黒い家」よりは好みの作品です。
現実にありえそうでなかったけど今後えりえない話ではない、、、あーーー何を書いてもネタバレになりそうです。

本作は専門知識もまずまず多いですが、嫌になるような
ボリュームや、書き方ではなかったので読みやすかったです。
300ページくらいまではどゆこも?どゆこと?
ってな感じで読まされ、そのあとはあー、だよね、だよね、
ってな感じで読まされます。

設定もさることながら知識量に脱帽します。
なんか貴志祐介ばっか読んでるような、、、笑
天使の囀り (角川ホラー文庫)
貴志祐介天使の囀り についてのレビュー
No.7:
(8pt)

龍神の雨の感想

文章は軽く、難しい描写も少ないので
読んでいて苦痛になるようなことはありませんでした。
途中で展開に気づいてしまって節はありましたが
全てを把握することはできませんでした。

道尾秀介は伏線回収がうまいですね。
素直に終盤でグググッと手に汗握ります。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
龍神の雨 (新潮文庫)
道尾秀介龍神の雨 についてのレビュー
No.6:
(8pt)

愚者のエンドロールの感想

1作目もですが、アニメを見たあとで本作を読んでいます。
実際に放送していた時に見ていたからかれこれ5年も前です。
トリックとか結末とかはしっかり忘れていたので読むのに支障はありませんでした(笑)
さてほんさくですが、私的には前作よりは上だと思った。ということで9点にしています。
正直アニメが面白かったのでキャラのイメージが入ってきやすく、読みやすいので点数が上がっているかもしれない節はあるかもしれませんが、ページ数も少なく、主人公のホータローに実際魅力があるのでさらっと読めてしまいます。米澤先生の筆力には脱帽ですね。
いつか古典部シリーズ以外も読んで見たいです。

本作は始まりのチャットのような部分がわけわかんなく始まりますが、気にしずにそこも読んで下さい。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
米澤穂信愚者のエンドロール についてのレビュー


12>>