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Ariroba78 さんのレビュー一覧

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レビュー数139

全139件 101~120 6/7ページ

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No.39: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

館がぶっとんでる。

他の作者も含めて、多くの館の本を読んでいるが、この館は上位に入るぶっとんだ館だ。
迷路の構造は好きなのだが、もっとこの構造を活用したトリックを読みたかったのが正直な所。
良い作品だけに、高望みしたくなる。
迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
綾辻行人迷路館の殺人 についてのレビュー
No.38: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

そんなに悪くない

非現実的過ぎる大仕掛けなトリック。だが、作品の雰囲気が上手くそんなに嫌いじゃない。
トリックよりも犯人の仕掛けの方が楽しめた。
『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫)
北山猛邦『ギロチン城』殺人事件 についてのレビュー
No.37: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

読んでて面白いし、意外な仕掛けもよい

作品の雰囲気や緊迫感は前2作と比べて、抜群に良くなっている。
と言うか好みの問題かもしれない。
連続殺人+トリックが満載。ミスリードの妙も良かった。
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)
北山猛邦『アリス・ミラー城』殺人事件 についてのレビュー
No.36:
(6pt)

前作よりは分かりやすくなった

大掛かりな物理トリックや、図書館の仕掛けは想像するととても面白い。
前作よりも理にかなった世界観になっている印象を受けた。
『瑠璃城』殺人事件 (講談社文庫)
北山猛邦『瑠璃城』殺人事件 についてのレビュー
No.35:
(5pt)

世界観が好みにあわず

メイントリックや、顔が浮き出す地下室の謎などを物理的な解釈で解決していく面白さがあるのに、
世界観がファンタジー(?)である為、無駄に現実に戻されてしまった感じをうける。
「クロック城」殺人事件 (講談社文庫 き 53-1)
北山猛邦『クロック城』殺人事件 についてのレビュー
No.34:
(4pt)

2度は読めない

三大奇書ゆえに読んではみたが、目が文章についていけない。取りあえずページを捲っていき、犯人が明かされ、
「はぁ、そうでしたか。」という感じて終った。
だが、とても凄いものを見た気がする思いは残る。
黒死館殺人事件 (河出文庫)
小栗虫太郎黒死館殺人事件 についてのレビュー
No.33:
(8pt)

やはり名トリック

メイントリックは秀逸だし探偵の造形も面白い。初読の時はとても感動した。
占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)
島田荘司占星術殺人事件 についてのレビュー
No.32:
(8pt)

犯人の異常性がグッド

0やメビウスの殺人の作風の中に垣間見れていたサイコ性がとても強調され、犯人の異常性が最後まで発揮されいるのが良い。
新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.31: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

ミッシングリングの無邪気さは面白いが……

無邪気な犯人の遊び心にゾクっとする気がするが、全体の雰囲気が軽い為に味気なく感じた。
メビウスの殺人 (講談社文庫)
我孫子武丸メビウスの殺人 についてのレビュー
No.30:
(3pt)

後半がグタグタ

あらすじに釣られた。キワモノ作品として興味がでたのだが中身は残念なものだった。
死ぬまでの僅かな時間 (双葉文庫)
井沢元彦死ぬまでの僅かな時間 についてのレビュー
No.29:
(2pt)

作者暴走作品

タイトルとは真逆に突き進み、これは悪い例ですと言わんばかりの内容である。
作者が暴走したのか?
上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)
No.28: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

シンプルながら完成度は高い

8の殺人に続く2作目。容疑者は4名。短い小説で、章毎に容疑者が死んで誰が犯人か推理する話。
200ページ台の短い作品で、シンプルながら作品の完成度の高さに頷かされた。
0の殺人 (講談社文庫)
我孫子武丸0の殺人 についてのレビュー
No.27: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

初めてのミステリー用

カーの不可能犯罪の面白さをとても分かりやすくした作品だと感じる。初めてのミステリーとして薦めやすい1冊。
8の殺人 (講談社文庫)
我孫子武丸8の殺人 についてのレビュー
No.26:
(5pt)

震災中に起きる殺人事件

死体消失など見応えありそうなミステリーなのだが、仕掛けは容易に想像できてしまい、
事件よりも震災の描写の方がインパクトが高い作品。
ただ、震災でパニックになっている当事者を思えば謎が解けないのも納得できる。
未明の悪夢 (光文社文庫)
谺健二未明の悪夢 についてのレビュー
No.25: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

過程を楽しむ為の作品

犯人当てや凶器、トリック、最後のどんでん返しなど、人それぞれミステリーの好みがあるだろう。
本書は、理論的に犯人を当てるまでの過程を楽しむ為の作品だと感じた。
過程を楽しむのは好きだが、物語としては地味だったので普通な評価。
どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)
東野圭吾どちらかが彼女を殺した についてのレビュー
No.24: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

歴史に名を残した密室講義

物語自体は現代で読めば今さら感がある見なれたトリックで面白さを感じられなかった。

ただ、作中にある密室講義は読書の価値あり。
世の中の密室トリックが講義内の定義に分類されてしまうわけだが、
その分類から脱却する為に多くの作家が頭を悩ませる切っ掛けになるなど、
作中に登場する密室講義が歴史に名を残す事になった事は確かだと思う。
三つの棺〔新訳版〕
ジョン・ディクスン・カー三つの棺 についてのレビュー
No.23: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

シンプルなのが良い

オカルト趣向でも不可能犯罪でもない。大胆なトリックがあるわけではない。
(ある意味大胆な仕掛けなのだが)
普段と違う作風だが、舞台は非常に分かりやすい楽しめる作品に仕上がっていた。
皇帝のかぎ煙草入れ【新訳版】 (創元推理文庫)
No.22: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

文章が魅力的

ミステリーとしての印象はないが、場の雰囲気、セリフに至る描写がとてもオシャレでカッコ良く、そして心に残った。

長い別れ (創元推理文庫)
レイモンド・チャンドラー長いお別れ についてのレビュー
No.21: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

アンチミステリーと言えばこれ

迷推理により読者をあっちこっちへ振り回す小説。好みの判断は当事者と傍観者が錯誤するのが楽しめるかどうかだろう。アンチミステリーの代表格。


虚無への供物〈上〉 (講談社文庫)
中井英夫虚無への供物 についてのレビュー
No.20:
(7pt)

心理的トリックが一品

神津シリーズと言えばこれか人形。怪奇的な雰囲気が堪能できる作品。
機械的・心理的の2種類のトリックが登場するが、やはり機械後の心理的トリックが光る一品。

刺青殺人事件 新装版 (光文社文庫)
高木彬光刺青殺人事件 についてのレビュー