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溺れる魚
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溺れる魚の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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と言っても過言ではないだろう。 | ||||
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作品名が面白かったので、手に取りました。 映画化された作品とは全然知りませんでした。 とにかく登場人物の多い作品です。 女装の警部補、忠誠心ゼロの警部補。自覚のない公安。 やくざとの絡みがある企業と、恨みを持つ芸術家達。 それぞれの個性を考えて、凝りすぎてしまうと、全部が 全部個性が死んでしまうので。 女装の警部補も、忠誠心ゼロの警部補も、一体何をして たのよ、って感じで、結構あっさり殺されちゃうので、 誰が死んでて、誰が殺したのか、確認して、って感じ。 企業恐喝、恐喝すり替わり、までは良かったのですが、 ハリウッド映画宜しく、撃ち合いになっちゃうと、ドタバタ が過ぎたかな。 絡み合わない、味の合わない具を煮詰めるとこんな味? という本作品。60点。 凝りに凝った具材に溺れてしまったのは魚かな。 | ||||
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「キャラ立ち」した登場人物達(主に悪徳警官)がくんずほぐれつの ドタバタ劇を展開するクライムストーリー。 「女装癖のある刑事」、「現場から金を横領した刑事」 「妙なバーに出入りする公安の警部」「金に困った悪徳刑事」 「脅迫状を送った芸術家達」「脅迫状を受け取ったとある企業の重役」 「重役の雇ったやくざ」「革滅派の活動家で醜男醜女のカップル」 ざっと、こういった人々たちが各々の思惑と欲望の下で悲喜劇を 織りなします。 全体的に快活に読み進められます。しかし、登場人物の多さに反比例して、 内容的にはそれほど入り組んだ展開にはならず、結局は公安の警部と、 重役側の雇ったやくざと、免職を免れたい悪徳警官と、金に困った悪徳警官と、 脅迫状を送った芸術家達とのバトルロイヤルが展開されて、最終的には ある脇役が美味しいところを掠め取っていく、という感じです。 深くない分、頭を使わずに読めます。この作者が得意とするパターン でしょうね。 | ||||
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登場人物、皆キャラ濃いですね。 個性が強すぎるスパイス、皆いい味を出して刺激的ではあるのです、全体的な味として最後まで調和しきれなかった、そんな感じでした。 それなりには楽しめますが、調和が出来なかった分後味があまり・・・ラストもう少しまとまって欲しかったと思います。 でもそこそこ楽しめましたし、一人一人のキャラ設定面白かったですよ。 | ||||
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一風変わった登場人物が矢継ぎ早に登場し、いくつかの時間軸を書き分けているところから、私はいまひとつ感情移入をすることが出来ませんでした。個人的には登場人物の性格や、文章の隅にあらわれるような言葉の癖などをもう少し細かく描いてほしかった。外見的な描写だけでは、リアリティーにかけ、私の拙い想像力ではあまり楽しむことができませんでした。 しかし、舞台設定や、場面ごとの表現はうまく、それなりの臨場感をもって書かれているかと思います。他の作者にはできない、現実味のない現実をうまく表現しているのではないでしょうか。 そういった意味では、人物描写の物足りなさは、勿体無い・・・。 | ||||
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戸梶作品初挑戦でしたが、リーダビリティはなかなかで、楽しく読めました。変人ばかり登場しますが、巧く描き分けておられます。まあ、明らかに余分なお下品描写もあるわけですが、無駄なところがいいかもしれません。それが作品の持ち味だと感じました。それにあの脅迫の内容、通勤途中に読む人は噴き出さないように気をつけましょう。終盤にストーリーは急加速しますが、混沌のうちに収束した感じで、最終的に誰が勝って誰が負けたのか、喜んでいいのか悪いのか、何か忘れているような、いないような。でも、そんな事どうでもいいです。「なぎら☆ツイスター」も読むしかないですね。独特なノリにちょっとハマりそう。 | ||||
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新宿西口と銀座で珍妙な光景が展開されるシーンはとにかく痛快で面白い。映画化の計画があるそうだが、きっと話題を呼ぶシーンになるだろう。登場人物も事件もユニークで、エディター・レビューにある「疾走感」は味わえるが、あまりに劇画調なのが気になった。また、嘔吐物、排泄物の描写がひんぱんに出てくるので、万人向けの読み物とは言えないと思う。 | ||||
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