未確認家族
- クライムノベル (72)
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ぶっ壊れた小悪党がぞろぞろ登場する話といえば新堂冬樹氏の作品にも多くある。 本作はそれらにくらべてズブズブ、ドロドロしていない。 もっと軽くてサラッとしているので、深いことは考えずに読めばちょっとした気分転換になる。 好みから言えば、こういう話にモラルとか感動は求めていないので 元ヤン母親が途中から中途半端にイイ人っぽくなってくるが、もっと「バカス」に徹底してほしかった。 全編にわたってなにかしらバイオレンスな事件が起こっているので、一気に読ませる魅力はある。 あ、こういう不道徳ドタバタ系が平気な人限定ね。 | ||||
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戸梶作品は実に面白い。激安人間のおもしろさ、悲しさ、迷惑さを巧みに表現してくれる。 そして現代社会にこの種の人間の如何に多い事か。 普通の家族、そして地域社会が激安な物事であふれている。 それを目の前にしめしてくれる。 その中で生きる事は大変だ。 | ||||
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ノンジャンル作家、戸梶圭太の家族小説。 女遊びに余念のない知弘は、元ヤンキーの妻・美穂に飽き飽きとしていた。また、一方の美穂も考えるのは浮気のことばかり。息子は登校拒否を起こし、家族仲は完全に冷え切っていた。そんななか、ある日、美穂宛にマン拓のFAXが届き……。 戸梶圭太が家族を描いたら、まあこうなるんだろうなぁと想像がつくような家族が描かれています。なので、この人の作品にしてはちょっとパンチが弱い印象がするのは否めません。 平行して描かれる犯罪者家族の姿も、知弘の母親の家族もまた然り。 面白いけれど、ぐっとこないというのが正直な感想でしょうか。 ただ、妄想の中で生きる大枝浩子だけは、いっちゃってて面白いと思いました。この人に関わるところだけは、笑える悲劇全開です。 ※ほか、ちょっと。 ・前にも書きましたが、この人の描き方にリアルな世界は合わないような気がします。 ・大枝浩子は確か「なぎらツイスター」か「自由自殺法」にも登場したはずです。これって、リンクしているのでしょうか。気になりました。 | ||||
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面白いです! 脳味噌があまりにも腐っている人々の物語。 支配欲、独占欲、性欲、破壊欲に満ち満ちた人間達の おりなす可笑しくも壮絶な戦いとアップテンポな進行が 非常に痛快で、それでいてホロリとさせる最後が良かった。 異常で壮絶で超常的なカタストロフィが終焉し、主人公が 最期に求めたモノ、それは只の一度も肉体関係を結んだ事 も無かった、知り合って間もない者への純愛だった。。 | ||||
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久しぶりに戸梶作品を読みましたが、 バリキチ全開で最高に面白かったです。 話の展開としては、メチャクチャに見えつつも、 なんだか整合性も取れている気がするという 戸梶作品ならではの味をたっぷりと楽しめました。 日常生活の中で、 バカにムカついた時などに読むと最高ですね。 | ||||
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