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犯人に告ぐ
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犯人に告ぐの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.02pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全176件 81~100 5/9ページ
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正直まっっったく面白くないこの本の売りで帯にもドーンと書いてある「劇場型犯罪VS劇場型捜査」これが上巻のもう終わろうかという辺りでやっと始まるしかも主人公が1回テレビに出演しただけで犯人に動きがあったわけでもないそこで上巻終わりこりゃないだろと思いましたここまで読んだので当然下巻も読みますもしかしたら下巻で一気に面白くなるのかもしれませんそれでもこの上巻はないでしょう退屈で退屈で仕方ありませんでした警察と犯人との一瞬の隙も許さないような心理戦を期待してたんですが見事に裏切られました本当は★1つで十分ですが下巻に期待というこで★2つ | ||||
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長い前置きを読んだ感じです。下巻で話が動き出すのかなー、と。 警察ものは組織の仕組みや階級の序列などに詳しくないので、苦手意識があって はとんど読まないのですが、この作品は警察内部についてはそんなにややこしく 書いてないので、とっつきやすかったです。 癖がなく読みやすい文章でした。話がどう進んでいくのか楽しみに下巻を読みたいと思います。 | ||||
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上下2冊という長さではあるが、一気に読み終えた。 物語のクライマックスは、犯人逮捕ではなく、警察の密告者を引っ掛けるところ。で、肝心な犯人逮捕は意外とあっさりとしていて、肩透かしを食らう。 犯人に告いでおいて、犯人は何も告がない。どんな奴でどんな理由でこのような事件を起こしたのか、最後もきっちりと描いて欲しかった、かな。 でも、面白かったから、許す。 | ||||
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犯人が見えないというのがテーマなので どうやって紙袋の底に貼り付けたなどは考えてなかったのかな。 9章まではどうするんだろうって思ってたのに。 最後はアレで終わりかいな・・・。 まさかなって思いました。 「今夜は震えて眠れ」のトコがピークだったか。 | ||||
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『火の粉』からの雫井ファン。 出版当初から気になっていたのだが、ここにきて文庫化。 本屋で即購入しました。 期待を裏切らない秀作です。 巻島という刑事の魅力にとりつかれます。 個人的には小川の存在感が何とも言えず気に入りました。 まぁ映画の方は見てないので何ともいえませんが、とりあえずは活字から入ることを薦めます。 | ||||
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映画は見ていません、この本の上下巻を読みました。 読んでいるあいだはどんどん先を読みたくなります。 しかし、読み終わってからは物足りなさを感じます。 犯人である「ワシ」や「バットマン」についてではなく、 上司:植草の行動や、ニュース番組に関しての内容が多かった。 確かに、その部分はとてもおもしろい。面白いのだが、 ラスト肝心の「バッドマン」はあっさりと捕まり、「ワシ」は謎の部分が残ったまま。 否、謎というより特に理由はなく、単純な事件で終わってしまった。 「姿の見えない犯人に時に刑事は恐怖を感じる・・」 冒頭でその様な事が述べてあり、そのことを伝えたかったのかもしれないが、 ならばもっと主人公:巻島の心情を描いてほしかった。 私が様々な部分を伏線だと思って読みすぎたのでしょうか、どんでん返しを期待したら 意外とあっさり終わってしまいました。 | ||||
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はまりました。 面白かった。 「チームバチスタ・・・」もよかったですが、 私はそれ以上に面白かった。 ひとえに巻島という主人公の魅力に尽きます。 アウトサイダーの矜持と事件の中で刑事が壊れていく様が見所です。 上巻の読みどころは、 誘拐事件の縄張り争い。 神奈川県警と警視庁の「帳場」争いのリアルさです。 組織の醜さと刑事事件のひりひりした描写に一気に惹き込まれました。 高村薫の一連の作品を思い出させます。 巻島を高村作品の合田と比較して読みました。 ディテールが警察小説として、よくできています。 更に加えると、本作、川崎、横浜、新宿、原宿が舞台です。 その土地の空気がよく表現されているので、 横浜、川崎市民の方々が読むと面白さ倍増です。 | ||||
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主人公の顔が頭の中でトヨエツになってしまうのは、良しとして、女性キャスターや、上司植草が、あまりにパターン通りの人物で、想像をうらぎることがない。チョンボ君も勘がいいってことでしょうが、普通たった一人で行動するかな?実際は危険なんだから、二人行動だと思う。なんか都合がよすぎるような・・・・。 | ||||
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たった今、本書の下を読み終えたが、本作品はかなり良い仕上がりと評価できる。 雫井氏の作品を読んだのはこれが初めてであったが、是非他の作品も読んでみたい。 内容は幼児誘拐や幼児の無差別殺人といった題材を取り上げているものの、ドロドロした印象はなく、むしろ警察内部で実際にあり得るような職場の人間関係や葛藤がひとつの売りであると思う。 本書を読み終えるや否や下巻を手に取りました。 強くお薦めします。 | ||||
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どうもベストセラー、映画化といった作品は読む気がしないのですが、家族が読んで面白いというので、とりあえず読んでみました。面白かったです。上下巻一気に読みました。次の日本屋に行き、虚貌の上下と火の粉の文庫を買いました。そちらはこれから読みます。 | ||||
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巻島は捜査官の代表としてTVで有名人になった。 しかし、華やかさのあるプラスイメージの反面、 終盤で巻島が桜川に刺される場面にあるように 警察への逆恨みといったマイナスメージまで 請け負っているのも事実だ。 職務を全うするために闘った彼に拍手を送りたい。 | ||||
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全体にただよう”軽さ”で評価が分かれる作品だと思う。 同じような題材で横山秀夫が書いたら、どろどろと加齢臭のただよう重い作品になったと思う。 私はこの”軽さ”で、幼児誘拐殺人事件という重い題材を一気に読ませていると思う。 数年前、幼児誘拐殺人事件で大失態を演じた巻島が、新たに挑む幼児連続殺人事件。 捜査に手詰まりをみせていた県警本部は、左遷されていた巻島を呼び戻した。 そこで行われる”劇場型捜査”とは? プロットは斬新で、スクリプトも面白い。犯人との攻防、県警内部の対立、警視庁との争い、テレビ局間の競争、複数のストーリーが同時進行する。 犯人について最後まで存在感が薄いのは、現実の捜査の感じを出したかったからではないだろうか? 誰が犯人だというようなことは、こういった無産別殺人では表現しきれないだろう。 いずれにせよ、楽しめる作品だ。 | ||||
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すらっと読破できる。読みやすい。ただ内容が陳腐!安っぽい。現実ではありえない内容。 | ||||
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「我々はようやくお前を追い詰めた。今夜は震えて眠れ」 児童連続殺人犯を追う前代未聞の「劇場型捜査」の行方は? タイトルやあらすじだけを見ると、少年漫画的な勧善懲悪ヒーローものを想像してしまうが、実は全く違う。 事件解決には手段は選ばず、手柄は独り占めし責任は部下に押し付ける切れ者本部長。私情から機密情報を横流しする上司。視聴率至上主義で手のひらを容易に返すマスコミ。無責任な世論。 過去に暗い記憶を抱える、クールでハードボイルド、それでいて家族想いの主人公・巻島は、そうしたさまざまな思惑を抱えた人々と虚虚実実の「大人の」駆け引きを繰り広げる。自分の捜査の邪魔者を排除すべく巻島が取る方法は、単純な糾弾ではなく、なんとも「大人なやり方」だ。思わずうなってしまう。 人情派の刑事や、「チョンボ君」など脇役のキャラも立っており、登場人物の描写にも深みが感じられる。 本格ミステリーというよりも、ヒリヒリとした大人のやり取りを楽しむエンタメ小説。一気に読みきれること間違いなしのおすすめ作品! | ||||
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結論から言うと僕はそんな騒ぐほど面白いとは思いませんでした。(まだ上巻しか読んでないので上巻だけの意見です。すみません。) 理由としてはいろいろあるんですが、まず主人公の役職がなんか「特別捜査官」みたいなのが胡散臭くてあまり魅力を感じません。事件もたいした事件ではない気がする・・・。舞台が新宿や原宿など良く知られた場所なので、地元がテレビに映ったときのような微妙な感動はあります。 あと最後に映画化されるのが早い!豊川さんの顔が浮かんでホントに読みづらくなってしまった。面白いと思ってる方、生意気すみません。 でもひっくり返される可能性があるので下巻も買いますが、期待は・・・・。 | ||||
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すごく読みやすく、おもしろいです。 いろいろな場面の描写や心情が、妙にリアリティがあります。 頭脳戦で裏切り者をはめるところとか、読んでてスカッとします。 ただ、ミステリーとしてはすばらしいですが、決して推理小説ではないのでその点間違えないようにしましょう。 映画化されるらいしいですが、楽しみです。 | ||||
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雫井 脩介の作品はこれが初めて。 父に、話題になってる本だ、と勧められて読み始めた。 最初はちょっととっつきにくいかなぁ…って感じがあって 短い通勤電車の中でちょこちょこと読み進めていたんだけど 下巻に入ってからは一気に読破。 なかなか面白かったかな? 帯のトヨエツを見たからか巻島のイメージが完全にトヨエツ化されてたのは よかったのか悪かったのかw ま、でも結構ぴったりだったんじゃないかな、と。 犯人探しのようなミステリー感はないけれど 警察内部のゴタゴタやら報道機関やマスコミとの駆け引き等 色々調べたんだろうなぁ…って思った。 それにしても、この『劇場型捜査』 実際でもあっておかしくないように思ったのは私だけか。 ま、実際すればもっとすごいことになるとは思うけどw ラストはちょっとあっけなかったかな? もう少し色々と書き込めたような気もなきにしもあらず。 でも、あれぐらいで終わってた方が意外とよかったのかも。 そして、私的には津田長のキャラが一番好きだ。 これは、映画化ってのいいんじゃない? てか、寧ろ早く観てみたい。 | ||||
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推薦されて読みました。 巻島の孤独、不安、葛藤など心理を読み取る作業に夢中で、あっという間に読み終えてしまった。 本作は、雫井さん初体験となりましたが、雫井ワールドにもっと入り込もうと思えた1冊。 | ||||
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メルギブソン主演の映画(題名は忘れたけど、わが子を誘拐した犯人に賞金かけてTVの力を借りて追い詰めてゆく)をみたときから、やがてこういう劇場型捜査の話を誰か書くだろうと思っていた。 私の予想では、五十嵐貴久か荻原浩あたりだろうと思っていたのだが。 上巻は、あまり軽さを気にさせずにぐいぐい引っ張っていってくれる。 文章も癖がなく読みやすいし、著書の他の作品も読んでみようかという気にさせる。 下巻が楽しみである。 | ||||
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書店でベストセラーとなっていると宣伝されていたので、 買って読んでみたが、 上下巻、一挙に読み進められる、非常におもしろい内容。 殺人事件の解決を行う刑事物という意味で、 それほど新しさがあるわけではない。 史上初の劇場型捜査がユニークかといっても、 そういうわけではない。 トリックが複雑とか意外な犯人とか、 そういうのもまったくない。 にもかかわらず、おもしろくて読み進めさせてしまう何かがある。 多分、事件そのものとかミステリーより、 主人公の生き様やそれぞれの刑事の立場での人間模様が、 何よりおもしろいからではないかと思う。 終わり方もなかなかいい。 最後あっけないのと、 上巻の後半、植草についての描写がやや長い感じがするが、 それでもこの作品のおもしろさは変わらない。 | ||||
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