■スポンサードリンク
コズミック
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
コズミックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.93pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 21~40 2/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
メフィスト賞受賞作のなかでも飛びぬけて賛否両論の大怪作として名高い本作。 どれだけブっとんでいるのか興味本位に読破。 ノベルス版で700ページもあるサイコロ本だが、不思議とサクサクと読める。 どうやっても論理的決着は無理だろという劇中の密室殺人の真相は・・・ 一応論理的決着(と言えるのだろうか・・・)がされているが(何とこの内容で読者への挑戦状が付いている!・・・)、これはやはり反則で否定的意見が多いのも納得できる。次のメフィスト賞受賞作の「六まいのとんかつ」なんかを遥かに凌ぐバカミステリーです。 とにかく、この密室殺人の真相、そして真犯人の設定の無茶苦茶さなど常人の考えるミステリーの定義の枠組を軽く超えるものです。 何かとんでもない小説を読みたい人には推薦します。最後まで読んで激怒しても責任は取りませんが・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
たくさんのミステリーを読んできた。印象に残る三大ミステリーは、東野圭吾の「放課後」。島田荘司の「占星術殺人事件」。そして、この清涼院流水の「コズミック世紀末探偵神話」。「放課後」は犯行の動機。「占星術殺人事件」と「コズミック」はトリックが素晴らしい。「コズミック」のオチにケチを付ける人は少々頭がカタイのかな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すばらしいです。 私は大発見をしました。 これだけ密室殺人が延々と続くと、 もう密室殺人自体がどうでもよくなり、 トリックとか謎とか犯人とか、 どうでもよくなるんだってこと。 それだけです。 あまり酷評すると、逆に読みたくなる人がいるので、 このへんで。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリだとか関係なく、著者のことも全く知らないままに読んだときの感想に基づき、 コズミック水やジョーカーも無視して、コズミック流だけについて書く。 これは(コズミック水で言及されているとおり)「密室という名の連作短編集」だと思った。 そもそもこの宇宙が密室で、様々な密室が入れ子になって世界を構成している。 人生という空間も密室ならば、人生という時間も密室だ。 そして様々な人生があるともいえるし、 逆に人生なんて生まれて死ぬという意味において画一的だともいえる。 読後はそんなことを考えさせられた。 僕は密室十七の、ときどき生きていることの意味に悩みながら、 死、あるいは生と死の境界への憧憬を捨てられない利密に共感を覚えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本を読んだのは、8年ほど前だったの内容に関しては、 他のレビューを読んでいただければと思います。 では、なぜわざわざ8年もしてこの作品のレビューを書いたかと言えば、 それが個人的に素晴らしかったからだとしか言いようがありません。 この作品はある意味で革命的であり、ある意味で模倣的な作品とも言えると思います。 ミステリー小説とい、看板と大枠(殺人事件や謎)などの表面を利用し、内容は、物語を 中心にキャラが動くのではなく、キャラが中心に物語が動く。 彼の後続には舞城王太郎氏がいて、西尾維新氏がいて、佐藤友哉氏がいます。そして、 現在のライトノベルと言われるジャンルにおいて、この本の功績が踏襲されていると思います。 今後、ライトノベル研究や、オタク系文化研究などはいっそう増えるであろう事が予想されま すが、その面からみて、この本と著者の影響は無視のできるものではないです。 小説としての評価はわからい(個人の感想で面白かったと言えるがそれ以上は語れない)ですが、 研究の材料、素材として、その後の業界や若い作家に与えた衝撃は最高だったと思います。 また、研究に使いたい人は、東浩紀氏の『動物化するポストモダン』(講談社現代親書)もお勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何もすることが無くて時間を持て余している人にお勧め 素敵に時間を潰せることでしょう ミステリー好きの方にはお勧めしません | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書を購入する前にチェックして欲しい項目を以下に挙げます。 □日本語を読むことができる □おおらかな気質である □分厚い本を読む体力と、ページをめくり続ける忍耐力がある □ミステリはかくあるべしという先入観を捨てることができる □自室の壁に殴っても良いスペースがある □時間が余っていて仕方ない □お金が余っていて仕方ない 8つ以上あてはまったら迷わず購入することをオススメします 次に、本書を購入してしまった方が読後にするべきことを以下に挙げます ・拳にテーピングをする ・壁を殴る ・ドンドンするなと、お母さんに怒られる ・被害者の会を結成する ・忘れる ・忘れられない場合は、信頼できる催眠術師を探す ・それも出来ない場合は、人に勧めて被害者を増やす 私はコズミックを読みましたと言うだけで、みんなが優しく接してくれると思います。 優れたコミュニケーションツールだと思うので、是非読んでみてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いやあひどかった。2CHでどんでん返しがすごい作品に挙がってたので、そのままクリックしてネットで買った。届いて10ページくらいで少し後悔し、100ページくらいでだいだいどんな本かわかったのでそこから流し読みモードに。情報として知っておくためだけに、読者への挑戦状付近と、その後の種明かしだ読んだ、というか眺めた。気持ち悪いトリックだった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最低でした。 何が面白いのかさっぱりわかりませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最低でした。 何が面白いのかわかりませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最低でした。 何が面白いのかわかりませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
怪作あるいは悔作(読むと後悔したくなる的な意味で) あらすじ 警察、メディア、JCD(日本探偵倶楽部)にFAXで送られてきた怪文。 『今年、1200個の密室で1200人が殺される。 誰にも止めることはできない 』密室卿 その犯行予告どおりに、事件は繰り返され・・・ JCDの探偵たちはこの謎に迫ることができるのか? 感想 膨張、拡張させるとなんだかよく分からないけど、価値が生まれる。 奇っ怪な現代美術を観たときと近い感想が頭をよぎりました。 作者の頭の中にあったアイデア。 本来なら『そんな考え、ミステリーで通用するわけないよな』 それだけで終わったはずなんでしょうが、 作者の並はずれた確信(そうとしか言いようがない)と ぶっ飛んだ発想を世に問うた編集者の度胸が化学反応を起こし 結果はご覧の通り。 ちょっと検索をかければ、色々とその当時のことが分かります。 何にせよミステリーに新たな流れを生み出した作品であることは確か。 読んでからの一言 この厚みは凶器にも使えます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品の最大の欠陥は、こんな間抜けな結末に誰も気づかない事です。こんな事にも気づかないのに、名探偵と言われても納得できません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本格ミステリーを期待して読む人、また火曜サスペンス劇場なみのコテコテミステリーを愛する方々が読んだら、この分厚い本を、信じられない力で真っ二つに引きちぎる程、頭にくるのかもしれない。これはオタク漫画キャラクター小説です。つまり、格闘漫画の数々のキャラクターに個性的な必殺技があるように、この作品に出てくる探偵集団には特殊能力とも呼べる個性的な「推理能力」があるのです。ほら、そう思うと読みたくなってくる人が出てくるでしょ?この作家を天才とリスペクトする作家が多く、トリビュート小説も出てるくらいです。リアルな本格ミステリーを期待して読んじゃダメ。漫画好きの為の、漫画好きによる、漫画好き種族の中での本格ミステリーです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「今年1200の密室で1200人が殺される。誰にも止める事は出来ない」このキャッチコピーのワクワク感は圧巻だった。1996年、著者は七百ページにも及ぶ本書でデビューし、賛否両論を巻き起こした。綾辻行人、京極夏彦などなど売れっ子作家も本書について個人的に語り合ったとも言われる曰く付きの書です。問題は、他の方も言われてますが、あのオチでしょう。これだけ大風呂敷広げといて、こんだけ読ませといてこのオチかい!?という気持ちは私も分かります。このお話を、本格ミステリーとして読んだら、禁じ手を使われた感じがするのでしょう。作者としてはこの小説は、「究極のエンターテイメントとしてのミステリー」だそうです。自分はしかし、ミステリーのアイテムや方式を借りた、エンターテイメント小説だと感じました。ゲームで言えば、RPGのFFとかの正統派の勇者と魔法使いが、ストリートファイターの世界に来ちゃったよ、みたいな感じかな。戦えるけどなんか違うよな、的な違和感は確かに読後ありました。それでも、自分は面白かったです。特に、中盤から。なんだかんだ言っても、JDCっていう探偵の組織や、そこに所属する多くの名(迷)探偵が推理談義をしたり、とてつもないヒーロー探偵が登場する型破りな所が好きでした。現在では清涼院流水に影響を受けた西尾維新も人気を博し、本作も続刊が幾つか刊行されていますので、オチで本を投げない自信のある方は(笑)是非どうぞ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品に怒りを覚えている方の気持ちは分かる、よくよく分かるのだ。 でも、自分ははっきりと書ける、この『コズミック』が好きだと。 自分は推理小説をそれほど読んではいないからなのかもしれないが、ラストの「オチ」にも「なんだ、これ!?」と素直に驚けた。 もちろん呆れた感情もあった、だけど妙な満足感も読後にあった。 JDCという組織構造の面白さ、個性豊かな名探偵達がいたからだ。 その最たるものが、必ず真相を外すという「ピラミッド・水野」。 「100パーセントの確率で外れる天気予報は、50パーセントの確率で当たる天気予報より、よほど価値がある」ということで第三班に配属されている。 ここまでいくと、もうギャグに近いのだけど、それをやってしまうところに乗れるかどうかがこの小説を読むカギだ。 この強烈なキャラクター達に乗れなかったら、この長編を読むのは少々辛いかな。 でもそこに乗れると、こんなにも面白い作品は無い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第2回メフィスト賞受賞作品 「宝島社 このミステリーがおもしろい」 1997年度 第22位 発売当初、物議を醸し出した(らしい)本作品。 聞くところによると、時の推理作家達がこぞって本作品・作者について話題にしていた時期があったとのことです。 なお、読んでいただければ、なぜ物議を醸し出したのかということが鮮明に分かります。 読破後に私は「話題になっている時に読んでればな…」なんて思いました(苦笑)。 議論に参加してみたかった… 私は作者の薦め通り『コズミック 流』→『ジョーカー 清』→『ジョーカー 清』→『コズミック 水』の順番で読破しました。 『コズミック』と『ジョーカー』をそれぞれ単体で読んでも良いのでしょうが、作者の薦める順番で読んだ方が『ジョーカー』の結末がしっくりくるのではないかと個人的に思いました。 また、時系列・登場人物等の絡みを考慮したとしても、やはり作者の薦める順番で読まれた方が良いかも… ただ、この作者の文章や作品構成は好き嫌いが分かれるだろうなと感じました。 人によっては読破後に「時間の浪費だった…」と思うかもしれません(実際にそういう方も多いようです)。 私個人的には、この作品にちりばめられている「反則なのでは?」と思うような手法も「違った視点」「違った価値観」と考えれば、かなり楽しめると思います。 なお、本書についてですが、とにかく密室殺人が連発します。 密室殺人が箇条書きで綴られているようで、正直嫌気が差すくらい…(苦笑) ただ、文章自体はかなり読み易い(パパッと読める感じ)ものですし、本書をクリアーすれば後は先が気になってしまいあっという間に読破してしまうと思います。 なぜあんなに物議を醸し出したのか興味のある方はぜひ手に取ってみてください。 因みに、『ジョーカー 清』・『ジョーカー 涼』・『コズミック 水』にもレビューを記載させていただこうと思っています。 参考にしていただけると幸いです。 ソレデハ… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第2回メフィスト賞受賞作品 「宝島社 このミステリーがおもしろい」 1997年度 第22位 発売当初、物議を醸し出した(らしい)本作品。 聞くところによると、時の推理作家達がこぞって本作品・作者について話題にしていた時期があったとのことです。 なお、読んでいただければ、なぜ物議を醸し出したのかということが鮮明に分かります。 読破後に私は「話題になっている時に読んでればな…」なんて思いました(苦笑)。 議論に参加してみたかった… 私は作者の薦め通り『コズミック 流』→『ジョーカー 清』→『ジョーカー 清』→『コズミック 水』の順番で読破しました。 『コズミック』と『ジョーカー』をそれぞれ単体で読んでも良いのでしょうが、作者の薦める順番で読んだ方が『ジョーカー』の結末がしっくりくるのではないかと個人的に思いました。 また、時系列・登場人物等の絡みを考慮したとしても、やはり作者の薦める順番で読まれた方が良いかも… ただ、この作者の文章や作品構成は好き嫌いが分かれるだろうなと感じました。 人によっては読破後に「時間の浪費だった…」と思うかもしれません(実際にそういう方も多いようです)。 私個人的には、この作品にちりばめられている「反則なのでは?」と思うような手法も「違った視点」「違った価値観」と考えれば、かなり楽しめると思います。 なお、本書についてですが、とにかく密室殺人が連発します。 密室殺人が箇条書きで綴られているようで、正直嫌気が差すくらい…(苦笑) ただ、文章自体はかなり読み易い(パパッと読める感じ)ものですし、本書をクリアーすれば後は先が気になってしまいあっという間に読破してしまうと思います。 なぜあんなに物議を醸し出したのか興味のある方はぜひ手に取ってみてください。 因みに、『ジョーカー 清』・『ジョーカー 涼』・『コズミック 水』にもレビューを記載させていただこうと思っています。 参考にしていただけると幸いです。 ソレデハ… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第2回メフィスト賞受賞作品 「宝島社 このミステリーがおもしろい」 1997年度 第22位 JDCシリーズ四大事件の3つ目「密室連続殺人事件」が完結します。 そして、『ジョーカー』で綴られた「幻影城殺人事件」の真相が本書を読むと見えてきます。 『ジョーカー』を単独で読むだけだと釈然としない終わり方に納得できないでしょう。 さらに、『コズミック』と『ジョーカー』をそれぞれ単独で読んだ場合はどちらを先に読もうと途中からネタバレのような感じになってしまうでしょう。 4冊全てを読破して私は作者の推薦通りに『コズミック 流』→『ジョーカー 清』→『ジョーカー 清』→『コズミック 水』の順番で読むことの意味を知りました。 最初は一つの作品を分割して読むことに不安があったのですが、読破した今となっては『コズミック』・『ジョーカー』両作品を満喫するためにも作者の推薦通りにしておいて良かったなと思いました。 因みに、『コズミック』・『ジョーカー』両方の真相は「反則」の感が否めないのも正直なところです。 特に『コズミック』は「時」を超えてしまいますので… 最後はとにかく力技といった感じ…(苦笑) とまあ、賛否両論の真相ではありますが、おそらく今までこの手は誰も使っていないのではないでしょうか。 とにもかくにも、読破時の衝撃はものすごいものがありました。 そして、その衝撃は作者推薦の順番に読む方法が一番増幅されると思います。 賛否両論の真相による衝撃をぜひ味わってみてください。 なお、『カーニバル 一輪の花』には巻末付録として『コズミック』『ジョーカー』の攻略本が付いていますので、参考にされると良いかと思います。 因みに、『コズミック 流』・『ジョーカー 清』・『ジョーカー 涼』にもレビューを記載させていただこうと思っています。 参考にしていただけると幸いです。 ソレデハ… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリというジャンルのバカバカしさ(不毛性)を、これでもかとばかりに詰め込んだ一冊。 よってミステリファンに拒絶反応を起こさせてしまうのは当然のことなのであり、彼らは必死に目を背けようとしているミステリというジャンルのくだらなさに、ムリヤリ直面させられてしまった被害者たちなのである。 それもそのはず、これはミステリの皮を被った、アンチミステリなのだ。 ミステリバカどもよ、この作品から目を背けるな(笑) | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!