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コズミック
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【この小説が収録されている参考書籍】
コズミックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 1~20 1/4ページ
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普通でした。 | ||||
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当時も出てすぐに読んだ記憶があります。 とんでもない内容だったことだけは覚えていました。 久しぶりに再読すると・・やはり長い。 あまり面白くないので、速読で最後まで読んでみようと思います。 | ||||
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一度読んだら忘れられない 様々な探偵が登場し独自の推理方法で事件に挑む 中でも探偵神の推理には圧巻の一言 究極の読書体験が味わえる | ||||
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旧版でコズミック、ジョーカー、カーニバルまで我慢して読んだが、こんなもん他人に薦めるものではないし、新版出すなんて頭おかしい。 ミステリーとしても推理ものとしても中身が何もない。 キャラクターものかファンタジーとして読んでなんとか。 | ||||
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個々の一部のキャスト達のもののあはれは、 ベタ気味ながらも、愚直不器用ないい意味での感傷に、 干渉してくれなくもないです。 とあるアウトローの矜持や、 愚直不器用にすれ違った逆説的純愛カップルet c・・・ ただ、 ミステリーとしてみると、 ハッタリ先行気味な上、 長い割に、過程はそこそこ、 真相は、言葉遊びレベル。 いたずらに長編にせず、 短編かせめて中編でこのネタ使うなら、 まだ擁護できたかもです。 | ||||
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思ってたよりまともなトリックだった | ||||
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めちゃめちゃ分厚いけど二段行になってて読みやすいです。 まだ全然読んでないですけど‥ | ||||
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発表当初から賛否両論吹き荒れメフィスト賞史上最大の問題作と言われた清涼院流水によるデビュー長編。 『今年、1200個の密室で、1200人が殺される。誰にも止めることはできない』という、密室卿を名乗る正体不明の人物からの犯罪予告が届く。1200年間、誰にも解けなかった密室の秘密を知ると豪語する密室卿の正体とは何か。JDC(日本探偵倶楽部)きっての天才にして、名探偵をも超越したメタ探偵・九十九十九が挑む! 本作は「殺人事件が発生し探偵が解決する」という古典的なミステリの枠組みそのままに殺人事件の数、名探偵の数そのものを量的に増やしインフレさせた作品だ。殺人事件は異様にして、非凡な才を持つ名探偵が跋扈する。そしてそのトリックは優れた手品の種がシンプルであるように簡潔にして非常にシンプルである。 ではミステリの量的なインフレとはどのようなものだろうか。事件と探偵という2つの面で考えてみよう。 序盤、最初は被害者たちの様々な人生の視点で語られていく。これからも続く人生があったであろうはずの彼ら彼女らは完全なる密室で、誰も見ていない密室で、衆人環視の密室で、様々な密室で密室卿に殺されていく。中盤以降になっていくとともはや個々の人生など語られずただどこどこで殺されたというデータでしか語られなくなっていく。被害者の人生さえ語られず事件のデータに過ぎなくなる。これこそミステリの量的なインフレだろう。もはや災害の被害者のように単なる数字でしかなるというのは続編の『カーニバル』で更にエスカレートする。 そして名探偵について。ミステリにおいて探偵とは英雄であり、物語を終局へと導くデウス・エクス・マキナでもある。本作において探偵たちは非常に数多く登場する。探偵たちは独自の才能を身につけ、真相に辿り着くことはできる。だが本作の事件を解決することはできるものは殆どいない。事件を解決することの栄光を手に入れられるのは最初の探偵だけだ。 余談。清涼院流水は文章がページを跨がないようにするストレート/リフトという技法を徹底していることで有名なのですが、電子書籍になるとあんまり意味ないんですよね。 | ||||
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当時騒がれた話題作として。 「一二〇〇人」や「密室」という響きに当時はSFチックなものを期待していたが、数十年後に手に取ってみると現代世界で起きた大量殺人の謎解きと知り、まずはここで凡庸な密室殺人のトリックモノ、然したるものではないのだなと一段落。 千人以上殺害の大罪に対し、当の作家本人の言い分は「は? こんなのある訳ないでしょう? オチは書いたでしょう? 本当にそんな犯罪が起きたら国内大学の派閥抗争、京大の推理オタク贔屓程度の話じゃないでしょう? アメリカの大統領が何らかの声明を発表する位でしょう? それ位常識でしょう?」でいたのでしょう。 読者は客であって作家コミュニティに意思統一された作家の兵隊ではないと思っているので(もちろん、作家を存在そのものに納得し、読者を作家とそれ以外に分類し、読者を「作家でない自分たちと同じ身のお前が言うな」「“面白かったです”とコピペすればいいんだよ。馬鹿か」の媚びへつらい外野は論外)。作者が「執筆後記」の通りでいて読者が「面白かったです」でなければならない言われはないでしょう。 最近現役小説家として書店で名を見かけないなと思ったら、大家の名の下、現場からは事実上引退(業界大家として院政を敷いて君臨?)と知って納得。 ★1を、原稿用紙一四〇〇枚書き切った分量と業界への影響・貢献の実績、そしていずれにせよ「楽しめた」「幸いにも執筆後記で挙げられた何名かに、読者の身は言うに及ばず、そして間接的ではありますが縁ある身になれました。これからも既定モデルに囚われずトリックの妙を、推理小説を楽しんでいきたいと思います」個人的感想を鑑み★2。 | ||||
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読み終わったあと、思わず本を投げつけてしまった。こんなことは初めてだった。 しかし、読中のわくわくや、読後の衝撃(悪い意味での)が消えず、いつまでも記憶に残っている一作。強く印象に残った小説。 | ||||
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作者は電子化されたことを嫌がったようだけど、むしろ紙の本よりもページをめくる負担がなくてこの長大な物語に入りやすかったように感じた。賛否が分かれる本作だが、私は流水大説として読む分には最高に楽しいエンタメ作品だと思う。 | ||||
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確かにまあ想像できないオチだったけどそこに驚愕とか興奮はなくただ「はあ......だから?」って感想だった まあ1200個の密室で1200個の殺人という設定は胸が踊ったしどうなるの!?って期待は感じられたけど強引でも奇天烈でもいいからそれなりに衝撃的なオチは用意してほしい | ||||
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むろん、この小説の結末は「ありかなしか?」と問われれば、「あり」と答えるしかない。 しかしながら、「まさか、それをやるわけないよね?」という質問すら浮かばないくらい「やってはいけない」ことをやっている。これ以後、この作者の作品は一度も読んでいない。 それもこの大長編で! もし短編でやったなら、逆に評価を受けたかもしれない作品である。 逆説的に言うなら、この結末を「思い浮かばなかった」読者は、むしろ平和裡に「安定した精神状態で小説世界を満喫」している証左と言えるのかもしれない。 最後にこの作者とこれから読む読者へ一言だけいいたい。 「ぜーんぶ嘘でしたー!」 | ||||
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当時のミステリ界の熱狂を今も懐かしく思い出します。 とにかく分厚い本ラッシュ…(京極夏彦、島田荘司、二階堂黎人など)。ぶっ壊れるトリックの嵐…。 この本を読んで、トリックがまったく想像できない密室殺人大連発で、どうなるんだ…?そしてオチを読んで「ははは…」と力無く笑い、いやあ、ミステリもここまで来たか、と…。 その後、ミステリ界はわりと秩序を保ち、果てはライトノベルっぽくなっちゃったり、色々ありましたが…。 先鋭的に壊す人って必要なんだな、と思いました。アヴァンギャルドとオーソドックスのバランスが大事なのかも知れません。 | ||||
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NHKラジオのすっぴん!のコーナーで、お薦めミステリーの第2位だかに紹介されたので、市立図書館で予約し、借りに行ってまずその分厚さにビックリ。 目次を眺めても、何やら流れが読めない魔物のような雰囲気が漂う。 いざ読み始めると、次々に起こる首切り殺人事件の連続に、だんだんまともに読んでいられなくなり、700ページ近くある本の半分もいかないうちに、一頁数秒の速読もどきを始めることになった。 そもそも速読なんて目が回って気分が悪くなるばかりだったが、本の中身の細かい事には拘らず、ただ結論に早くたどり着きたい一心で始めたら、 結構続けられた。 まあ、結末の呆気なさは、他のレビューに多くある通りだが、作者の才能だけは物凄いものだと感心する。 速読の訓練本としてだけでなく、じっくり読み直してみるために、購入して手元に置いてみようか? | ||||
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「1200個の密室で、1200人が殺される」 密室卿と名乗るものから、マスコミ各社、警視庁、そして日本探偵倶楽部(JDC)へ犯罪予告状が届いた。ほどなくして、密室状態の中、首を切り落とされた死体が各地で発見される。死体の背中には、殺人の順番と符号するような漢数字が書かれている。被害者たちや殺害現場に関連性はない。パニックに陥った日本国民の期待を背に、JDCの面々はこの不可能犯罪に挑んでいく・・・ 第二回メフィスト賞受賞作『コズミック』は、作者いうところの大説というだけあって、途轍も長い(長ったらしい)ミステリ(?)作品である。 全700頁の前半は、密室状態で殺害される被害者たちの状況が、縷々語られていく。捜査にあたる警視庁の捜査担当者や、JDCのメンバーが殺害されるに至って超常現象の雰囲気さえ漂っていくる。まさに究極の不可能犯罪ではある。しかし、この繰り返される描写に飽きがくるのは否めない。 事件はイギリスの連続切り裂き魔との関連性を帯び、さらには二百年前からの歴史に閉ざされた謎へと広がりをみせる。空間を、時間を超えた大風呂敷。JDCの異能の探偵たちはどのように解決をしていくだろうと、読んでいる方が畳みかたを心配してしまう。 どう決着をつけるかだけを楽しみに、最後まで、この長い長い物語を読みすすめたわけだが、全くの予想外にもっていかれた。ミステリとして読んでしまうと、なんとも虚しい気持ちにおそわれる。なるほど、メフィスト賞ならではではある。 JDCの名探偵たちが、異能のわりにちっとも推理の冴えをみせないので、がっかりだったりする(特に総代の鴉城 蒼司はぱっとしない)。舞城王太郎のJDCトリビュート『九十九十九』は読んでみるけれど、はてさて如何なものか。 | ||||
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「1200個の密室で、1200人が殺される」 密室卿と名乗るものから、マスコミ各社、警視庁、そして日本探偵倶楽部(JDC)へ犯罪予告状が届いた。ほどなくして、密室状態の中、首を切り落とされた死体が各地で発見される。死体の背中には、殺人の順番と符号するような漢数字が書かれている。被害者たちや殺害現場に関連性はない。パニックに陥った日本国民の期待を背に、JDCの面々はこの不可能犯罪に挑んでいく・・・ 第二回メフィスト賞受賞作『コズミック』は、作者いうところの大説というだけあって、途轍も長い(長ったらしい)ミステリ(?)作品である。 全700頁の前半は、密室状態で殺害される被害者たちの状況が、縷々語られていく。捜査にあたる警視庁の捜査担当者や、JDCのメンバーが殺害されるに至って超常現象の雰囲気さえ漂っていくる。まさに究極の不可能犯罪ではある。しかし、この繰り返される描写に飽きがくるのは否めない。 事件はイギリスの連続切り裂き魔との関連性を帯び、さらには二百年前からの歴史に閉ざされた謎へと広がりをみせる。空間を、時間を超えた大風呂敷。JDCの異能の探偵たちはどのように解決をしていくだろうと、読んでいる方が畳みかたを心配してしまう。 どう決着をつけるかだけを楽しみに、最後まで、この長い長い物語を読みすすめたわけだが、全くの予想外にもっていかれた。ミステリとして読んでしまうと、なんとも虚しい気持ちにおそわれる。なるほど、メフィスト賞ならではではある。 JDCの名探偵たちが、異能のわりにちっとも推理の冴えをみせないので、がっかりだったりする(特に総代の鴉城 蒼司はぱっとしない)。舞城王太郎のJDCトリビュート『九十九十九』は読んでみるけれど、はてさて如何なものか。 | ||||
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「1200個の密室で、1200人が殺される」 密室卿と名乗るものから、マスコミ各社、警視庁、そして日本探偵倶楽部(JDC)へ犯罪予告状が届いた。ほどなくして、密室状態の中、首を切り落とされた死体が各地で発見される。死体の背中には、殺人の順番と符号するような漢数字が書かれている。被害者たちや殺害現場に関連性はない。パニックに陥った日本国民の期待を背に、JDCの面々はこの不可能犯罪に挑んでいく・・・ 第二回メフィスト賞受賞作『コズミック』は、作者いうところの大説というだけあって、途轍も長い(長ったらしい)ミステリ(?)作品である。 全700頁の前半は、密室状態で殺害される被害者たちの状況が、縷々語られていく。捜査にあたる警視庁の捜査担当者や、JDCのメンバーが殺害されるに至って超常現象の雰囲気さえ漂っていくる。まさに究極の不可能犯罪ではある。しかし、この繰り返される描写に飽きがくるのは否めない。 事件はイギリスの連続切り裂き魔との関連性を帯び、さらには二百年前からの歴史に閉ざされた謎へと広がりをみせる。空間を、時間を超えた大風呂敷。JDCの異能の探偵たちはどのように解決をしていくだろうと、読んでいる方が畳みかたを心配してしまう。 どう決着をつけるかだけを楽しみに、最後まで、この長い長い物語を読みすすめたわけだが、全くの予想外にもっていかれた。ミステリとして読んでしまうと、なんとも虚しい気持ちにおそわれる。なるほど、メフィスト賞ならではではある。 JDCの名探偵たちが、異能のわりにちっとも推理の冴えをみせないので、がっかりだったりする(特に総代の鴉城 蒼司はぱっとしない)。舞城王太郎のJDCトリビュート『九十九十九』は読んでみるけれど、はてさて如何なものか。 | ||||
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その結末に驚愕必至の超問題作。 読み終えた直後に抱いた感想は、「奇をてらうにしても程があるだろ」だった。しかも、これがデビュー作である。 日本各地で連続して起こる「密室」殺人事件という犯罪設定も奇抜なら、探偵役を務める側として、いずれも奇抜かつ人並み外れた推理法を持つ、総勢350人もの探偵を束ねる『日本探偵倶楽部』という組織が登場するのも奇抜だ。(登場する探偵はその中のごく一部だが) 「警察関係者」「探偵」「読者を惹きつける謎(殺人事件)」と基本的な要素は満たしてはいるが、これは果たして「推理小説」と呼べるのか。私は「推理小説」の【枠外】だと思う。 理屈を抜きにして、とにかく「凄い物語を読みたい」という人に、この物語はオススメだ。 | ||||
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評価軸によって評価が両極端に別れる作品なので、 レビューから全てを判断せずに、まずは読んでみましょう。 ・・とは言っても分量的にかなりの忍耐を要しますが。 評価軸をどこに置いたらいいのかの指針に於いては、 東浩紀『動物化するポストモダン』の2(たしか)とか 大塚英志の漫画・アニメ的リアリティのあたりを見てから読むと 指針の一つとして非常に良いのではないかと。 メフィスト賞は読破しましたが もはやAmazonのレビューで扱えるレベルを 遥かに凌駕してしまっている作品だと言っても過言ではないように思える(いろいろな意味で) | ||||
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