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(短編集)
貴族探偵
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貴族探偵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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途中で読むのを止めた作品は☆ひとつにしてます。短編の書き方をもっと練習したほうがいいと思います。普通に始まって普通に終わるので何も残りません。短編は着眼と人物が中心でないと引き締まりません。人物の造形も浅く台本を流し読みしてる感じでした。開高健は「短編は乾いた雑巾を絞り出して作るようなもの」と言っています。軽いノリでも着眼で頭抜けている有栖川有栖さんの短編の読了感とはだいぶ差があります。 | ||||
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こうもりが高評価みたいですが、これ普通に読んでたら叙述というか混乱するんじゃないのかな……。 他の方で小説のルールとかフェアじゃないとかで議論してるみたいですが、単純にわかりづらかったです。 唐突に出てきた貴生川敦仁がだれだかわからないけど、止まってもしょうがないから読み進めました。 地の文で嘘は言ってはいけないっていうのも微妙なルールなんですよね、嘘を言ってないのか、真実を言ってないだけなのかって部分にもかかってきますし。 地の文と会話で同じ人物を指してるのに違う名前を使ってるっていうのが突っ込まれてるみたいですね。 完全に読者をだますためだけの仕掛けなのでそれはそれでよいとは思うんですけどね、気づこうとしたら気づける部分はほかにもありますし。 ただ単純に貴族探偵っていうキャラ設定がおもしろいかって言われると別におもしろくなかったです。ミステリ部分は短編だから仕方ないかもしれませんがそんな大層なものではないですし。探偵は「え、コイツ別にいらなくない?」って思ってしまうので……。 ミステリ部分はどこかで見たことのあるような凡庸なトリック、必要性を感じない貴族という身分の探偵、動悸も短編ならではのありがちな内容。 シリーズだから2作目を読んだら評価がかわるかもしれませんが……。 | ||||
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予想以上に主人公のキャラ設定が酷いね ゴミを散らかして片付けないとか犬以下の池沼だね いかにもリア充らしい頭の緩さである(笑) 作者は警察に恨みでもあるのかな? ま、一度読めばハイサヨナラですわ | ||||
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TVドラマ版と違い山本、佐藤、田中の能力がほとんど同じ。3人とも控えめなよく出来た使用人で、警察以上に捜査・推理能力に優れている。 ・・・3人にする必要は? TVドラマ版はちゃんと能力と役割に個性を持たせており、また再現映像でも3人がいる必然性を感じるが、原作では同じ仕事を3人で交代にやっているようにしか思えない。 また加速度円舞曲でこんなセリフがあった。 「御前。僭越ながら優れた犬を持つと狩をする意味がなくなってしまうと存じますが。ハンティングは成果ではなく過程を楽しむスポーツですから」 「確かに。うまいことを云う」 僭越ながら優れた部下を持つと探偵をする意味がなくなってしまうと存じますが? はて、趣味:探偵だったのでは? | ||||
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ドラマが始まると言うことで 読んでみました。 貴族が 必要なのかどうかというところが気になって 推理が入ってきませんでした。 物語としても 私にとっては あまり面白くなかったです。 | ||||
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著者は頭に入ってこない文章しか書けない、人物の書き分けとか、引き込まれるもの書けない方です。それをあらためて感じました。推理パズルでも作った方がいいのではないでしょうか。一見面白そうなので著者の本は何冊か持っていますが、ごちゃごちゃしてるし、読むのが苦痛になってまともに読み通したことがありません。 正直、本格ミステリ・ベスト10の国内部門で2回も1位を取られたというのが信じられません。全部売ります。これはただの推理クイズですね。 | ||||
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「こうもり」が最も高い評価を受けているので読んでみました。 しかし、どうにもトリックが理解できないので、自分なりに考えてみました。 その結果、小説を書くうえでやってはいけない視点の混乱が「叙述トリック」として使われているからだということが分かりました。 犯人の替え玉が登場するシーン、紀子の視点で描かれているはずなのに、なぜか貴生川敦仁という名前が唐突に出てきます。紀子は貴生川敦仁なる人物を知っているのかといえば、そういうことはなく、会話文では大杉先生と呼んでいます。これはどういうことなのでしょう。 これは紀子の視点と、完全な第三者の視点が同時に入った、小説を書くうえでやってはいけないルール違反をしているのです。 小説では一つのシーンは一人の視点で描かれるべきで、複数同時視点はしてはいけないとされています。 もちろん小説を書くのに厳密なルールなどないのだから、どう書こうと作者の勝手と言われればそれまでです。しかし漢字の使い方や文法に決まりがあるように、小説を書くうえで守るべき最低限のルールはあると思います。 なので読み手と書き手の暗黙のルールを破って「叙述トリック」とするのは納得がいきませんでした。 | ||||
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私の読解力が低いのかも知れませんが、説明なく急に名前が出てくる人がいて、そいつが重要人物だったりします。 急に出てくるのに、他の登場人物達が当たり前のように知り合いとして接してるので、登場シーンを見落としたかと思い 前に遡ってみるのですが、やっぱりそれ以前には一切描写のない人物と思われます。 そういう所が気になって、全然楽しめませんでした。 ミステリーは読み慣れてると思っていたのですが、私には早すぎたようです。 | ||||
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殺人事件に顔を出しては使用人に解決させる自称貴族探偵. 貴族探偵のキャラクターは面白い. 尊大で強引,そしてフェミニスト. デフォルメされた貴族という雰囲気である. 一方で,捜査と推理はすべて使用人任せというスタイルには イマイチ面白さが感じられない. たった一言でいいので,解決に導く見せ場を作ってこそ, この手の主人公は光るものである. | ||||
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この本は、「貴族を探偵にしてみたら…。自分では推理しないで使用人にやらせたら。…面白いかも。」程度の発想で書いたのではないかな?確かに着想としては、日本には貴族が根付いていないので、これまであまり見られないものではあるが、内容が浅すぎる。使用人を使うにしても、出てくる、出てくる、使用人が皆探偵だなんて。そして自分は全く何もしないなんて、看板に偽りあり。 多分、この人は貴族のなんたるかを知らない。金持ちぶって、なんでも使用人にやらせるのが貴族だと思っている(それとも極端に戯画化しているか)。貴族とは本来もっとNobleなものでしょう。こんな厭味ったらしいものを貴族だと言ったら、本物におこられますよ。 「2014本格ミステリーベスト10第1位」のふんどしにそそられて買ってみたものの、「第1位なんて、嘘だろう。どこが?」のミステリー。 お勧めできない。 | ||||
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物語がご都合主義だと思います。 まったく響く一文もなく、読み進める手が止まるぐらいつまらない。 読み終わったあとも何も思い出せません。 さらさらとなくなってしまいました。 無駄な描写が多い気がします。わざわざ飾り立てるけれども、 下手なんです。すっと入っていきません。 意表をついたことがやりたくて、この小説を書かれたのでしょう。 買うなら、図書館で借りてみることをお勧めします。 一度読んでみて、お口に合うなら買われてみたらいかがでしょうか。 いきなり買うと、後悔される方もいると思います。 少なくとも私はそうでした。 | ||||
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期待していたが、推理が浅かった。しっかりした食事を取れると思ったら、コーヒーだけで済んだような気分。 | ||||
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終盤に登場して偉そうに振舞う。推理をするかと思えば、全て使用人(執事やメイド)任せ。そんな謎の存在が事件を解決するという話。そこが面白いと言うか、面白いのはそこだけ。 強引な真相に推理、推理小説としてけっして出来は良くない。 態度は尊大であるが、どこか滑稽な謎の人物に、振り回される登場人物達の滑稽さ。それを終盤に期待して読むだけ。そんな作品。 こんな作品が、アイドル主演で映像化されたりするんだろうなと、ふと思った。 | ||||
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みずから貴族探偵と名乗るミステリアスな男が鮮やかに解決する、5つの事件。 正体は不明だが警察の上層部とつながりがあり、執事やメイド、運転手やガードを 従えて登場する、大変なVIP探偵だ。 しかも“探偵”と言いながら、推理するのは自分ではなく、その使用人たちなのだ。 「貴族はそんなことはしないでしょう。労働は使用人がするものです。」と言い放つ。 ふつう「安楽椅子探偵」は、情報収集は他人に任せても、自分はそれをまとめ推理し 解決に導くが、本書では推理、解決まで他人任せなのが面白い。 「佐藤は私の家の使用人です。あなたは家を建てるときに、自分で材木を削りますか。 貴族が自ら汗するような国は傾いている証拠ですよ。」と嘯く。 設定があまりに意外なので、その面白さはあるが、文字も小さいし、表紙は反るし、 全体としてあまり良い出来ではないように思う。 まあ、暇潰しには、ちょうど良いかも知れない。 | ||||
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みずから貴族探偵と名乗るミステリアスな男が鮮やかに解決する、5つの事件。 正体は不明だが警察の上層部とつながりがあり、執事やメイド、運転手やガードを 従えて登場する、大変なVIP探偵だ。 しかも“探偵”と言いながら、推理するのは自分ではなく、その使用人たちなのだ。 「貴族はそんなことはしないでしょう。労働は使用人がするものです。」と言い放つ。 ふつう「安楽椅子探偵」は、情報収集は他人に任せても、自分はそれをまとめ推理し 解決に導くが、本書では推理、解決まで他人任せなのが面白い。 「佐藤は私の家の使用人です。あなたは家を建てるときに、自分で材木を削りますか。 貴族が自ら汗するような国は傾いている証拠ですよ。」と嘯く。 設定があまりに意外なので、その面白さはあるが、文字も小さいし、表紙は反るし、 全体としてあまり良い出来ではないように思う。 まあ、暇潰しには、ちょうど良いかも知れない。 | ||||
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