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彩紋家事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
彩紋家事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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ⅠⅡⅢ通しの感想です。 とてもおもしろかった。 でも、3巻あるので時間がかかります。 気軽な気持ちでは読めない。 本当に時間のあるときに、気合を入れて読むと読み応えはあります。 期待し過ぎないように★4つにしました | ||||
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ミステリーというジャンルに(重要度はともかく) 不可欠な「トリック」が抱える弱点に深く向き合った作品だと思います。 欲を言うなら「カーニバル」シリーズを世に出すよ りも先にこの問題を読者にぶつけて欲しがったかな、 (無論、これは私のわがままですが)と。 シリーズ物として読んだ場合、ほかの作品より十年 以上も昔の話なので、おなじみの顔ぶれは少ないもの の、「ジョーカー」の頃とは大違いのあの人、など意 外な一面が楽しめます。 | ||||
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この本の内容は「彩紋家事件と『白夜叉』の正体を若き鴉城蒼司が追う」という内容です。今までのJDCシリーズ『コズミック』 『ジョーカー』 『カーニバル』を読んでいる僕としては、「カーニバル後の○○○○は○○○○○なのでは・・・」(九十九十九ではない)と下衆な勘繰りをしてしまうのだが・・・にしても今回のあとがきでの作者の発言は、もうJDCシリーズが残り少ないのを暗示しているのでは?(今までと明らかに作品に対する態度が変わっていると感じた) | ||||
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『コズミック』を始め、これまでのJDCシリーズに関連する記述も多く出てきて、愛読者ならニヤリとするところもある。一応時代が先だけあって、他の本へのイントロダクション的な側面ももっている。作者が以前に言及していた「色々なタブー」についても、短絡的に拒絶するのではなく、作者の真意とある程度以上の正しい知識があれば問題になるほどではないだろう。歴史的な記述なども井沢元彦氏の本などを読んでいると、抵抗なく受け容れられた。本作の最大の仕掛けは「彩紋家事件」解決後の展開だろう。その怒濤の展開は、『コズミック 流』を思わせる作者のパワーを久々に感じさせてくれた。これを全編に敷いてほしかった…との希望は、そもそも流水大説に望むのが筋違いなのかもしれない。作者の流れに身を任せ、奇抜な仕掛けを楽しむのが流水読者の正しい姿勢なのかも。ただ、いくら正当に入手できる参考文献を元にしている(かもしれない)とはいえ、数々の奇術のトリックが明かされるので、(絶対に手品のタネを知りたくないという人など)一部の人には注意が必要。これには、前編での「全ての人は奇術士か奇術士でないかの2通りに別れる」という釘が効いてくる。つまり、タネを知っていても驚ける、あるいは演出や技術に賞賛を送れる奇術師タイプの人しか読んではいけないのかもしれない。逆にいうと、「あなたの奇術士度が試される本」なのかもしれない。 | ||||
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