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彩紋家事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
彩紋家事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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好みと違いました。 | ||||
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ⅠⅡⅢ通しの感想です。 とてもおもしろかった。 でも、3巻あるので時間がかかります。 気軽な気持ちでは読めない。 本当に時間のあるときに、気合を入れて読むと読み応えはあります。 期待し過ぎないように★4つにしました | ||||
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ミステリーというジャンルに(重要度はともかく) 不可欠な「トリック」が抱える弱点に深く向き合った作品だと思います。 欲を言うなら「カーニバル」シリーズを世に出すよ りも先にこの問題を読者にぶつけて欲しがったかな、 (無論、これは私のわがままですが)と。 シリーズ物として読んだ場合、ほかの作品より十年 以上も昔の話なので、おなじみの顔ぶれは少ないもの の、「ジョーカー」の頃とは大違いのあの人、など意 外な一面が楽しめます。 | ||||
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一言で言うと、本で読むマジック入門。さまざまなマジックのネタバレなどが書かれている。あと、この本を読むのに使った時間は戻ってこない。ミステリ?そんなもん書かれてませんよ?これをミステリコーナーに置くことすらためらわれる作品。事件の犯人や解決に至るまでの思考は決して万人が納得できるものではない。というか、唖然とした。読者の予想を裏切るのがいいミステリだというのならば最高なのかも知れないが、斜め上の方向に裏切っている上に期待まで裏切っている。大風呂敷を広げておいて畳まずに新しい風呂敷を広げだしたみたいな感じ。まともに読んでた時間を返して欲しくなる。マジックに興味があり、素晴らしい寛容さと忍耐力を持った上で、さらに時間を潰したくてしょうがない人にはお薦めします。 | ||||
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この本の内容は「彩紋家事件と『白夜叉』の正体を若き鴉城蒼司が追う」という内容です。今までのJDCシリーズ『コズミック』 『ジョーカー』 『カーニバル』を読んでいる僕としては、「カーニバル後の○○○○は○○○○○なのでは・・・」(九十九十九ではない)と下衆な勘繰りをしてしまうのだが・・・にしても今回のあとがきでの作者の発言は、もうJDCシリーズが残り少ないのを暗示しているのでは?(今までと明らかに作品に対する態度が変わっていると感じた) | ||||
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四大悲劇の一つ、彩紋家事件開幕。今回は正直、普段のJDC物を期待して読むと肩透かしを食らうかも。事件の前振りとでも言うべき内容で、2時間ドラマで言えば最初の15分という感じ。奇術サーカスの場面は少々くどい気がします。何にでも素直に驚く螽斯はかわいいですけどね(笑)。上下通しての「彩紋家事件」としての評価は下巻を読んでからにするとして、とりあえず単体では☆3つです。 | ||||
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『コズミック』を始め、これまでのJDCシリーズに関連する記述も多く出てきて、愛読者ならニヤリとするところもある。一応時代が先だけあって、他の本へのイントロダクション的な側面ももっている。作者が以前に言及していた「色々なタブー」についても、短絡的に拒絶するのではなく、作者の真意とある程度以上の正しい知識があれば問題になるほどではないだろう。歴史的な記述なども井沢元彦氏の本などを読んでいると、抵抗なく受け容れられた。本作の最大の仕掛けは「彩紋家事件」解決後の展開だろう。その怒濤の展開は、『コズミック 流』を思わせる作者のパワーを久々に感じさせてくれた。これを全編に敷いてほしかった…との希望は、そもそも流水大説に望むのが筋違いなのかもしれない。作者の流れに身を任せ、奇抜な仕掛けを楽しむのが流水読者の正しい姿勢なのかも。ただ、いくら正当に入手できる参考文献を元にしている(かもしれない)とはいえ、数々の奇術のトリックが明かされるので、(絶対に手品のタネを知りたくないという人など)一部の人には注意が必要。これには、前編での「全ての人は奇術士か奇術士でないかの2通りに別れる」という釘が効いてくる。つまり、タネを知っていても驚ける、あるいは演出や技術に賞賛を送れる奇術師タイプの人しか読んではいけないのかもしれない。逆にいうと、「あなたの奇術士度が試される本」なのかもしれない。 | ||||
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彩紋・九十九・冬扇の三つの家系からなる、奇術師の一座。その一族の中で起こる、不可解な事件。後に、「四大悲劇」の筆頭とされる「彩紋家殺人事件」に、JDCがまだ日本探偵倶楽部として旗揚げして間もない頃の若き総代・鴉城蒼司と螽斬太郎が挑む。ってな所になるんでしょうか。最初の場面は、ちょっと意外性がありました。まさか、あの人たちのそんな場面からと。まぁ、それはいいとして。正直、奇術ショーの場面は、くどい気がしました。多分、実際に目の前でやられたら、すごいんだろうな、くらいはわかるんですが、いかんせん、文章だけでは表現は難しいようですが、きっと、奇術が事件の鍵を握るものなので、読まなければ、その内、訳がわからなくなるのでしょう。最後の方は、家系図でも作らないと人間関係が理解できません。彩紋・九十九・冬扇の三つの家系が複雑に入り組んでいます。前作品内で活躍したJDCの探偵の幼い姿やその肉親達の姿などを拝むことが出来ます。まだ、前編なので説明的な部分が多いのかなと言う気がします。後編で、どのようにしていくのかちょっと楽しみです。 | ||||
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