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ぼくのメジャースプーン



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ぼくのメジャースプーンの評価: 4.14/5点 レビュー 132件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全132件 41~60 3/7ページ
No.92:
(1pt)

残念

これはあまりにもひどい。「かがみの孤城」は素晴らしかったけれど・・・。時間のむだだった。おすすめできません。
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)より
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No.91:
(5pt)

気持ちよく読み終わりました。

この物語の視点は主人公である小学生の男の子に置かれているため、文章がやさしく、読みやすかったです。そのため本の厚みの割に読み終わるのに時間がかかりませんでした。
表現にも子供ならではの感受性の豊かさが表れていて、思わず自分が10歳の男の子になった気分になりました。
物語の中盤から終盤にかけて、まさかこんな展開で愛と罪と罰について考えされられるとは…とすこし驚きました。読み手と主人公が問題定義について一緒になって考えていくのが小説の醍醐味だと思うのですが、それをひしひしと感じられて大変満足しました。
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)より
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No.90:
(5pt)

ふみちゃん

ふみちゃん。
強くて脆い、まだ不安定な優しさを持つふみちゃん。
私は、あなたのような優しさを持つ人になりたい。
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)より
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No.89:
(4pt)

お月様の兎さん

食べるものが探してこれず、火の中に飛び込む兎は少年なのね。
自己犠牲を選ぶ少年の純粋な心に心うたれる。
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)より
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No.88:
(4pt)

読み応えあり

え〜ちょっとエグすぎないかと思われる描写がありますが、読み応えあります。子供に読ませるのには躊躇しますが、小学校高学年からなら大丈夫そうです。
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)より
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No.87:
(3pt)

復讐

とある特殊能力を持った小学生。
仲の良かった友達がある事件の影響で心が壊れてしまい、
500ページにも渡って、大学教授と小学生による、
その能力を使った加害者への復習談義が延々と続いていきます。
ちょっと冗長に感じていたところ、これでその実行方法も陳腐なものだったら
非常にがっかりするところでしたが、
結びはなかなか良かったです。
そして、仏教のうさぎと月の有名な話。
偶然にも、これの前に読んでいた本でもそれが描かれていました。
不思議な偶然があるものです。
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)より
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No.86:
(5pt)

命の価値について

ほんと、泣きました。
活字にここまで泣かされるなんて・・・。

命とはなにか。
罪とはなにか。
許すとはなにか。
忘れることとはなにか。
復讐とはなにか。

そして
生きるとはなにか。

これらの事を考えながら読み進めました。

私は、「ぼく」が実行前の前日に、ふみちゃんに語りかけた言葉が深く深く心に残っています。
命の価値について、重みは違うのかも知れない。でもふみちゃんにとってはとてもとても大切な命であった。
このことに、絆を感じるし、慈しむことの大切さを感じました。

そして、「ぼく」のもつ能力は特別なのかもしれません。ですが、人は祈り、そして願うことがありますよね。いろんな意味で。
それって、基本的には同じ力なのかなとも思いました。なので、その力をどう使うかを考えるのも必要だとも感じました。

おすすめの一冊です。
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)より
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No.85:
(5pt)

愛の定義

自分は自分のことしか考えてないのではと自問自答していましたが、作品中の愛の定義についての一文で心が、軽くなり、涙がでました。
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No.84:
(5pt)

復讐の話。でも、本当は…

凶悪な、明確な悪に対して自分が確実に復讐できる特殊能力があるとして、どのような復讐がふさわしいのか。
人はどこまで人を憎めるのか、どこまで大切に思えるのか?
人は結局自分のことしか考えられないのか?泣けないのか?
幸せにはなれないかも。辛い話なだけかも。

それでも

あなたはこの本を読まなければならない
読まなければあなたは自分の大切な人にこの本を勧められない
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)より
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No.83:
(4pt)

本書読了後に、名前探しの放課後へ!(リンク作品)。

辻村深月さんの作品が好きで、殆ど読んでいます。この「ぼくのメジャースプーン」500頁越えですが、2日で読んでしまいました。その位、引き込まれ、読みやすいです。
ふみちゃんを救おうとする「ぼく」。
本書で「ぼく」の名前は出てきませんが、この作品はリンク作品で、本書読了後に「名前探しの放課後」を読むと「ぼく」とその名前に再会できるのだそうです。と言う事で、私の次は「名前探しの放課後」です。「名前探しの……」を読まれる方は、ぜひこの「ぼくのメジャースプーン」を先に読む事がお勧めです。

「ぼく」がふみちゃんを救いたい!と思う気持ち、犯人を憎いと思う気持ち、自分自身を責める気持ち、大人や子供の思いや気持ちに考え方、色んな「人間の心理」が満載な1冊です。
それが次の作品にもリンクしているから、そこがまた尚更楽しみで面白い!
勿論次の作品だけでなく、このメジャースプーンの前に「子供たちは夜と遊ぶ」を読まれると、尚リンクの繋がりが楽しめると思います。本書メジャースプーンに出てくる登場人物が「子供たちは夜と遊ぶ」にも出てきているので。
特には、メジャースプーンの後に、名前探しの放課後を読む。のが、お勧めです。
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)より
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No.82:
(5pt)

泣けます

せつなくて、もどかしくて、痛々しい
引き込まれるストーリーです。
読後感も良くて辻村さんの作品で一番好きです。
お勧めの1冊ですね。
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No.81:
(5pt)

『人生に於いて誰かに薦める名著ベスト10』だと不動のNo.1

主人公は小学4年男子。尊敬&大好きな女子の幼馴染がいる。彼女は誰よりも優しく頭良くスポーツ万能だけど、他者と程好い距離を保ち自己主張もないため、クラスで定期的に頼られるものの同性の親友はいない。 加えてメガネと歯の矯正をしてるためクラス男子にはブスでも、主人公には可愛くて大切な人。

そんなある日、小学校で日常的な存在&幼馴染がずっと大切に守ってきたクラスのウサギたちが、愉快犯に虐殺される。
愉快犯は親のすねかじり医大生。医大生はすぐに捕まるものの、ウサギは器物破損だから刑期3年。
幼馴染はズタズタに切り裂かれたウサギの姿から心が殺され、誰とも一切コミュニケーションを交わさない植物人間となり、学校にも通えなくなったのに。

ちなみに、主人公母親の家系には、たまに現れる特殊能力があり、主人公もかつて特殊能力を知らずに発動させていた。
その力は、「Aをしなさい。じゃないとBになる」と誰かに囁くと、言われた相手は必ずAかBかを実行してしまう力。
「勉強しなさい。じゃないと一生後悔する」と使えば、相手を勉強に向かわせるけど、
「あの高層ビルから飛びなさい。じゃないと自殺する」と使えば、どちらを選んでも相手を殺せる力。 ただし、力は同じ相手に1度のみ。

主人公は担任に力を使い、生徒代表として犯罪者からの謝罪対面を可能に。
それを知った母親は、親戚で唯一同じ力を使える大学教授の下へ毎日通わせ、 主人公は親戚教授から様々教わりながら、謝罪対面の日を迎える。
『大切な人の心を殺した犯罪者を、一度だけどうにでも出来る力を持った』主人公は、果たしてどんな決断を下すのか?

以上、そんな作品です。
テーマは、心を殺された愛する人のために何が出来るのか?復讐とは何なのか?悪意に立ち向かうとは何なのか?を、必死に考え戦う人間愛の物語。
様々な設定バランスが秀逸で、主人公と共に様々考えさせられながら、最後は感動に溢れる神作品作。
僕は主人公と同じく『犯罪被害の後遺症から大切な人を殺された』経験者なので、確実にこの状況なら加害者を殺しますが、
主人公は単純な復讐よりも更に素晴らしい選択をし、最良の結果を勝ち得た点が凄まじく素晴らしい!

5回目の再読ですが、何度読んでも魂が震える作品であり、
『人生に於ける名著ベスト10』だと同率1位が数作あって選びきれませんが、
『人生に於いて誰かに薦める名著ベスト10』だと不動のNo.1となる奇跡の神作品です!
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No.80:
(4pt)

深く入りやすい!

残酷な事件の後に懸命に戦う少年が鮮明にイメージできて、読みやすい。
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4061824783
No.79:
(5pt)

十代のうちに読みたかった

辻村さん得意の青春ミステリーのテイストとは打って変わって今作品はファンタジードラマ。主人公は年齢がぐっと下がり小学生です。他作品の謎が今作品で明らかになったり、色々と楽しめます。
道徳の教科書になってもおかしくない作品。
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4061824783
No.78:
(3pt)

友を想う

辻村さんの本は、最後の最後で止まらなくなります。
すてきなお話でした。サンタさんについてもう少しいろんなことを知ったら、ぜひ娘にも読ませたい本です。
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4061824783
No.77:
(2pt)

青春+SF+哲学から導き出される罪と罰

青春小説にSF要素と哲学感をプラスし少し大人向けの児童書?のような仕上がりになっています。小学生の一人称で進むので文体はそれに合わせてかなり幼め。しかし主人公の年齢を考えると言動は驚くほど賢いです。
テーマはおそらく罪と罰。同級生のふみちゃんが猟奇事件を目撃し、そのトラウマから人形のように言葉と感情をなくしてしまう。主人公は特異な超能力を持っていることから、ふみちゃんになにができるか、というよりふみちゃんの仇をどう打つか、に物語の重点が置かれています。
小学生同士の心温まる触れ合いからいきなりSF要素が突っ込まれたのには面食らいましたが、超能力=「犯人に罰を与える権利」なんだと解釈しました。超能力に関しては舞台装置として深く考えないのが正解でしょう。
序盤、中盤、終盤でストーリーの雰囲気がガラリと変わりますが、中盤の中だるみ感は強烈。すべて先生による超能力のHow toで占めるため、延々ルール説明が繰り広げられます。エピソードにルールを盛り込んで解説してくれたなら飽きずに読めたかもしれませんが、口頭でダーッと説明されても「はあ」としか言えません。序盤の導入、終盤の盛り上がりがよかっただけに、まるで教科書を読んでいるような中盤の超能力ルール編は残念でした。しかも答えの出ないような哲学的な問答をたくさんするのでどうも説教くさい…。
良くも悪くも緩急が激しいストーリーでしたが差し引き☆2.5。事件や超能力より、ふみちゃんとそれを取り巻く子供たちの関係性がリアルで心に残りました。
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4061824783
No.76:
(4pt)

普通に良かったと思う

良い評価ばかり聞いていたので読みました。
読みやすく、すぐに読み終わりました。

中学生の読書感想文なんかに適してると思います。
人の善悪や痛み、感情がよく伝わってきて良かったです。
人によっては中盤で飽きるという人もいるかも知れませんので、もし飽きてしまったら流し読みで、終盤をしっかり読めば良いと思います。
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4061824783
No.75:
(5pt)

読み終わってからの2回目読み

いい本だったな。

ツナグは以前読んだことがあったのですが
この本買ってから、辻村さんの作品買いあさり始めました。

さすがに2回目は長い“ハウツーレクチャーQ&A”みたいなやりとりは
読み飛ばしたりしましたが、
段階を追って終わりに近づく達成感と裏切りが
感動に変わりました。
熱量というか集中力がすざまじい作品でした。
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)より
4061824783
No.74:
(5pt)

メジャースプーンの大きさ

大切なもの、正しいこと…人はそれぞれ価値観が異なる。残念ながら命を大切にする事は当たり前ではない。いくら正論を唱えても届かない人もいるのが現実ですね。
「忘れるという強さ」にドキッとしました。私も大切な人が傷つけられたら、やはり復讐を考えるでしょう。でも、相手にとって復讐にならないという現実…大切な価値観、メジャースプーンの大きさが重ならないから。
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)より
4061824783
No.73:
(5pt)

小学生の物語なのにぜんぜん違和感ない

辻村さんってすごい。
小学生の男の子の話から、女性の話まで違和感なく書けるんだなって、本当に感動しました。

特にこのぼくのメジャースプーンはそのすごさが読み終わってじんわりわかります。
僕が、ふみちゃんがいとおしくて大好きになりました!
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)より
4061824783

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