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ぼくのメジャースプーン
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ぼくのメジャースプーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 1~20 1/6ページ
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この作品の核心部は6日間の特別な「力」のレクチャーと犯人への罰をめぐる先生との問答、なんとそれは250ページに及ぶ。人間の倫理感や業にもかかわる問答、圧巻。何度も読み返したくなる。 まるで旧約聖書「ヨブ記」のヨブと友人たちとの「神の罰」議論を読んでいるかのようだ 深月さん、どこまで深く考え抜いたのか。 瀕死のウサギ達を抱え、職員室に駆け込むふみちゃんの描写に全身鳥肌がたった。ものすごい描写。涙で文字がかすむ。 深月さんもきっと、涙を流して、しかし、心は凛として書かれたに違いない。 | ||||
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悲しくって悲しくって 腹の底から怒りが込み上げてきて それでも、ひたむきな主人公を応援しながら読みました 先に「子供たちは夜と遊ぶ」を読むことをおすすめします そして、本作の後に「名前探しの放課後」を是非 | ||||
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いいです | ||||
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純愛のお話しです。 最後のほうは自分の大切な人を自然と想い出しながら読みすすめていました。 とても素敵なお話しでした。 | ||||
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作者の特長として狙うところが明確である。分かりやすいとか言うことでなく、読み終わった後にこれが言いたかったことだとハッキリわかる。単なる寓話にとどまらないのはそのおかげだと思います。本作も明確に伝わりました。 | ||||
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辻村深月さん初見の本。 号泣。。 「声」の力を使ってふみちゃんをあんな風にした犯人にどうやって復讐するか。 それぞれの倫理観。正しさとは一体何か。 人の為に流す涙なんてない。 人の為だと言う行動も本当は全部自分の為。 「それを愛と呼んで何が悪い」先生が言ったこのセリフ、ぐっときた。 ひとつひとつが胸にささり考えさせられる。 足すものも引くものもない完璧な小説で初の満点出ました。 | ||||
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「凍りのくじら」にちらっと出てきた登場人物がヒロインとして描かれており、繋がりを感じながら読み進めるのも面白かったです。辻村ワールドにハマり始めた作品です。 | ||||
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最近辻村深月さんの作品を読んでいます。 中でも凍りのくじらが1番好きだったのですがこの作品はぶっちぎりで僕の中の1番になってしまいました。 この作品を読む前に「子供たちは夜と遊ぶ」をお読みにやることを強くおすすめします。 | ||||
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読み終えた後も霧に包まれているような、一貫してダークな感じがしてとても良かったです。気を抜いたら目頭が熱くなります...特に後半...最後どう解釈するかは読み手次第ですね!秋山先生の過去なども書かれているけど深く書かれすぎないというか、あくまでぼく視点。続編と呼ばれている作品もどんどん読んでいきたいです、辻村さんのことを知りたくなるサクッと読める作品でした。 | ||||
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帯が無いだけで、表紙、中とも新品でした。 | ||||
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久しぶりに読んだ小説。 友達におすすめされた辻村深月作品。 いい具合にシリアスで、 かつ命に対する価値観、考え方を深く考えさせられる。 「自分のために一生懸命になってくれる誰かがいること。自分が誰かにとってのかけがえのない人間であることを思い出すことでしか、馬鹿にされて傷ついた心は修復できない。」 この一文に泣けた。 | ||||
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涙、涙、涙。クライマックスが泣けます。 | ||||
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一度目は泣き、 二度目は感心し、 三度目は伏線を巡らす構成力に唸りました。 | ||||
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「つなぐ」の映画から入って、すっかり辻村ワールドにどっぷりハマったものです。主人公の「ぼく」は小学生のため、全体に平易な文章で読み易いです。それでも辻村作品の醍醐味である、繊細な心理描写・緻密な伏線回収組み立て・最後にあるお楽しみな裏切り、などは十分楽しめる作品になっています。そういう意味では辻村作品の入門書として個人的にお勧めする1冊です。また、ファンの心をつかむクロスオーバー作品でもあり、「子どもたちは夜と遊ぶ」を先に読むと良いようですが、実際私は「子ども-」を知らずにこの作品を十分に堪能出来ましたのでどちらでも良いと思います。ただし、この作品の後には、必ず「名前探しの放課後」を読まれることをお勧めします。とても安心するでしょう。相変わらずタイトルセンスが光っていますね。 | ||||
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少年の不思議な力という言葉に惹かれて読み始めたのですが、予想してた物語とは違っていました。それは不思議な力の内容が、普段の私たちも持っていてもおかしくない、 言葉で相手を縛るものだったからです。主人公の感情が痛いほど伝わると同時に、主人公と同じように、やるせない気持ちを感じながら読み進めました。言葉の重みや人を大事にすることの大切さを説かれた気分になります。そして、SNSで知らない相手に誹謗中傷をして、その相手が死んでしまう昨今、反省のできない、心ない人間や犯罪者にどう償ってもらえば満足か、自分に厳しく、冷静に考えさせてくれる作品です。 | ||||
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小学4年生の視点で書かれているので、読みやすく。でも、深い内容だと思います。 タイトルの中の「メジャースプーン」に託された意味は2回目に読んでみたら再確認できるかなぁ、と思い、またいつか読み直したくなりました。 中盤の特殊な力についての僕と先生のやりとりで若干わかりづらく、何度か途中で読み返す必要があり星4つにしましたが、読後感の後味は良いと思います。 読む価値ありです。小学生の息子に勧めたいけど、本当に理解するにはちょっと難しそう。 | ||||
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面白かった。 辻村先生の文章は読みやすく、物語に入り込みやすいと思う。ただ、序盤後半から中盤にかけて、動物好きにはキツすぎる内容が続いた。 読者を本気で怒らせる小説は優秀だと思うが、あまりにキツすぎる。名作だと感じるが二度と読まないだろう。 まあでも、面白かったです | ||||
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アマゾン初レビューです。 辻村さんの作品も今回初めて読みました。 特殊な力を持つ小学4年生の主人公が、同じ力を持つ先生と相談しながら、親友を傷付けた犯人を、どうするかを考えるストーリーなのですが、言葉、人生、愛、正義と色々と考えさせられる作品でした。 他の方のレビューにもあるとおり、 主人公が小学4年生にしては思考が出来すぎている感はありましたが、物語の面白さに影響はないと思います。 一番心に残った言葉は「人は自分のためにしか泣けない」です。この考え方が本当かどうかも、答えの無い問いであり、このような 問いが作品内に散りばめられているように思います。 辻村さんの他の作品も読んでみようと思います。 | ||||
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辻村さんのお話が大好きで、ほとんど読んでいます。関連する本、相関図が分かっているととっても面白いので見ておいた方がいいと思います。逆に、分からず読むと頭の中が???となるんじゃ?という部分もあります。 | ||||
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娘からは勧められて、余り本を読まない私が、一気に一晩で読み終えました。 主人公の気持ちが、こんなにも 鮮明に伝わってくるなんて 読み進めるうちに、本のなかに入り込んで、心が震えました。 思い出しただけでも、涙が出ます。 言葉が生きてる まるで映像を見てるような 登場人物が息づいてる そんな印書を受けた忘れられない 一冊です。 | ||||
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