■スポンサードリンク
ぼくのメジャースプーン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ぼくのメジャースプーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
辻村深月さんの作品はほとんど読んでます。 なぜだか分からないんですが 講談社から出版されている辻村作品は、とにかく"伏線"がダラダラと長すぎるんです!! 『冷たい校舎の時は止まる』なんか、上下巻あわせて1200ページの大作でしたが、内容的にはその半分で済むようなものでした。 この作品もまさしくそれ。 主人公の少年と同じ能力を持つ親戚の大学教授との哲学的な話し合いに多くのページが割かれており、もうちょっと割愛すれば、ページ数を大幅に減らせ、なおかつ読者の心にももっと強く響くのに本当にもったいないと思いました。 なおかつ「小学四年生の子供が、こんな深い話をするわけないだろ!」と読みながら違和感ありまくり。 講談社から出版される辻村作品は、透明感のある文章で、なおかつ伏線がダラダラと長いのが特徴で それは他の出版社から出される辻村作品とはまるで別の人が書いたみたいに違います。 それを出版社と組んで意図的にやってるなら、ある意味スゴいとも思いますが とにかくダラダラと間延びすることで、せっかく素晴らしい内容の作品が台無しになるのは本当に「もったいない」の一言に尽きるし、残念だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすかったが、後半だらけた印象。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公と秋先生の対話が始まったあたりから、哲学的対話が繰り広げられる。 そういった内容に対して考えを巡らせるのにはいいが、ミステリー小説としてのすっきりとした終わり方でカタルシスを得られるかといえば、必ずしもそうではない終わり方。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とある特殊能力を持った小学生。 仲の良かった友達がある事件の影響で心が壊れてしまい、 500ページにも渡って、大学教授と小学生による、 その能力を使った加害者への復習談義が延々と続いていきます。 ちょっと冗長に感じていたところ、これでその実行方法も陳腐なものだったら 非常にがっかりするところでしたが、 結びはなかなか良かったです。 そして、仏教のうさぎと月の有名な話。 偶然にも、これの前に読んでいた本でもそれが描かれていました。 不思議な偶然があるものです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
辻村さんの本は、最後の最後で止まらなくなります。 すてきなお話でした。サンタさんについてもう少しいろんなことを知ったら、ぜひ娘にも読ませたい本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かわいい!最後そうきたか、と思った!あと、ほんと名前探しの放課後は、これ読んだあとぢゃないとだめってちゃんと帯とかで警告して~ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はじめの方の事件発生に至る部分の展開は衝撃だった。 しかし、その後、秋山先生と主人公の対話が相当続くので(大事な部分とは思うが)、なか弛みしすぎた感じがする。 この物語に登場する「言葉を囁く『能力』」について、ひとによっては架空の話の魔法みたいに思われたかもしれないが、これは、現実、言霊(催眠術程度のレベルではない)の世界では、本当にあるようなことを聞いた。 作者はご存じか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
非科学的な力で人を操るとか、 なんとなく都合のいいように解釈が展開されるとか、 どっかで見たなーと思ったら、 デスノート? 意欲的な作品だとは思いますが、 「メジャースプーン」というキーワードを通して、 作者が伝えたかったことが今一弱い気がしました。 若い人向けの作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
罪を犯した者に対してどのような罰を与えるべきか? 本作品は読み手に大きな問いを投げかける。 我々の生きる社会では、 罪人であると認めること、罪人に対する量刑を下す判断基準は法に委ねられている。 そして、法に定められいることは絶対だと疑う余地のない国民が多い気がしてならない。法に無関心。 その状況の中、刑は淡々と執行されている。なんだか不気味。 日本社会では死刑制度を良しとする意見が圧倒的に多いが、 果たして死刑賛成者は死刑という罰について真剣に向き合って考えたことがあるのでしょうか。(反対者も同様) 全体の8割超を占める賛成者は、 死刑が妥当とされる犯行をした者に対する裁判の裁判員になった場合、 死刑にするべきだ!と、揺るぎない気持ちで意見を主張することができるだろうか? 罰の決め方に無関心だった私にとってこの作品は衝撃だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
子供の感性を感じさせられつつ、結末もなるほどでした。 一部かなり暴力的な表現があるので、あまり子供には向かないかもしれません。自分でも思わず顔を背けたくなってしまいました。 描写を含めて、現実社会でもさじ加減は難しいですよね。 評価は3.6点くらいです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!