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ぼくのメジャースプーン
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ぼくのメジャースプーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全132件 1~20 1/7ページ
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この作品の核心部は6日間の特別な「力」のレクチャーと犯人への罰をめぐる先生との問答、なんとそれは250ページに及ぶ。人間の倫理感や業にもかかわる問答、圧巻。何度も読み返したくなる。 まるで旧約聖書「ヨブ記」のヨブと友人たちとの「神の罰」議論を読んでいるかのようだ 深月さん、どこまで深く考え抜いたのか。 瀕死のウサギ達を抱え、職員室に駆け込むふみちゃんの描写に全身鳥肌がたった。ものすごい描写。涙で文字がかすむ。 深月さんもきっと、涙を流して、しかし、心は凛として書かれたに違いない。 | ||||
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悲しくって悲しくって 腹の底から怒りが込み上げてきて それでも、ひたむきな主人公を応援しながら読みました 先に「子供たちは夜と遊ぶ」を読むことをおすすめします そして、本作の後に「名前探しの放課後」を是非 | ||||
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いいです | ||||
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純愛のお話しです。 最後のほうは自分の大切な人を自然と想い出しながら読みすすめていました。 とても素敵なお話しでした。 | ||||
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作者の特長として狙うところが明確である。分かりやすいとか言うことでなく、読み終わった後にこれが言いたかったことだとハッキリわかる。単なる寓話にとどまらないのはそのおかげだと思います。本作も明確に伝わりました。 | ||||
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相当に評判が良かったので購入し 10年熟成させて満を持して読んでみましたが、いやーしょぼかった まずあらすじから期待した内容(学校の事件とは?いじめか?ぼくの戦い、どんな努力と苦闘が……?)と実際の内容はまるで違った ネタバレ有りで書きますけど テンプレ的なキ〇ガイ犯罪者に兎ちゃん殺されて女の子ショックショック 主人公には相手を(ほぼ万能だけど1度だけ)命令で操れる超能力があったから、これを使って報いを与えるぜ!さあどういう風に使うかなー!? って内容だけで延々と400p近く引っ張られました、長いっちゅうねん、80pくらいの読み切りだったらまた評価も違ったかもしれない 能力も、条件を色々と垂れてますけど、実際のところ殺すだけなら100%確実に殺せる強強超能力なので 「どういう命令をくだすのか」ってとこだけが楽しみなんですよね そこに至るまでも、復讐や命やらについてうんたらかんたら長々と討論交わしますが この内容も正直陳腐というか。まあ、400pも読む内容じゃないんですよねぇ…… 別に否定はしないんだけど、特にハッと目が覚めるような新たな視点とかでもなく 作中で例に出された話とかも全部知ってるのばかりでしたし、目新しさが何一つ無い そのくせちょっとミステリーっぽさを出したかったのか、じつはあのときは実験だったんですねみたいに謎解きパートみたいに詰めるくだりがラストにあったけど、ここも意味不明 <以下完全にネタバレ注意ですが> いや「医学部をやめろ、それが嫌なら僕の首を絞めろ」でもまったく内容も意図も変わらず同じことできるよね???? 喧嘩の時の命令の順序が逆だからあれは練習だったんだ~!とか言われても、いや順序がそもそも問題にならない能力じゃんとしか思えない…… 勢いで書いてんのか? ふみちゃんへの説得が能力じゃなかったのも序盤で記憶あるとこでわかるから特に驚きでもないし 味覚障害だけは気づかんかったけど、だから?だしなぁ…… 良かったとこを挙げるとするなら、序盤のふみちゃんの描写は確かに魅力的な娘に感じて良かったと思う その逆に犯罪者や、生き物嫌い板(くたばれアニマルとか呼んでたけど)の描写はテンプレ過ぎる雑さ 今どきこんな喋り方してるネット民いねえよ と思ったところでそういえば17年前の本だったわってなりましたが いや17年前でもやはりこんな感じでは無かったと思う……フィクションなんだからええやろ言われればそうですが、フィクションだから人物にリアリティ無くてもええだろとはならんでしょ?ネット民が「いかにも」過ぎるんですよね そんな「いかにも」な悪党を敵にしてる時点で大して面白くもないんだよなぁ むしろ主人公と対話する秋先生の方がよっぽど「こいつ良心の欠片も無い極悪人じゃねえの?」と感じて読んでる最中はめちゃくちゃ面白かった だって秋先生(主人公と同じ能力を持ってる親戚)が、色々と能力の説明をしてくれるわけですが それだけのこと知るのにお前はどれだけの人体実験をしてきたんだ……?ってなりますやん 母親も能力知ってて息子が目覚めたと思って恐慌してましたが 能力知る実例が秋先生しかいないわけで、いったいどんな外道の所業を母親に過去見せてきたのだろう……とかもうドキがムネムネでしたよ でもよく考えたらそんな先生のところに息子を行かせるわけないですし 最後まで読んでも普通に善性のある人間として書かれてますし じゃあ何でこんな人体実験でもしないと知りようがないことを山ほど知ってるの……?に対する答えが この作品を読む限りでは「設定が杜撰だから」以外に答えが出ないんですよね。めちゃんこガッカリした ただここでもう1つの問題点 作中に出てくる主要キャラたちの半分くらいが過去作のキャラらしいということ 知らんわそんなのと いや読んでる時点で、たぶんこいつら過去作かなんかに出てるんだろうなとは思いましたよ、思わせぶりで説明の無い描写が多すぎますもん で、解説読んだら「ここがいいとこですよねー!」って嬉々として語られてましたわ。良くねえよと、繋がりあるなら連作で出しとけよと、そんなファンしか喜ばないシステムはこの本を初見で読んでる読者には何の意味も無いむしろ邪魔やと | ||||
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スロウハイツの神様が好きすぎた。 これはちょっと、途中で飽きてしまった。それでも最後まで読みましたが。 | ||||
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辻村深月さん初見の本。 号泣。。 「声」の力を使ってふみちゃんをあんな風にした犯人にどうやって復讐するか。 それぞれの倫理観。正しさとは一体何か。 人の為に流す涙なんてない。 人の為だと言う行動も本当は全部自分の為。 「それを愛と呼んで何が悪い」先生が言ったこのセリフ、ぐっときた。 ひとつひとつが胸にささり考えさせられる。 足すものも引くものもない完璧な小説で初の満点出ました。 | ||||
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絶賛レビューばかりで意味わからん 私のような馬鹿には分からんのかも? とくになんのオチもないから200ページくらいで合わないと思ったらやめた方が良い。最後まで読んでなにもなかった時の絶望よ。そして絶賛レビューの数々にたまげたべ | ||||
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「凍りのくじら」にちらっと出てきた登場人物がヒロインとして描かれており、繋がりを感じながら読み進めるのも面白かったです。辻村ワールドにハマり始めた作品です。 | ||||
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最近辻村深月さんの作品を読んでいます。 中でも凍りのくじらが1番好きだったのですがこの作品はぶっちぎりで僕の中の1番になってしまいました。 この作品を読む前に「子供たちは夜と遊ぶ」をお読みにやることを強くおすすめします。 | ||||
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読み終えた後も霧に包まれているような、一貫してダークな感じがしてとても良かったです。気を抜いたら目頭が熱くなります...特に後半...最後どう解釈するかは読み手次第ですね!秋山先生の過去なども書かれているけど深く書かれすぎないというか、あくまでぼく視点。続編と呼ばれている作品もどんどん読んでいきたいです、辻村さんのことを知りたくなるサクッと読める作品でした。 | ||||
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帯が無いだけで、表紙、中とも新品でした。 | ||||
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久しぶりに読んだ小説。 友達におすすめされた辻村深月作品。 いい具合にシリアスで、 かつ命に対する価値観、考え方を深く考えさせられる。 「自分のために一生懸命になってくれる誰かがいること。自分が誰かにとってのかけがえのない人間であることを思い出すことでしか、馬鹿にされて傷ついた心は修復できない。」 この一文に泣けた。 | ||||
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涙、涙、涙。クライマックスが泣けます。 | ||||
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一度目は泣き、 二度目は感心し、 三度目は伏線を巡らす構成力に唸りました。 | ||||
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「つなぐ」の映画から入って、すっかり辻村ワールドにどっぷりハマったものです。主人公の「ぼく」は小学生のため、全体に平易な文章で読み易いです。それでも辻村作品の醍醐味である、繊細な心理描写・緻密な伏線回収組み立て・最後にあるお楽しみな裏切り、などは十分楽しめる作品になっています。そういう意味では辻村作品の入門書として個人的にお勧めする1冊です。また、ファンの心をつかむクロスオーバー作品でもあり、「子どもたちは夜と遊ぶ」を先に読むと良いようですが、実際私は「子ども-」を知らずにこの作品を十分に堪能出来ましたのでどちらでも良いと思います。ただし、この作品の後には、必ず「名前探しの放課後」を読まれることをお勧めします。とても安心するでしょう。相変わらずタイトルセンスが光っていますね。 | ||||
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少年の不思議な力という言葉に惹かれて読み始めたのですが、予想してた物語とは違っていました。それは不思議な力の内容が、普段の私たちも持っていてもおかしくない、 言葉で相手を縛るものだったからです。主人公の感情が痛いほど伝わると同時に、主人公と同じように、やるせない気持ちを感じながら読み進めました。言葉の重みや人を大事にすることの大切さを説かれた気分になります。そして、SNSで知らない相手に誹謗中傷をして、その相手が死んでしまう昨今、反省のできない、心ない人間や犯罪者にどう償ってもらえば満足か、自分に厳しく、冷静に考えさせてくれる作品です。 | ||||
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小学4年生の視点で書かれているので、読みやすく。でも、深い内容だと思います。 タイトルの中の「メジャースプーン」に託された意味は2回目に読んでみたら再確認できるかなぁ、と思い、またいつか読み直したくなりました。 中盤の特殊な力についての僕と先生のやりとりで若干わかりづらく、何度か途中で読み返す必要があり星4つにしましたが、読後感の後味は良いと思います。 読む価値ありです。小学生の息子に勧めたいけど、本当に理解するにはちょっと難しそう。 | ||||
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面白かった。 辻村先生の文章は読みやすく、物語に入り込みやすいと思う。ただ、序盤後半から中盤にかけて、動物好きにはキツすぎる内容が続いた。 読者を本気で怒らせる小説は優秀だと思うが、あまりにキツすぎる。名作だと感じるが二度と読まないだろう。 まあでも、面白かったです | ||||
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