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(短編集)
激しく、速やかな死
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激しく、速やかな死の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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実は、佐藤亜紀の本初めて読みました。 文学界で「メッテルニヒ氏の仕事」を読んで興味を持ちました。 短編です。世界史には疎い私でも面白く読めました。 表現やストーリーの進め方は海外文学に近いです。 | ||||
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懲りないヤツだと自分でも思うが、つい書きたくなる。 久々の佐藤亜紀の作品はすばらしい短編集であった。 表題作は、フランス革命の後、断頭台にかけられる寸前の囚人の会話を書いたもの。これをどう読むかが、ファンの間でも意見の分かれるところだ。 「荒地」はアメリカへ亡命していた頃のタレイランの手紙。衆議院解散の後に読むと、可笑しくて情けないセリフに満ちていて、まさかタイミングをはかっての出版ではなかろうが、実にタイムリー。 「金の象嵌〜」は、メッテルニヒの奥方が旦那に当てた手紙だが、これは楽しい。著者自身が破棄されたと言っている彼の回想録、読みたかった。 とにかく、どの作品も笑いどころ(大笑いではなくニヤっと)に満ちているような気がするのだが、某所では真面目にメメント・モリしちゃったり、勉強不足で半分もわからんという嘆きの声が聞こえたりする。やっぱりそういうふうに真面目に読むのが本当なんだろうか。 まあ作品は読者の手に渡ったら読者のものだと思うので、邪道な読み方をするヤツが一人ぐらいいてもいいよね。 | ||||
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