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(短編集)
激しく、速やかな死
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激しく、速やかな死の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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実は、佐藤亜紀の本初めて読みました。 文学界で「メッテルニヒ氏の仕事」を読んで興味を持ちました。 短編です。世界史には疎い私でも面白く読めました。 表現やストーリーの進め方は海外文学に近いです。 | ||||
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なんの情報もなく読んでも、 なんの事やら といった短編集です。 各短篇で、いろんな方々を対象にされてたみたいですが。 | ||||
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佐藤亜紀の最新作。 レビューを書くのをすっかり忘れていました。中世ヨーロッパを中心舞台にした短編集なんですが、問答無用でその時代の基礎知識を教養レベルとしてしっかりと要求してくる作品ばかりなので、分からない人にはものすごく分からない、つまらない作品と評価されてしまうと思います。 かくいう自分が分かっているのかというと、たぶん半分も分かっていません、味わい尽くしていません。ニュアンスや歴史知識から類推されるおかしみはあるものの、完璧に理解して佐藤亜紀氏の言わんとしているところ、おかしみを感じて欲しいであろうところの半分も分かっている自信がありません。 ニヤっと笑わせたいんだろうなぁという所もあるんですが、たぶん受けきれていません。大好きな作家さんだけにもどかしくて自分が残念。ファンじゃない人で、佐藤亜紀第一作目にこれを読むと嫌いになっちゃうかも知れません。 かんなり読み手を選ぶ作品ではないかと思います。 | ||||
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懲りないヤツだと自分でも思うが、つい書きたくなる。 久々の佐藤亜紀の作品はすばらしい短編集であった。 表題作は、フランス革命の後、断頭台にかけられる寸前の囚人の会話を書いたもの。これをどう読むかが、ファンの間でも意見の分かれるところだ。 「荒地」はアメリカへ亡命していた頃のタレイランの手紙。衆議院解散の後に読むと、可笑しくて情けないセリフに満ちていて、まさかタイミングをはかっての出版ではなかろうが、実にタイムリー。 「金の象嵌〜」は、メッテルニヒの奥方が旦那に当てた手紙だが、これは楽しい。著者自身が破棄されたと言っている彼の回想録、読みたかった。 とにかく、どの作品も笑いどころ(大笑いではなくニヤっと)に満ちているような気がするのだが、某所では真面目にメメント・モリしちゃったり、勉強不足で半分もわからんという嘆きの声が聞こえたりする。やっぱりそういうふうに真面目に読むのが本当なんだろうか。 まあ作品は読者の手に渡ったら読者のものだと思うので、邪道な読み方をするヤツが一人ぐらいいてもいいよね。 | ||||
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