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誘拐の果実
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誘拐の果実の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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当作家はよく読ませて貰っているが、私の思いの内容とちょっと違う感じだった。でも内容はいいです。 | ||||
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前半は作者らしからぬスピード感と誘拐という事件を巧みに利用した展開で 楽しませてくれたが、後半はどうにも分かりきった真相をひたすら調査し続ける 何時もの真保作品らしい地道な流れが延々と続きかなりだれる やはり一番問題なのは話の中心なのにいつもきれてるだけの恵美と、 ただ冷静という描写しかされない巧の人物像に魅力があまり感じられないことだろう 地道な聞き込みにページを費やすなら、こちらにももっとページを割いて欲しかった 前半は星4、後半は星2といったところだろうか ネタの部分部分は悪くなく、もう少しあれこれ省略すれば良かった惜しい作品 | ||||
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大病院の医者の娘が誘拐される。犯人の要求はある患者を殺すこと。とても不可能に思える要求だが、その医者は妙案をひねり出す。そして、もう1つの誘拐。果たして、その驚くべき真相は― 誘拐。確かに卑劣な犯罪ではあるが、主人公たちはその事件をきっかけにしてばらばらだった家族関係を見つめなおし、ひとつにまとまっていく。真相を知ったとき、きっと読者はすがすがしい感動を覚えることだろう。真相は意外性があり、面白い。 しかし、1つ不満がある。展開が遅すぎるのだ。東野圭吾の作品に、「ゲームの名は誘拐」がある。その名の通り誘拐ものだが、心理描写などはほとんどなく、スピーディーに話が進んでいく。しかし、クライム・ノベルとしては十分楽しめる。テンポがいいので、どんどん読み進めることができるのだ。それに比べると、この小説は描写が丁寧である。少し丁寧すぎて、しつこく感じる。ホワイトアウトでは、それが見事にはまっていたのだが、この本はそうとは言えない。正直言って、何度この本を投げ出したくなったことか。細かく描かれすぎていて、読むのが面倒になってくるのだ。まあ、それが著者の作風なのだが。テーマや内容によっては、あっさりとスピーディーな展開にすることも必要である。それができるようになったとき、彼は直木賞を取れるのかもしれない。 | ||||
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久しぶりに真保作品を読んだ。 長編好きではあるけれど、全体的にスピード感がなくテンポが悪いので、 途中でだれそうになった。 ひたすらこの誘拐の動機を知りたくて何とか頑張って読み進めた。 読み終わるのに時間が掛かってしまった。 | ||||
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真保氏は傑作、秀作が多く、この作品も評価が高かったので読んでみました。 上巻と下巻の途中までは面白く、どう始末をつけるか期待しただけに、犯人の動機にがっかり… 第4章が一番書きたかったのかもしれませんが、逆にない方が綺麗にまとまったのではと思えてなりません。 オチを許せるか、許せないかで評価が変わる作品です。 | ||||
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評価の高い作品で、楽しみに読んだ。 確かに中盤までは楽しめた。誘拐事件と入院患者の命を “身代金”に関する着想。絡み合う2つの誘拐事件と家族の対応。真保作品特有の文章の硬さがなく、さすが真保とうならされたのだが・・・。誘拐の犯人はほとんどの人が容易に想像がつくと思う。この作品の謎は「動機」である。「動機」はまあいいとしよう。しかし後半の展開・結末は評価が別れのではないか? 人それぞれ感じ方は違うと思うが、はっきりいってがっかりした。前半が素晴らしかっただけに、私に文才があるなら、着想をいただいて後半200ページを書き直したいくらいである。 本作品は2002年の文春ベスト10で2位を獲得した。 | ||||
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評価の高い作品で、楽しみに読んだ。 確かに中盤までは楽しめた。誘拐事件と入院患者の命を “身代金”に関する着想。絡み合う2つの誘拐事件と家族の対応。真保作品特有の文章の硬さがなく、さすが真保とうならされたのだが・・・。誘拐の犯人はほとんどの人が容易に想像がつくと思う。この作品の謎は「動機」である。「動機」はまあいいとしよう。しかし後半の展開・結末は評価が別れのではないか? 人それぞれ感じ方は違うと思うが、はっきりいってがっかりした。前半が素晴らしかっただけに、私に文才があるなら、着想をいただいて後半200ページを書き直したいくらいである。 本作品は2002年の文春ベスト10で2位を獲得した。 | ||||
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表題の意図は最後に分かる。でも、その果実の味は? 他の書評にもあるが、中盤までは非常に楽しめた。 真保さんらしくこれからも一波乱も二波乱もありそう と ワクワク感もあった。が、尻すぼみというかもう一ひねり 欲しかったというか、果実は案外平凡な味だった。 期待しすぎか? | ||||
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数年前に評判になっていた話題作をやっと読んだ。でもでも真保さんってこういう作家だったかな?とちょっとがっかりしました。 前半に展開された緊張感の高い犯罪小説とはうってかわって、後半の家族劇ともいえる展開、やっぱり上手く繋がっていないように思う。一番の致命傷は犯人がすぐわかってしまう割に、動機の解明があまり説得力がないこと。そして犯人の描き方がやはり中途半端だったことかな。あまりにも最後にヒューマニスティックなものを描こうとしすぎたのではないかしら。まぁ、それが新保さんの良さでもあるけれど。 ミステリーとして読むとあまり満足度はないですが、誘拐をめぐる家族ドラマとして読むなら面白いでしょう。 | ||||
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