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死墓島の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
死墓島の殺人
死墓島の殺人 (角川文庫)

死墓島の殺人の評価: 2.89/5点 レビュー 9件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

作者はたぶん、横溝正史など好きじゃない (笑

さらに、民俗学などにも興味はないのだろう。 横溝ばりにわらべ歌を彩りに使っているのだが、そこへ繋げる苦労を一切していない。 登場人物が唐突に口ずさむ。 いきなり全員が歌って踊り出すインド映画のようだ。 また歌詞が凄い!「三人残して皆殺し」とか。 わらべ歌というのは、直接口に出せないことを隠喩で示すものなのだ。 「とうりゃんせ」「ずいずいずっころばし」「かごめかごめ」すら知らんのか。 いや、売るための手段なので、どうでもいいと思ってるんだろうなぁ。
死墓島の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:死墓島の殺人 (角川文庫)より
4043943628
No.1:
(2pt)

期待はずれ

舞台となる偲母島が、400年前に戦場となった歴史があるとか、島の御三家それぞれの姓にいわれがあって、それにまつわる役割があるとか、そういった設定が詳しく書かれていたので、てっきりそれに関係した殺人事件だと思ってたのに、結局のところ殺人の動機はただの痴情のもつれ。計画殺人ですらない。拍子抜けでした。せっかく主役である藤田警部補が、島の隠された歴史を調べ、こまごまと聞き出したというのに、それらは何の役にも立たなかったわけです。ただの雰囲気作り?
 推理モノとするなら、船の行き来がアリバイトリックになっていたり、犯人や共犯者をしぼってドラマを盛り上げていくのに、離島というのはうまい舞台だと思います。島の住人が高齢化していて、本土に生活の場を移そうとしている島の有力者など、人間関係からくる設定は充分なのですから、こんなたいそうな歴史設定は不要だったのではないでしょうか。
死墓島の殺人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:死墓島の殺人 (角川文庫)より
4043943628

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