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(短編集)
モノレールねこ
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モノレールねこの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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11歳の女の子に勧められました。初めての作家さんでした。すごく丁寧な描写で優しい語り口で大人でも楽しめました | ||||
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加納朋子さんの独特な視点と優しさを感じる作品集です。モノレールねこを別の短編集で読んでいましたが、温かいオカルトチックな作品が多かった印象でした。 温かい作風は変わらないなと感じます。 最後に必ず涙を誘う展開にするのも流石です。 | ||||
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ネタバレです。 他の方のレビューにもある通り、表題作の「モノレールねこ」をはじめ大体の収録作品で何か・誰かが死にます。 死なせないといい話書けないの?ってくらい、バンバン死にます。 それで話が面白くなるならまだ救いがあったけど、正直面白くない作品が多いので作中で死んでいった彼らが無駄死にのようで不憫です。 表題の「モノレールねこ」も死にます。そしてそれをダシにして主人公と実は異性だった文通相手との未来の恋愛フラグが立ちます。胸糞でした。表紙を見て一目ぼれして、一番期待していた作品だっただけに残念でなりません。 作品によってはくどい位ダメ親やロクデナシ男の描写がありますが、大して報いを受けずにハッピーエンド風に終わります。カタルシスゼロです。全然スッキリもしなければ心温まりもしないです。(「マイ・フーリッシュ・アンクル」「ポトスの樹」) 男性一人称の地の文がきついです。無理してイキった言葉を使っているような痛々しさというか、見ていて辛い気分になります。(「ちょうちょう」「ポトスの樹」) 大体がネガティブな感想を持ってしまった作品群でしたが、娘を亡くし心を病んだ母親が思い出のホテルで死んだはずの娘と再会するお話「セイムタイム・ネクストイヤー」だけは良かったです。でも多分同作者の作品はもう読まないと思います。 あらゆる登場人物が作品のための装置というか空虚で、全く感情移入できません。 | ||||
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タイトルから子供向けの本かと思いきや、よい意味で裏切られました。どの話もありそうでなさそうな、切なくて胸の奥がちょっと痛くなるような話ばかりでした。 少し年を重ねた大人には響く話。人によって好き嫌いがわかれるかもしれませんが、 泣きそうな話でありながらふんわりと心が温かくなる加納さんの作品が私はだいすきです。 | ||||
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この短編集では、猫をはじめ、犬、ザリガニなどの動物が登場するが、そのいずれもが死ぬ。 どれも短い話であるだけに、作者として簡単に彼らを殺してしまうのがどうにも受け入れがたかった。 おそらく物語で誰かが死ねば簡単に読者を感動させられるとでも思っているんだろう。 あと、表題作には「モノレールねこ」を捨てようとする場面があるが、これはれっきとした犯罪である。 犯罪行為を物語で描くこと自体は批判するつもりはないが(とりわけこの作者はミステリ作家だし)、登場人物たちに微塵の罪の意識も葛藤も感じられないというのは、作者の品性を疑ってしまう。 | ||||
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NHKラジオ深夜便文芸館で聴き逃したので本を買いました。 | ||||
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内容がよかった。本が嫌いな中1の息子も読んでいました。 | ||||
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こういう、オブラートでくるまれだ甘いだけの菓子が好かれるのはわかる。 とりあえず、話の内容はたいしたことない。別に新奇さもない。 猫の首輪に手紙をつけて、って、似たような話でもっとうまい小説があったような気がする。 死んだ娘を思ってホテルに泊まる話が一番うまいと思ったが、それも、似た設定でもっといい小説があったような気がする。 ニートの叔父とか自分勝手な親父とかザリガニの話とか、語り手の口調がうざい上に話がつまらない。 ただし、そこらで買ってきた甘いお菓子をつまむようにして小説を読みたい人にはいいと思う。 あと、ひまつぶしにはちょうどいい。 | ||||
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短編集ですが、どれを読んでもじんわりと胸が暖かくなりました。 丸々とした猫を見るたびについモノレール猫が頭をよぎってしまいます。 まさかザリガニ目線の小説に涙腺を刺激されることになるとはおもいませんでした。 | ||||
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短編集です。 大学の後輩におすすめされたのですが 小説や本など読んで初めて泣いた体験をもらえました。 セイムタイムネクストイヤー、バルタン最後の日 結末が読めるような小説なのですが、それでも感動して泣いてしまいました。 もしお時間あればぜひ一読ください。 感動が得られればと思います。 紹介してくれた鳥井ちゃんありがとう。 | ||||
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この作品はそれぞれの話が独立した短編集である。 1話 序盤は実によい。想像していた通りのほんわかした物語。しかし中盤で読者を谷底に突き落とす。 最後のオチは今後につながるような含みを持たせて「良い話」っぽく終わるが、よく考えると別にいい話ではない。 2話 序盤から主人公の内面が描写されるがうじうじとしていて感情移入できない。しかし、本書の中では一番すっきりと読むことができた。 3話 序盤で主人公の家族が叔父を残して全員死ぬ。その後ニートの叔父についてどのぐらい駄目人間なのか5頁ほどかけて描写する。 オチはそれなりにきれいにまとまるが、叔父がニートになった理由にドン引きした。 4話 幽霊が見えるという男と偽装結婚する話。一番よくわからないし、いい話でもない。序盤のホラーっぽい雰囲気は良かった。 5話 いきなり自分の娘が死んだところから始まる。短い話で、オチもふわっとしてる。これで終わり? マジかよ。 6話 ラーメンが好きだからラーメン屋やるぜ!って感じで、たった数か月修行しただけでコネで店長になった男の話。この世の中なめてると しか思えない主人公が少し痛い目にあい、ちょっと慰められる。それだけ。 7話 胸糞悪い父親の話。終盤で強引にいい話に持っていくが、ゲスな父親であることに変わりはない。 8話 ザリガニの話。主人公はザリガニである。しかし、このザリガニ発言がやたらメタで全く話に入り込めない。 泣けると話題だが、そんなことはなかった。 総評 現実的な題材を非現実的な過激表現で演出しているのが本作であると感じた。どの話も作り話臭くて各所で違和感を感じる。 女性キャラの心理描写は自然で実に上手いと思うが、リアルすぎて逆に共感できない。 絆がどうとか泣けるとかカバーに書いてあるがそんなことはない。これが大切な人との絆の物語ならば、逆に絆ってなんだっけという 気分になる。 と、ここまでぼろくそに感想を述べてきたが、読むに堪えないレベルではない。むしろ読みやすく、すらすらと読めるのに、読了後に 釈然としない気分にさせられるのが本書である。 世の中にはこれを感動的で温かいと感じる人間もいるようだし、中には釈然としない気分になりたいというマニアックな読者もいる だろうということで星2とさせていただく。 | ||||
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レビューを見て、てっきり面白いものかと思って購入しましたが ほんとうにつまらないです。 筋が稚拙で、「大切な人が死んで悲しい。でも別の人ができたので幸せ」 というオツムの緩い女性御用達のそれで、謎も謎のまま。 こじつけでも理屈を通してくれないと先を読む動機も薄れます。 そして、登場人物に魅力を感じない。 むしろ徹底的にダメばっかりで 他にも指摘してる方がおられるが、愚痴っぽい。 心の澄んだ純粋な方が読んだらあるいは心温まる物語なのかもしれませんが、 わたくしのように擦れた人間からすれば、不可解で陳腐といった印象です。 | ||||
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面白いのはバルタンだけ。他はダメ。 英語をカタカナにするタイトルの付け方も、私は好きじゃない(セイムタイム・ネクストイヤーなんか特に)。 「モノレールねこ」 オチが非常に残念。面白い題材だっただけに、もったいない。 「パズルの中の犬」 なぜ犬?なぜ見える?最初から最後まで疑問が残り、ラストも単純でつまらない。 「マイ・フーリッシュ・アンクル」 ダメ人間の叔父さんも、それを否定する主人公も、どちらもダメに見え、不快だった。 他の話は忘れた。タイトル見ても思い出せない。それくらい中身がない。 しゃべり言葉のような文章が、今の流行りなのだろうか。私には耐えられなかった。 Amazonのレビューを見て、書店で平積みになっているのを見つけ購入したが、期待外れだった。 どれもこれも平坦で、単なる愚痴日記のようで、残るものがない。 まるで見たくもない映画を観て時間を潰した後のような気分になった。 それはそうと、レビューの高評価が気になる。感じ方は人それぞれだが、なぜこんなにも評価が良いのだろう…。 | ||||
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バルタン最期の日が泣けます。ここ数年でベストです。偶に読み返します。 | ||||
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11歳の娘が購入しました。 本人いわく、文句一つない面白さ!だそう。 中でもマイ フーリッシュ アンクルがお気に入りとか。 | ||||
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加納さんのことは全く知らず、たまたま本屋さんで太った猫の表紙が目に留まったので立ち読みしてみると、たったの数行で「これは絶対面白い!」と確信しました。 難しい言葉や気取った言い回しを使わず、とても自然に入ってくる文章もさることながら、内容もどんどん次を読みたくなるような、面白いものばかりです。 だってモノレールねこっていうネーミングセンス。すばらしいと思います。 一番好きなのはやはりモノレールねこですが、バルタンもかなりすばらしいです。「あぁ、こういうことだったのか」と読みながらとても嬉しい気持ちになります。 | ||||
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この小説は大好きで何度も読み返しています。 ファンタジーや現実離れし過ぎている小説は好きではないんですが、この本は別です。 ちょっと不思議な物語が多いんですが、どれもホロリとさせてくれる場面があります。ホロリも悲しいんだけど、心がほんわかしてきます。 敢えてお気に入りの作品をあげるなら、「マイフーリッシュアンクル」→突然家族を失い、おじと二人暮らしをしなければならなくなった女の子の話。 「シンデレラのお城」→偽装結婚のお話。 「セイムタイムネクストイヤー」→娘を亡くしたお母さんのお話。 読み返すたびに違う感動が味わえるお気に入りの一冊です! | ||||
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泣いたわー。うまいなこの人。最初のストーリーは有川浩さんみたいな感じでよかった。最後はもう、悲しかった。安心して泣ける本です。通勤時には気をつけて。 | ||||
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泣いたわー。 うまいなこの人。 最初のストーリーは有川浩さんみたいな感じでよかった。 最後はもう、悲しかった。 安心して泣ける本です。 通勤時には気をつけて。 | ||||
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加納さんの「月曜日の水玉模様」を前に表紙みて かわいいから買ったけど、内容はすごく面白かったので 今度は加納さんの「モノレールねこ」を表紙の猫が ぶっさいくだから思わず買いました どれもすごくおもしろかったけど 1番好きなのは 「バルタン最期の日」 ザリガニが主役でザリガニ目線で話が進む サリガニの語り口がすごくおもしろい 笑えて泣ける・・・いや、最後は号泣しちゃう感じで ザリガニが愛おしく思えました(笑) | ||||
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