(短編集)

ブランケット・キャッツ



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    3.48pt ( 5max) / 27件

    楽天平均点

    3.66pt ( 5max) / 138件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []C
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2008年02月
    分類

    短編集

    閲覧回数147回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    ブランケット・キャッツ (朝日文庫)

    2011年02月04日 ブランケット・キャッツ (朝日文庫)

    馴染んだ毛布とともに、2泊3日だけ我が家に「ブランケット・キャット」がやって来る。リストラされた父親が家族のために借りたロシアンブルー、子どものできない夫婦が迎えた三毛、いじめに直面した息子が選んだマンクス、老人ホームに入るおばあちゃんのために探したアメリカンショートヘアーー。「明日」が揺らいだ人たちに、猫が贈った温もりと小さな光を描く7編。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    ブランケット・キャッツの総合評価:6.96/10点レビュー 27件。Cランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.27:
    (4pt)

    プロ(=商業作家←これは”誉め言葉”デス)の技!

    わたくし事に聞こえるでしょうが、日本の文化(や芸術)や科学などが海外に外国語(わたしの場合、
    英語)に翻訳されるのに強い賛同と願望がある。日本の現代文学も同様である。出来るだけ読むように
    している。が、

    '90年代以降21世紀になってからの現代日本文学の英訳版には違和感を覚えることが多い。すなわち風
    変り・いささか異常・気味が悪いものに出くわす。
    (もちろんそうでは「ない」現代日本文学も多い。わたしの読書例がたんに少なすぎるためだと思う。)

    現代日本文学のすべてに精通しているわけではないし、英訳される日本文学がそういうものに偏重して
    いるのだとも思いたくない。
    (世界的にこういう雰囲気の文学が好まれる風潮なのかと勘繰らないでもないが、おそらくちがうだろ
    うと思う。なぜならイシグロ・カズオなんか、"Never Let Me Go"でも、こういう範疇にくくれないか
    ら。)

    重松清は、教科書にも載る作家らしいから、過去にどんな作品を書く人なのかわかる程度にまでは読ん
    でみたいと思いつつ、小、中学生の心情の機微を扱った小説が多い人なのかな? くらいに想像して、
    今まで読まなかった。たまたま折角の機会で、ある作品の英訳を読んだが、上のような感想を持った。
    重松清以外の作家も同様の印象であった(例えばその英訳書では、江国香織、吉本ばなな、橋本治)。

    本書もそうだった。はじめの3作まではほとんど拒否反応的な印象をもった。とても英訳を読もうと言
    う気にならなかった。多様な読者に”当たる”ためには、モチーフも作風も多様であるのが、プロたる
    ゆえんであろうと思うことにした。しかし、

    4作目(身代わりのブランケット・キャット)で深く考え込まされた。自分たちも歳をとって、必然的
    に老親の介護に追われる確率が高くなるであろうことを想像すると、実によく考えられた作品だと思っ
    た。

    5作目(嫌われ者の~)には泣かされた。人は外観だけからではその人の生きざまの経歴はわからない。

    6作目(旅に出た~)にはある意味身につまされた。漱石の「吾輩は猫である」以上に”猫語”が語られ
    た秀作である。作者もかなりの猫好きで、その形態・生理・生態・歴史に詳しいと思う。

    わたしごときが文学を語るのはおこがましいが、大変”好い意味”で、プロの作品だと思う。この英訳が
    今秋新刊発売されるらしい(?) 4、5、6作は(わたし好みの)英訳されるにふさわしい作品であ
    ると思う。
    (出版されたらそこだけは読ませていただくつもりである。反例的には、他も読むかも知れない。)
    ブランケット・キャッツAmazon書評・レビュー:ブランケット・キャッツより
    4022503971
    No.26:
    (5pt)

    ほんわかします。

    読んでる最中も、読み終わった後もつきなみですが心が爽やか感で満たされます。
    嫁に勧めました。
    ブランケット・キャッツAmazon書評・レビュー:ブランケット・キャッツより
    4022503971
    No.25:
    (4pt)

    ブランケット・キャッツ(朝日文庫)

    ご免なさい、未だ読んでおりません。先に読んだ家族の意見もまだ聞いては居りませんが、一言、「良かった」と申しておりました。
    ブランケット・キャッツAmazon書評・レビュー:ブランケット・キャッツより
    4022503971
    No.24:
    (4pt)

    ただ寄り添う猫たちの物語

    ペットショップが、二泊三日で猫を貸し出すサービス。それがブランケット・キャッツ。猫は、幼い頃から愛用している毛布にくるまれて貸し出される。だからブランケット・キャッツ。

    猫を借りに来る家族たちはそれぞれ、心に隙間や悩みを抱えている。そんな家族に、猫は、何をするでもなく、ただ寄り添う。

    ただ寄り添う。たったそれだけの事なのに、猫を返す頃には、気持ちが少しだけ、前向きに変わっている。そんな話をつむいだ、短編集。
    ブランケット・キャッツAmazon書評・レビュー:ブランケット・キャッツより
    4022503971
    No.23:
    (4pt)

    心の琴線に。

    重松さんの小説は、いつも普通に生活の中で忘れがちな、優しさって何だろうと考えさせてくれます。夫婦で回し読みしています。
    ブランケット・キャッツAmazon書評・レビュー:ブランケット・キャッツより
    4022503971



    その他、Amazon書評・レビューが 27件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク