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ふたりのシンデレラ
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ふたりのシンデレラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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鯨氏がもともとは原書房のミステリーリーグから出した長編作品である。今までと違ってノベルス刊行ではなく、単行本ハードカバー刊行でしかも著名ミステリー作家が数々の力作を発表したミステリーリーグからの刊行ということで、いつもの雑学こじつけ連作解決ものでお茶を濁すのはまずいと思われたのかどうかは知らないが、鯨氏の作品としては最後までシリアス趣向でダジャレ落ちやメタ落ちではない凝ったトリック一本で勝負した異色作である。 鯨井氏はこういうのも書こうと思えば書けるんじゃん。 冒頭から犯人であり被害者であり探偵であり、共犯者であり・・・とミステリーにおける一人の登場人物が全ての役割を担うという一人8役というネタに挑んでいる。 このトリック、実際にやれば最初の段階ですぐバレてしまうリアリティ皆無のトリックだが、それがいい。この小説の中でしか成り立たないトリックだからこそ一人八役という離れ技を実現できたのだ。 鯨氏の作品としては最もオーソドックスな本格ミステリーに仕上がっており、普通のミステリーファンが読んでも非常に楽しめる作品だ。 | ||||
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著者の作品には、歴史的な題材を扱ったミステリが多いと思うが 本作品は実験的要素が濃いミステリかな!? また、著者の作品では味方だと思っていた人物が実は敵方(スパイ)だったというパターンも多い気がします ある意味、それらのパターンを極めたともいえるトリッキーな作品だと思います | ||||
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