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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2076件 781~800 40/104ページ
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本のレビューを書くなんて人生初ですが、この本に関してはどうしても書きたくなってしまいました。 ・・・こんなに一冊の本の中で何ヶ所も泣いたのは久しぶりです。そもそも泣いたのも!正直言って私は相当、合理的で現実的な性格です。お涙頂戴は大嫌いです。 それなのに。。 私がこの本でこんなに泣いたのは、私が思うに、この本の内容もまた合理的イコールフェア、だからじゃないかと。私が強く涙したのは、文庫本404pの若き岡部青年と高橋青年の別れのシーンと、そして、498p・景浦が宮部さんの飛行機から引き離されながら絶叫する、「日本は負けろ!」のシーンです。なんかおかしいですね、、笑 私は今25歳ですが。この本を読んでようやくと言うか、先の戦争の詳細が分かった気がしました。日本がゼロ戦を駆りとても強かったことを知りました。上層部の腐敗や、そして、その中で正しき人もいたこと。愛する家族を守るため特攻に命を捧げた人々。。 この本に関していろいろ批判もあるかと思いますが、百田さんは左も右も無くただあの戦争の「人々」を、フェアに、書かれたのではないでしょうか?そうすることによってこそ、今のこの戦争を知らない日本の若者に、ダイレクトに届くと知っていて。 長文になりすぎて自分でもびっくりですが笑、、最後に、白血病に倒れた母も、私も。自分らしく思い切り人生を楽しんで、生きました。生きています。そうなんだ! | ||||
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これを最初に読んだとき、このゼロ戦乗りの話はどこかで読んだ事があるなあってずうっと思っていて、思い出したのは柳田邦夫の「ゼロ戦燃ゆ」です。 これは本当のドキュメンタリーで面白かった。この「永遠の0」もゼロ戦乗りの話はほとんどそこからの引用で、たとえば、横滑りとか、左手ひとつで帰還したとか、それをもとにして小説仕立てにしたものでしょう。(「ゼロ戦燃ゆ」は本当の取材ももとにしたドキュメンタリー)でも僕にはやっぱりオリジナルのほうが迫力があって面白かった。まあ、こっちには小説仕立てにしたというメリットはあるのですが・・・ | ||||
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現代、何気ない日常の中に大東亜戦争当時では考えられない幸せがあることを再認識した。 今は亡き、大正生まれの祖父に感謝!! | ||||
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兄弟の会話から始まった 祖父の戦争 体験記 時には涙を流しながら読ませていただきました 大変に感動し 良かったです | ||||
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映画化され、やれ戦争を美化してるだの、右よりだのと批判する人が出てきているようだが、私は原作を読み、むしろその反対で戦争なんてくそくらえと。 戦争でがんじがらめ。軍国主義に反対できない。常に死と背中合わせ。そんな中で、何が何でも生きて家族のもとに帰りたい。 戦死した私の祖父も、そう思っていたのではないか。 零戦の戦闘能力の高さや美しさを唄った写真やビデオ、そのプラモデルなんかを目にするたびに、ものすごく違和感を感じていた自分。 その違和感を払拭してくれたのが、この本だ。 数多の犠牲、無念の死。それらの上に、今の自分が生きている。その事を、改めて痛感させられた。 少なくとも私はいつも、小説を読んで感動をしたいのである。フィクションであることを知って皆読んでるんだから、興醒めするような批判はやめて欲しいなあ。 史実は自分が興味を持ったらいくらでも勉強したくなるもの。本書の読後、更に祖父の事や自分のルーツを知りたくなった。 | ||||
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作品を読んで、映画も見ました。 戦争賛美とか肯定とか綺麗ごととか酷評を聞きますが、 そんな事ではなく、選択肢の無いあの時代に生きた人々の美しさ、それとは、逆に選択肢がありすぎる今の時代生きる自分たちの、欠けている何かを感じました。 でも、そういう事さえも感じ取れなくなって、持っている限りの知識を誇示して、批判する人もいる。感じ方はいろいろですね。 …みんな違って、みんな良い…かな | ||||
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何かと批評もある中で、引用先もはっきりしており、丁寧な内容で好感がもてました。 年代的にも共感が有り、若い方にも読んで頂きたい。 | ||||
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本を読み、映画も見ました。映画は何十年ぶりでした。本を読みながら、映画を見ながら涙が出てくるのを禁じえませんでした。映画を見た後、特攻を発案した大西中将に無性に腹が立ちました。私は、仕事柄いわば作戦を立てるような立場にいますが、どうして特攻という作戦が出てくるのか?不思議でなりません。負けるという作戦を立てているわけですから作戦になっていません。「敗戦真相記」「勝つ司令部、負ける司令部」を読むと、当時の軍のトップの戦いにかける真摯さ(ドラッカーの言う,INTEGRITY)を感じることができません。さらに言えば「零戦」を進化させる能力・・・これは組織能力ともいえますが・・・を徹底的に欠いていたと思います。事実を正面に見据えて作戦(戦略)を立てることのできない企業や国は衰退します。日本のマスコミはこの典型ではないかと思いながら、朝日新聞や、毎日新聞、NHKなどの衰退を見つめています。 | ||||
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たまたま、娘の塾の課題図書になり購入して読んだ作品です。 百田尚樹さんの作品は興味があったけど、一度も読んだことはなかったので嬉しい縁でした。 読み始めてあまり入り込むことがなかったのですが、だんだんと話が面白くなっていく頃には時間を忘れて読んでしまいました。 一人の人間に関わった人たちの、それぞれの感じ方の違いがとても興味深かったです。 また、愛の深さも感じた作品です。 今度は映画で見てみたいと思いました。 | ||||
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知り合いから勧められていましたが、読まないまま時間が過ぎ、映画化され、映画を先に観てから本を読みました。とても印象に残る作品です。今までまったく知らなかった、ラバウルやガダルカナルでの戦いについて調べてみると、登場人物の中には実際に零戦に乗っていた人がいたことを知りました。ほかにも動画や写真を見ているうちに、まるで、現実に起きていたことの中に主人公が入っていったかのように思えてきました。 | ||||
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九州には特攻基地跡に記念館が多くありますので、見学した経験が何度もありますが、残された遺書の裏側に隠された人間としての心理状態がよく描かれていて涙しました。本を読んだ後、映画も見ましたが、細かい心理描写は本でないとわからないと思いました。 | ||||
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映画を見て感動し、本を読んで映画と同じ場面で泣きました。とても深い話ですね。 | ||||
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若くして散って行った特攻兵士。 エピローグを読んだ時には涙が止まりませんでした。 | ||||
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エンタメとしては秀逸 内容は皆さまご指摘のとおりいろんな本のサンプリングしたように思えてならない。最近のJpopみたいに昔の曲をサンプラーで加工したみたいに思えた。 | ||||
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侵略を美化する恥ずかしい本。 読む価値もないですね。 特攻隊が悲劇の人だろうと何だろうと日本以外の諸外国の側から見れば他国侵略に協力した戦争犯罪者でしかないわけ それに特攻隊は薬物を使って精神状態を異常にしてから飛び立ったという報告もある。拒否して逃げ回った人も多くいる 特攻隊は国のために死んだのではない 自分が死ぬことで家族や恋人がこの閉鎖的な村社会日本で差別受けることなく生きていけるそう信じて飛んでいった 特攻隊を悲劇の英雄にすることは奴隷制度や人権侵害を正当化させることに等しい恥ずかしいこと | ||||
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友人に勧められて読みましたが、薄っぺらで全く感心しませんでした。「壬生義士伝」と同じ手法ですが、足元にも及びません。 そんな作品を、映画でどう表現したのか興味があり観てみました。普通、原作より映画の方が良い場合はほとんど無いのですが、 この作品に関しては、一部の役者の力量で、多少は観られるものになっていました。 なぜ高評価を得ているのか、全くわかりません。 今後この作家の作品を読むことはないでしょう。 | ||||
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感想を一言で言えば「釣られた!」してやられた気分。本屋大賞もテレビでの良すぎる評価も全てプロモーションであることに気付くべきだった。 物語は放送作家らしく、関連資料を周到に寄せ集めてキャッチーなエピソードをつなぎ合わせ飾り付けた素人小説。見たあと時間を無駄にしちまったと後悔するような本質が薄い3時間スペシャルみたいな作り。 導入のゼロ戦に関するエピソードは殆どが「大空のサムライ」からのコピペで興醒め。宮部の死なずに必ず生き延び戦い続ける姿勢も坂井三郎氏の持論そのもの。 祖母の前夫である特攻隊員宮部の人間像を関わりのあった人に語らせ探っていくストーリーだが、取材対象がかなりの高齢者なのに、インタビューに対して理路整然すぎる語りが老人らしくなく最後まで不自然で違和感が消えない。 最後に宮部の命を救った祖父と宮部の関係が明らかになる。 あれだけ生に執着していたのに、たまたま命を助けられたことだけで、ただの顔見知りに妻を託し特攻志願するだろうか? 特攻出撃を決意したのは、軍人として戦争に加担していた自分への贖罪意識か? 無責任な上層部に対する命がけの抗議か? 著者が特攻攻撃を肯定しない姿勢を盛込みました感たっぷりな、敵艦突入後不発弾となる結末。 物語上ラストで、敵にも尊厳を持って名誉ある戦士として弔われたのが最期の救いかも? 結局作者の言いたかったことは何か? 軍指導者に死ぬことを強要され、無責任な煽動マスコミに祭り上げられ、馬鹿げた精神論がまかり通る戦争の狂気と理不尽。 この時代に生まれたばかりに、普通の生活が蹂躙され人生を翻弄された若者世代のとんだとばっちりの日本暗黒史。 集団ヒステリーに呑み込まれ、貧乏クジを引かざるを得なかった学徒を慮り尊厳を護る、やりきれない想いを追悼する気持ちなのかな? 言いたかったことには共感できるが、作りが稚拙で感動にはたどり着けない。 | ||||
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この作品に対する論評だけではなく、近年は近隣の諸国との外交上のやり取りにおいて、「右」「左」という立場がよく取沙汰されます。 いろいろいなものの考え方があるので、そのどちらが正しくてどちらが間違っていると一概に言うことはできないでしょう。本作品は戦争や特攻隊の描写について事実との整合性や思想・信条的な立場から賛否がある作品ですが、そういったことはまず置いておきましょう。 自分が生まれ育った家や家族に対する愛は誰もが持つ普遍的なものでしょう。 自分が生まれ育ったふるさとに対する愛もまた同様に普遍的なものではないでしょうか。 思想的なところや歴史的な正確さは私には分かりません。しかし本作品を通じて肌に感じたのは上で述べたような愛情を純化していった先にある結晶のようなもの。 その透明感とそのはかなさとそのやさしさを作者は読者に伝えたかったのではないでしょうか。 理不尽な死を若くして受け入れなければならない立場になったとき、その理由がほしい。 理由もなく、死ねと言われてそのまま受け入れられる人はいません。 自分なりに受け入れられる理由を、わずかな時間で、文字通り必死になって考えなければならなくなります。 そういう人が少なからず日本という国にはいたんです。 しかもそんな時代から100年も経っていない。 彼らが今の日本を見たらどう思うだろうか? 彼らが命をかけて報われたと感じるだろうか? 私たちは彼らに胸を張って今の日本を見せることができるだろうか? この小説を読んで、私は人目をはばからず号泣しました。自宅だったからよかったものの、外で読んでいたらえらいところでした。そしてすぐに家族を抱きしめたくなりました。 無念な思いを抱きながら若くして亡くなっていった方たちに胸を張って見せられる日本を作っていきたいと思いました。 設定や歴史的事実に関してとやかく言う必要はありません。これはノンフィクションではなくて小説なのですから。 家族への愛。 故郷への愛。 これを純粋に直接的にに胸につきさすような作品に久しぶりに出会いました。 | ||||
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本作品、素朴に読んでいければ小説としては優れた作品だと思えます。 文章は持って回った比喩、隠喩は一切なく、実直、素朴、 人物らの行動、情動の動きの表現は文章ごとに改行。 たたみかけたい情念の込められた文章は改行せずに凝縮。 ページの構成も視覚的に美しく優れています。 ただ読み進めていくうちに、何か違和感、 「これ、どっかで読んだことあるぞ」という既読感が何度もよぎってきます。 参考文献を上げていますが、何れも有名な作品ばかり。 戦記に疎い私でも以前読んだことがあります。 コピペというのはあんまりかもしれませんが、 もっと練って練って練りまくって工夫するべきではなかったでしょうか。 他の方々も御指摘のストーリー性のとってつけたような不自然さ、 これは小説ですからある程度は仕方がないと思います。 しかし主人公、宮部少尉のあまりに完全無欠、欠点のない完璧な人格、 今の世にもマイホーム的な「良い人」で通ってしまう浅薄さは、 読み進んでいくうちに「あ・・・残念」という感想でした。 しかし、数々の難点を有しながらも、それでもなお、 特攻攻撃、その隊員の胸をえぐられる苦悩、怒り、誰にもぶつけられない悔しさ、 或いは軍部の残酷さ、強いる非道、倫理の頽廃への戒め、 これらの精神性は担保されていると思います。 さらに軽々しく、軍神、靖国、英雄として持ち上げることは、 私自身も鈍感になっている昨今、厳しく自戒したいと思った次第です。 若い人たちには、批評の心を忘れず感情に流されないように読んで欲しいと思います。 | ||||
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私は50歳近い中高年であり、小学校のころより授業での戦争教育が、うんざりするほど多かったのを覚えている。戦争の悲惨さ、人殺しを戦果として評価される残忍さなどをよく聞かされたと思う。戦争はいけないということは伝わったが、やらなきゃならない状況だったとは誰も説明しないし、やらないで降参するほうが正しいとはだれも言えないと思う。中にはおかしな教師もいて、「昔の日本人は悪いことをしてきた」と教える奴もいた。戦争はいけないが、先祖が戦ってきて今の自分たちがいるのに、その先祖を悪者呼ばわりすることに、昔からすごく抵抗感があった。残念ながらうちの嫁も誰に習ったのか、「戦争する人は悪い人、昔の日本人は悪かったんだね」などとぬかしやがる。頭の中で血が逆流するかと思った。 今まで、そんな人に何と説明していいかわからなかったが、この本で少しは理解してもらえるような気がしてる。小説なためストーリーもドラマ仕立てになっている部分もあるが、そしてすべてが事実通りとは限らないが、ほぼここにある状況は真実に近いであろうと信じている。 その国の国民が先祖を悪者呼ばわりして、愛国心など生まれるはずもない。自分たちの子供や子孫が今後暮らしていくこの国の将来を考えると、先の大戦の反省を自尊心を大切にしながら、この本を通じて考えていきたい。 | ||||
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