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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2076件 741~760 38/104ページ
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零戦の資料のように感じました。それにしても、結末はいただけません。 | ||||
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とても読みやすく、隙間を見つけて2日ほどで読破できました。宮部という架空の存在に導かれ、戦闘機乗りの視点から 見た太平洋戦争を旅する事ができました。 日本の軍隊組織の意思決定における弱点、人的資源の軽視、売り上げの為暴走するマスメディアの恐ろしさなど、太平洋戦争 を取り上げる上で書いて欲しい事がしっかり書いてあるので読んでいて嬉しかったです。 ミッドウェーでの飛龍の行動など、正しい判断をした悲劇の人達も描いてあるのが琴線に触れます。 当たり前ですが、戦争賛美の本などではありません。愚かな兵器を乗せた中攻(一式陸攻)が火を噴きバタバタと堕ちていく光景を想像しただけで嗚咽しそうになります。 半官半民の職場で仕事をした経験もありますが、組織の意思決定が戦前から全く変わっていないのではないのかと危惧を 抱いた事を思い出しました。単なる戦争小説で止まらないのが、この本の魅力だと感じました。 | ||||
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3年前に買ったのに、分厚くて途中で飽きてしまってとうとう最後まで読み切れず、映画を観てしまいました!その間、家族、親戚が読んでくれて、それぞれ感動したようです(それはそれで良かったです!) | ||||
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宮部久蔵! 物語の中の人物だが、私の中の、男の理想像として、永遠に生き続けることだろう。 戦場という異常な状態の中で、家族のために生き抜こうという、健全な精神を失わなかった人物。 しかし、その人物が、なぜ、最後に特攻を志願し、殉じていったのか。 その極限的な精神の葛藤が、百田氏の筆で、見事なまでに描かれている。 身近にいた戦友らに、話を聴きこんでいくほどに、まるで彫刻刀で彫り出していくように、人物像を浮かび上がらせていく手法は、非常に素晴らしいと感じた。 『海賊とよばれた男』の出光佐三といい、百田氏は実に魅力的な「男」を描くと感嘆している。 この直前に、浅田次郎氏の『壬生義士伝』を読んでのレビューでも触れたが、本書は、『壬生義士伝』のオマージュだという。 オマージュとは、「尊敬する作家や作品に影響を受けて、似たような作品を創作する事」だそうだ。 百田氏が、浅田次郎氏を尊敬していることを知り、とてもうれしく思う。 そして、本書は、オマージュとして、見事に成功した傑作なのだと感じている。 両作品とも、超名作であり、『壬生義士伝』の吉村貫一郎も、宮部久蔵と並んで、忘れ得ぬ人物である。 いずれも、類まれな感動本として、強くお勧めしたい。 | ||||
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右翼の吉外が書いた戦死者を礼賛しただけの本です。 完璧超人の宮部久蔵には全く感情移入する事ができません。 | ||||
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「死にたくない。家族のためにも・・・」と思っている自衛隊員はいないはずだ。「死にたくはない。しかし家族のためにも、おれは国家のために命を捨てる」と考えているものがほとんどではないか?・・・いや、そうでなくては軍隊など運営できない。この本は、自衛隊にとって忌むべき書である。 | ||||
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あざといところもあるのかもしれません。 文章も上手ではないし、わざとらしく冗漫なところもある。 人物もできすぎで、物語もご都合主義。 戦闘シーンも、参考資料からの引用で組み立てているのかもしれない。 でも、晴れ晴れとした感動を与えてくれる作品です。 技巧を凝らしていようと、作者の方は 描こうとしている対象に、まっすぐな思いを抱いておられるんだと感じました。 本を閉じて、表紙を眺めて、静かな空に涙が出ました。 あの宮部さんが特攻兵として、海に接するようにしてひたすら飛んだ空を描いたのでしょうか。 ものすごい形相で、でも、曇りなく澄み切った表情で飛んでいたに違いありません。 彼の慎重さ、粘り強さ、テクニック、集中力、計画性、勇気、持ち得る力の全てを注ぎ込んだ最後の飛行。 しばらく表紙を眺めて、改めて、いろいろな感動がぶり返しました。 タイトルは、ゼロファイターの思いの、夫婦の愛の、終わりと永遠を意味するのでしょうか。 本当に素晴らしい作品です。 | ||||
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まだ読んでない人、なんで読まないの? 戦争って何?日本人って何? そういうことを考えるきっかけに成り得るエンタテインメントですね。 貴重な本です。 | ||||
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内容や文章は大変おもしろく、一日で読み終えました。 しかし、300万部超の評価は???のような気がいたしました。 | ||||
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私は4歳の子供がいます。子供が出来て初めて、自分の命より大事な物があるという事が理解できました。 でも、宮部の気持ちはわかるところとわからないところがあります。腑に落ちない点はあります。 宮部は、不時着しろ、とも言っていました。私はそこの段階です。私ならそうして逃げる。子供と妻の為に。 宮部が最後にこの結末を選んだ理由。全部わかる事はそれこそ現在に生きる私には無理な話でしょうが、いずれそれがわかる日が来るかもしれません。 | ||||
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この本がきっかけで今日で3冊を読みまた新たに購入するつもりです。 次は「海賊と呼ばれた男」本屋大賞とのことで期待しております。 | ||||
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NHK経営委員になったら、個人的見解を選挙応援演説においてすら述べてはならないとする見解こそ、マス・メディアに携わる人間作家のあるべき姿かいな!と思う。で、★ 所詮、やらせ番組風味満点の「探偵ナイト・スクープ」あたりを作っていればいいものを、嗚呼・・・・ これほどまでにも、空気の読めない単細胞人間だったとは、とほほ、とほほほほ・・・・ | ||||
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宮部久蔵の孫たちが、戦時中、零戦のパイロットで、特攻で亡くなった、会った事もない祖父について、調べ、遡ってゆく。映画も、友人に誘われ、しぶしぶ見たが、いずれも肝心の、宮部久蔵じたいの人間性の描写がかなり、希薄であるし、全体からしても少ない。久蔵自身はあまり多くは語らない。家族の元に必ず帰ると、生にこだわっていた、久蔵が、何故、特攻に志願したのか。映画においてもその部分はあっさりスルーしていた。きっかけがなかった。映画では、かつての部隊での生き残りで、孫たちが訪ねあるく人物の方が、戦時中も、2004年現在も久蔵よりも描かれていた。平幹二朗、橋爪功山本學、夏八木勲など、実力派名バイプレーヤーが脇をかため、演技としての見応えはあった。 | ||||
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作品のテーマは現代にも通じる家族愛です。愛する人を幸せにしたいという想いです。映画も見ましたが、いい出来だったと思います。第二次世界大戦の概要は知っていましたが、ゼロ戦の戦いや優秀な戦闘機乗りが辿った軌跡などは知らず、ところどころWikipediaで検索しながら読み進めました。戦争や戦記について造詣が深くない方が読まれる本としては適書だと思います。読んでみて、売れている理由が分かった様に思います。 | ||||
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映画を見た感想。 作者は特攻を肯定したいのか、否定したいのか。断定はできないが、恐らく前者だと思う。特攻の肯定とは、命を犠牲にしたことを無駄にしたくないということである。特攻の慰霊、鎮魂のために書かれ、製作された小説、映画だと思われる。もしそうならば、この作品は成功している。しかし観客、読者は、この作品が戦前の日本軍の戦争遂行の仕方への怒りに満ちていることに、どれだけ気づいているだろうか。 宮部の戦友の一人は叫ぶ。「九割方死ぬという作戦なら、喜んで死地に旅立とう。しかし特攻は、作戦の成功すなわち死。こんなものは作戦じゃない!!こんなことをしていたらこの国は滅びる!!」 この言葉の意味を本当に理解した観客、読者はどれだけいたのだろうか。特攻を肯定すればするほど、特攻をさせた者達の思考の貧しさが露になってくるのである。あくまで推測だが、恐らく作者は、書いていて身を引き裂かれる思いだったのではないだろうか。戦略とは、生きる意思から生まれてくるものである。国民に徹底的に死ぬことを教えた国家に勝つための戦略は立てられない。 文庫版の解説と、アマゾンのレビューを少し読んだが、以上のような観点で論じたものはなかった。もしこのように考えて読み、また見たのなら、これ程のヒットはしていないと思うのだが。 | ||||
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映画を観る前に、まずは原作を読もうと手にとって読んでみた。 文献と資料からの引用が多すぎて、これで小説と呼ぶにはあまりにお粗末な内容だと思う。 あらすじと物語の内容が噛み合ってない印象を受けた。 祖父・宮部久蔵について調べていくことがメインで打ち出されているのに、実際、肝心の祖父宮部についての描写は全体の3割にも満たないのではなかろうか。 戦争の話がメインとなって、完全に宮部の描写がおまけの付属となってしまっている。 読んでいて、この宮部はどういう人なんだろうというワクワク感が薄れるほどに冗長だ。 読み進めることによる、楽しさのようなものは感じられない。 知りたいのは戦闘描写ではなく、宮部という人そのものなのに・・・!というジレンマがあったのかもしれない。 目的と建前というかが、なんというか、入れ替わってしまっている感じがする。 これらは文献資料からの創作能力が作者にはなかった(いうなれば、力不足)からではないかと思う。 なので、引用部分に比べると、オリジナル部分が薄っぺらすぎて、また最後にとってつけたようなお涙頂戴的なストーリーにも感動どころか正直引いてしまった。 ただ、この本が幅広い世代に読まれ、とくに私のような若い世代と戦争を結びつける一つのきっかけを作ったことは評価できる。 私のように、合う合わないはあるとは思うが、 それでもなお、数多くの人に読んでほしいと思わせる本ではある。 | ||||
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脚色があるのでしょうが、私のような戦争を知らない世代では「極端な軍国主義の戦前」が刷り込まれていると思います。 少しでもこういう作品で軍国主義の中で違和感を感じていた人が居るということ実感できるはずです。 戦争は反対ですが、もう少し「なぜ起こった戦争だったのか?」に照準を合わせた作品が少しでも出てくればいいと思っています。 少し日本の意地を学んだような気がします。 | ||||
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久しぶりにイッキ読みする本に出会いました。「この章が終わったら寝よう」と思っても、ついつい読み続けてしまう。そういう作品です。おかげで寝不足だ。ふわ〜 ぼくも小説を書いているので、その筆者の作品に対する真摯さのほどは、文章を読めばわかります。その立場で申し上げると、百田さんは、資料・文献をかなり綿密に取材調査しているようです。ひょっとしたら、戦争体験者へも。ネタバレは控えますが、よほど親密にならないと聞けないようなエピソードが、いくつもありました。凡百の「戦争は起こしてはならない」といった平板かつ空疎な啓発本ではないし、何よりエンターテイメントとして成立している点がすばらしい(もちろん詳細は書けません ぜひお読みください)。それゆえに資料としては厳しいけれども、教科書としてなら、かなりの良書です。ちなみに、この作品は数字(データ)も正確でした。防衛省や外務省に行って資料を見る機会のない方には、特にオススメです。 ただ一ケ。残念ながら、小説としては落第点です。ぼくの20年前のレベルでした。ぼく自身も注意されたことですが、小説というのは描写(表現)をするものであって、説明ではいけません。説明なら、小説でなくても(小説家でなくても)できるからです。昔語りのシーンは、これでいいんですけどね。現代のシーンが、ちゃんと小説になっていたら、もっとボロボロ泣けたと思います。非常に残念。☆一個マイナスだあ。 その意味では、映画の方が上でした(当方、映画館で号泣は初体験)。しかしながら映画の方は、絶対見せなきゃいけない箇所がいくつかハショられていましたので、一長一短ですね。この原作と映画、両方見ることをオススメします。 | ||||
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知らなかったこと、知ろうとしなかったことが、じっくり書いてある。絶対に読むべし。読んで、あの頃の「どんな日本になっているんでしょうね」の、今を本気で語るべし。 | ||||
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マスコミ等で、この本が戦争礼賛していると言っている人は読解力無さすぎ。ただ、右翼化に利用され易い要素はあると思う。宮部の死に様が、反戦の象徴以外に何があるというのか。 戦争を知らない世代、特に、戦争を知らない親御さんに育てられた世代には、非常に簡潔に分かりやすく書かれた反戦の書であると思う。広く読まれることを願う。 | ||||
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