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オー! ファーザー
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オー! ファーザーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全112件 81~100 5/6ページ
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伊坂さん自身が第一期の最後の作品、とあとがきに書いておられるように、第一期の集大成と言える良い作品でした。 細かいディテールについては突っ込みどころもありますが、それを凌駕するほどの面白さ。 はりめぐらされた伏線に絡め取られてゆく心地よさ。 それでいて愛に溢れている。 読みすすめるうちに「終わって欲しくない」気持ちが徐々に強まりました。 まさに伊坂ワールド=エンターテイメントでした。 個人的には知代さんがうらやましい。 鷹さん、葵さん、勲さん、悟さん…みんな大好きです。 映像化された時のキャスティングを想像すると楽しみです。 | ||||
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いつも通り、です‼ 奇妙だけれど、憎めないキャラクターが、強盗事件や、街で噂になっている事件に巻き込まれるドタバタミステリー‼ 今回は、ギャグっぽいタッチで、ハッピーになれる作品なので、「陽気なギャング」シリーズ好きにオススメ‼ すごく読み易く、マンガっぽいので、今まで他の伊坂幸太郎作品で挫折した人や、普段はあまり小説を読まない人、忙しいけどなんとなく小説を読みたい人、にもオススメできると思います‼ ちなみに、個人的には映画の「オー!ブラザー」に雰囲気もすごく似てると思うのですが、タイトルがそこから来たのかは不明、です‼ | ||||
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ゴールデンスランバーに続いてゆく本であるとは、著者のあとがきで判った。彼自身が第一期の最終作と考えている本書は、父親四人(なぜこんなに多いのかは読んでのお楽しみ)と主人公、彼を慕うクラスメート、悪友たちとの小さな社会での波乱万丈の物語である。読んでいて面白い。ここで登場する悪は、その後の作品群と違ってまだ救いようがあるようにも思える。 | ||||
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四人の父親がそれぞれ個性的でそれだけで面白い ポイントは主人公の友人達である 知的というか自然ですっきりした性格の女の子、殿さまと呼ばれるひょうひょうとした男の子 この子たちの存在が流れる物語にかくっと折り目を付けているようで、だらだらと疲れながら読むことを防いでくれる 相変わらずの伊坂節は健在である 〜〜〜〜〜はなになになのか?〜〜〜〜〜〜〜はなになになんだよ。 この流れが癖になってすっかり作者の作品にハマった 少し終盤にかけて一気にまとめすぎだろうか なにかおしいなぁ | ||||
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ラストのシーンで、これも伏線だったのかとそれまでの謎が一気に解明される、スピード感のある作品です。父親が4人、そんな変わった境遇で育った由紀雄が、とてもうらやましく思えてしまいました!とてもおもしろかったです!! | ||||
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どうしようもないけど、愛すべき個性的(?)な父親4人と主人公の話。色んな伏線があって、それを見事に回収する伊坂の腕に感心しつつ、更に終盤の親父達の主人公に対する愛を感じられる文章は感涙ものです。評価がそこまで高くないようですが、私は父親が老い始めた20〜30代の男たちにお勧めしたいです。 | ||||
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4人の父親に干渉され素っ気なく振舞いながらも、それぞれの父親のことが大好きな由紀夫の捻くれた様子が楽しめた。4人の父親はみな個性があり、それぞれ由紀夫との接し方が異なるのだが、みな由紀夫のことを何よりも大事に思っている気持ちが伝わってきたのもよかった。前半は父親との思い出話や伏線が多かったのだが、後半から一気に加速していったので読後感はよかった。ただ、物語の山場はもうちょっと驚くような展開を期待していたので少し物足りなかった。また、一部の伏線がそのままになっていて、「そういえばあの件はどうなったの?」という部分もあったのが残念だった。他のレビュアーも記載しているが、トラブルに巻き込まれながらも個性的なキャラクターたちが活躍してトラブルをにぎやかに解決していく様子は「陽気なギャングが地球を回す」に近かったような気がする。 | ||||
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母親一人に父親四人という「超」不思議な家庭環境の少年を主人公に 物語は進む。 「伊坂さん、これは無理がある設定じゃないの?」とつっこみを入れつつ読み始める。 いや、いや。もうちょっと読んでよ。 と、逃げる。 そして、次から次へとその設定を使って物語を引っ張っていく。 「ちょっと、ちょっと」と追っかけていくうちに 笑わされ、励まされ、いつの間にかわくわくさせられ そして、その勢いのまま逃げ切られた。 とっても爽やか。 カリオストロでルパンに逃げられた銭形くらいさわやか。 まんまと逃げられた。 面白いじゃない、ってそんな小説でした。 | ||||
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ちょっと覚めてる男子高校生とお節介なガールフレンド。 暴力シーンもさらっとしてるし、ジュブナイルという感じです。 このキャラクター設定は一冊限りで終わらせるのはもったいないので続編ありそうですね。 あるいは、すぐにでもドラマ化されそうなくらい父親達のキャラ立ってます。 ドロドロしたのが好きな人には物足りないかもしれませんが。 | ||||
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伊坂幸太郎の本だから、当たり前だけど、うまい。 彼の著作の中でどれくらいのうまさかっていうのは 微妙だけど、やっぱりうまい。 会話がおもしろくて、話の筋がよく考えられていて、 小説を読む楽しさはしっかり味わえました。 そして、この本は、めちゃくちゃな設定(あらすじ、商品紹介ご参照) だけど、それを伊坂節で読むと、こんなに元気が出るんだなっていう のが一番の感想です。 ちょっと毎日がつまんないときには最高ではないでしょうか。 (すっごく毎日がつまんないときには余計腹が立つかもしれませんが) | ||||
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伊坂さんの作品にしては偶然や、こじつけが多かったような気がします。 「重力ピエロ」「チルドレン」の辺りでみられたような、エキストラの台詞や何気ない小道具の描写ですらラストに向って収束する展開が、何だか弱かったです。 全然ないわけではないけれど、物足りなかった。……連載だったから、仕方ないのかな。 とはいえ、ハラハラしながら読むことはできました。 娯楽作品として充分に楽しめます。 | ||||
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父親が4人いる、始まりはそんな感じ。登場人物のキャラ設定も見事に面白く、全員好きだと言える。むしろあたしも父親が4人欲しくなった。頭がきれてるゆきおもまた良い。ゆきおにしつこくまとわりつく女の子も最初は鬱陶しかったが後半になると愛おしく感じてくる。ゆきおが色々な事件に巻き込まれていくんだけど、ありえないストーリー。シチュエーションに少し頭をひねらせた。うまくくっつき合わせた感じがしたのと最後の終わり方が附におちない感じで終わりました。けど内容自体はすごく良かったです。実質あたしも声に出して何度か笑ってしまいました。伊坂ワールド素敵です。 | ||||
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作者自身があとがきで書いているように、設定がとても独創的。 「母親と父親と俺の、六人暮らし」をしている少年由紀夫。父親がなぜか四人もいる。 この設定を生かした小気味良い会話は、とても楽しい。 でも、やっていることは「陽気なギャングが地球を回す」とほとんど同じな気がした。 トラブルに巻き込まれて、個性的なメンバーがそれを陽気に解決する。 軽快さを少し損なうほど伏線を積み上げている割には、あまり最後にガツンと来ない。 家族というテーマが見え隠れする割には、それをあまり活かしていない。 設定がせっかく魅力的なのに、なんだか無難に終わってしまった印象。 ハズレでもないが、アタリでもない。 面白いけれども、これだとちょっと物足りないかなー | ||||
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最初は”父親が4人”という設定だけで驚いてしまって、 ストーリーを楽しむと言うところまではいかなかったです。 ほとんど会話だけで進むので、 全体像が見えないというか、主人公の主観だけの、 日記のようなイメージでした。 後半の事件とその解決方法は、伊坂作品らしく それまでの伏線が効いていて、 思わず”上手くできてるな!”と感心してしまいました。 その点では、「ゴールデンスランバー」に近いところがあるかも知れません。 伊坂幸太郎らしい、疾走感あふれる作品と言えます。 分かりやすくて、読みやすい本です。 | ||||
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あとがきにもあるように、本著は伊坂幸太郎の 第一期の最後の作品ともよべる集大成的な作品である。 だから初期作品からのファンには絶対面白い。 軽妙な会話とユーモア、複線の見事な集約。 安心してのっていける楽しい数時間。 第二期以降のちょっと重いテーマも、 それはそれでいいのだが、こうした作品も、 たまには出してほしいものだ。 | ||||
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読んでいて肩の力が抜けていく、ほっとする作品です そなんな事ありえへんやろ・・・って思うけど、でも、読んでいて楽しかった 最近すくなった仲のいい家族を見た感じかな それぞれ、個性的で良い味を出している、おじんの存在感が笑えるね たまには、こう言う力が抜けた作品を読むのも有りだと思いました。 でも、母親の存在が少ないのがちょっと気になるけど 男のおっさんの物語としては、笑える。 | ||||
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伊坂幸太郎の新著。主人公は、お父さんが4人いる普通(?)の高校生。著者の 作品らしく、“できた”青年である彼が、様々なトラブルに巻き込まれていく物 語です。特長溢れる4人のお父さん、話の中心なのにずーっと登場しないお母さん、 どんなに嫌がってもついてくる女の子と、いつもながら脇役は効いています。 軽快なテンポは相変わらず。ラストで様々なサイドストーリーが収束していくの も恒例ですが、その収束の見事さはイマイチでした。 著者の最近の作品は作風の変化を模索している感じのものが多いですが、「伊坂 エンタの真骨頂」と帯にも表示されている通り、本書はこれまで通りの作風。著 者としては平均点以下だが、これまでのファンが安心して手に取れる本です。 | ||||
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高校生の由紀夫には4人の父親がいる。そんな設定で始まる物語。『陽気なギャング〜』系のおしゃべり満載で、魅力的なキャラクターと伏線がどんどん貼られて行く。 途中まではかなり楽しめたし、ワクワク感もあったのだが、物語の終焉に従って興奮も冷めていく感じだった。やはり、設定ありきの物語では、物事の本質には迫れないのかなと感じた次第。 ただ、本当に伊坂さんの紡ぐ会話は楽しい。まるで、自分がそんな場面にいるかの如く臨場感たっぷりだ。そして、ところどころにちりばめられたメッセージがカッコイイ。読み手に一度はそんな台詞を言ってみたいなーと、思わせる。それだけでも読むに価すると思う。 | ||||
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伊坂さんっぽいスピード感に、やや欠けていた感じが否めません。 でも、ここに出てくるキャラクターはいちいち魅力的。 特に、高校生の主人公、ゆきおの4人の父親が。そして、その個性的な父親に育てられた彼自身が。 個性的な4人の父親に育てられた高校生のゆきおが、ある日、少しずつ、 知事選にからんだ事件に巻き込まれていきます… が、助走の部分があまりにも長く、断片的な情報がすべてつながり、 事件が一気に加速していくのは最後の4分の1くらいに入ってから。 それまでは、物語に集中するのが少々つらかったです。 最後まで読み終えることができたのは、ひとえに強烈な4人の父親のキャラクターのおかげです。 | ||||
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面白いです普通に。惰性だろうが何だろうが、伊坂幸太郎ならこの位当たり前です。あとがきにある以上でもなければ以下でもない。ただ、最近の展開を考えると、伊坂幸太郎の実験ではなく、勝負が読みたい。そんな気持ちです。 | ||||
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