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オー! ファーザー
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オー! ファーザーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全112件 101~112 6/6ページ
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何より、にんまり笑えるセリフが多く、楽しめたことが一番。もちろん単なるコメディやドタバタ劇ではないが、伊坂作品では大きな魅力の一つだと思っている。特に最近は封印気味なので、その持ち味も毎作品とはいかないまでも発揮してほしいところだ。父親4人という有り得ない設定の物語ではあるが、父親として何を子どもに教え伝えるのか、ということを考えさせられる場面がいくつもあった。1人で4要素は難しいけれど。 | ||||
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を楽しむことができました。読後感も良かったです。 伏線の返しが来るぞ来るぞと分かっていてもページをめくる手は止まりません。 自分の中で「第1期の伊坂作品」にあきることはなさそうですが、確かに第2期に入ってよかったかもしれないと(何となく、理由もなく)納得した作品でした。 | ||||
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正直いつもの伊坂ワールドを期待し過ぎて、最後はちょっと物足りない終わりでした。でも、呼んでる最中は、ドキドキ、わくわくさせてもらって、とても楽しめました。たまには、こういう作品も良いかもです。 | ||||
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読み終わった感想は、”期待通りにたのしい”ですね。 伊坂さんの「オーデュボンの祈り」や 「チルドレン」「砂漠」のような楽しさがありますね。 あとは、「陽気なギャングが地球を回す」なんかを思い出す作品でした。 概要は、4人の父親を持つ男子高校生が、 事件などに巻き込まれるっていう話です。 作品の魅力は登場人物たちの立ち回りやセリフ回しですよ。 (これまでの伊坂さんの作品を楽しんでいる方はわかると思うんですがw) 設定や展開などは、これまで伊坂さんの作品を多く読んでる方からすれば、 「どこかで読んだような・・・」と思うところがあると思いますが、 ボクは逆にそれが心地良かったです。 作品の登場人物たちの価値観、倫理観といったものが、期待通りに心地いいんですよ。 ※今は一回読み終わりなので、複線や他作品とのリンク探しに、これからもう一回読み直しますよ( ̄ー ̄)ニヤリ | ||||
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緻密な伏線を織り交ぜた伊坂幸太郎らしい作品です。時折、以前に執筆された作品のキャラクターが登場するのも、伊坂ファンとしては思わず頬が緩む事だと思います。『ゴールデンスランバー』や『モダンタイムス』といった緊迫感のある作品ではありませんが、『陽気なギャング〜』や『チルドレン』が好きな方々にはオススメの内容だと思います。 | ||||
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’06年3月から’07年12月まで、13の地方新聞に順次連載されたものに3年を経て加筆修正をほどこされた、伊坂幸太郎の18作目の単行本である。 <あとがき>で、伊坂幸太郎自らが述べているが、『ゴールデンスランバー』以後の第二期にいたる最後の第一期の作品と言っているように、直近の、私としてはすこし物足りなさを感じた『モダンタイムス』『あるキング』『SOSの猿』の諸編とはまた異なる、伊坂流の直球勝負のエンターテインメントである。伊坂流とは、独特の人を喰ったような浮遊感があり、荒唐無稽な物語が現実味を帯びて展開し、いたるところに張り巡らしたバラバラの伏線が最後に収斂するミステリーではないかと思う。 本書は『陽気なギャングが地球を回す』を彷彿させるそれぞれ強烈な個性を持つ、4人もの父親と、高校生の由紀夫(どっかで聞いたことのある名前だ)の、友人たちも交えた、日常の中の非日常的物語である。ラストは一種のクライムノヴェルと言えなくもないが、読んでいてまるで緊迫感が感じられないのも伊坂流だ。 新聞連載ということで、毎回ヤマ場を作る必要性から、局面や話題・シーンが次々にめまぐるしく転換して、一気に読まないと物語についてゆき辛かったが、その分テンポがよく、連載ではなく、一冊になることで全体が俯瞰でき、楽しむことができた。 本書は、ありえないシチュエーションと軽妙洒脱な会話、知事選挙や不登校、イジメに試験・恋愛、練炭自殺や賭博の黒幕、たてこもりと殺し屋etc・・・といった、考えられるありとあらゆるエピソードをこめた「伊坂ワールド」の逸品である。 | ||||
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伊坂先生本人がゴールデンスランバー以前までを1期、以後を2期とすると、1期最後の作品と言ってますが、初期の作品ほど完成度は高くなかったです。 父親が4人という設定が何かの伏線なのかな?とか思ってましたが、結局解決されず。 その他にも、これも伏線?あれも伏線?と思いながら見ていましたが、あまり回収されないまま終わってしまった感が否めません。 読後感を正直に言うと、「え?これでおしまい???」 正直ちょっと期待はずれ・・・ | ||||
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父親が4人いる。 これだけでいわくつきな物語に違いない。 前半に貼られる物語の布石。正直とっつきにくく、何が起こるのか。何が進んでいるのか今ひとつわかりにくく、 これはおもしろいのだろうかと疑問に思う瞬間もありました。 しかし後半一気に物語が動き出します。そこからが異常に面白い。 あれもこれもと詰め込まれた前半の布石が一気に生きます! | ||||
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は、無いです。意外と序盤から淡々としたペースで話は進みます時にスリルやサスペンスはありますし、常に小さなユーモアや小粋な会話は楽しめますが…基本淡々です。しかし!!ラスト30Pは爽快です♪全ての伏線が繋がり 余韻を楽しむようなエピローグ的なものもしっかりあります♪騙されたと思って最後まで読んでください作者本人が伊坂幸太郎<第一期>ラスト作だと言うだけあって 初期伊坂が好きな人は必ず満足できる筈ですよ。 | ||||
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伊坂幸太郎は大好きで、これまで発刊されている物は全て読んでいるつもりです。今回の本も発売日に買いました… が、読んでみてちょっと残念に感じました。 自分にとって、伊坂幸太郎の魅力は、張り巡らされた伏線の見事な回収、スマートな表現、魅力的な人物像なのですが、 伏線に関しては、あれっこれどうなってるの??という未回収なままの箇所がいくつかありました。次の行動のきっかけにはなっている物の、実はこうだったんです〜というのが明かされないまま終わってしまい、消化不良な感じ。 また、会話、人物像についても、マンネリ&気持ちが入らず、正直読みづらい感じでもありました。 初めての新聞連載ということで、ペース配分を間違えたか??という印象。 伊坂幸太郎はほんとに好きなんですけど、ここ2、3年で出された本は、雑な作りで残念と思ってましたが、今回も同様でした(‾_‾;) | ||||
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面白かったです。 テンポのいい展開、雰囲気のある文体、心に残る会話。 個性があり、愛すべき登場人物たち。 今回の主人公は高校生です。 父親が、なんと4人います。頼もしくも、なんとなくスキのある父親たちです。 この父子のやり取りが、またいい。 主人公の少年(名前がまた・・・)は色々な事件に巻き込まれ、 最後は見事に収束していきます。 本書は連載終了から3年も単行本化されなかったそうで、 伊坂氏いわく第1期の作品であるということです。 ゴールデンスランバーからが第2期とのこと。 この作品は、伊坂小説の第1期最後の長編。 確かに、第1期、そんな感じです。 (ちなみに自分は第2期も好きですが) 伊坂小説を楽しめる、気持ちのいい作品でした。 | ||||
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ウチには父親が四人いる?! 普通の高校生、由紀夫と普通じゃない四人の父親の物語。 登場人物は個性派揃い。四人の父親は『陽気なギャング〜』の四人組を彷彿させ、それぞれキャラクターが立っており魅力的な人物ばかり。人物同士の掛け合いも最高です。 ストーリー構成はお見事と言う他ありません。伏線は『ラッシュ・ライフ』のように緻密に組まれ、最後には綺麗に回収されます。 また父親が四人いるという複雑な状況にも関わらず、主人公の家族は仲が良く、『重力ピエロ』でも描かれた家族愛を見ることができます。 第一期にあたる作品群のいいとこどり。上に書いた作品以外にも、いろいろな要素が物語のあちこちに散りばめられており、まさに第一期集大成といった感じです。 伊坂ファンなら間違い無く楽しめる一作です。 | ||||
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