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ヴァンサンカンまでに
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ヴァンサンカンまでにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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好き嫌いなのでしょうが、読み進めて、しまったと思いました。精神的自立をしていない女性のバブル期の話、ですね。 | ||||
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40代男性として、”勉強になった”と同時に”怖い”とも思いました。主人公の女性には悪気は無いのだと思います。ただ自分が幸せになりたいだけ。しかし、そんな”女”に、純粋だった若い時の自分と、それなりに経験を積んだつもりの今の自分の両方が痛めつけられたように感じました。”怖い”という気持ちが、必ずしも後味の良いものではありません。他の作品も読んで勉強させてもらいます。 | ||||
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「誰もがうらやむ結婚相手」と、「ちょうどいい不倫相手」の二人との恋愛を都会の女としてうまくやっているつもりだったのが、でもそうもいかなくて…、というのがこの本の筋です。 うーん、この本を読んで男性諸君に「女って…」と思ってほしくないですね。こんなふうに条件だけで、好きと思えない男の人を結婚相手に選ぶ20代前半の女性がいるかいなと思ってしまいます。少なくとも、私の周りにはそんな女性はいません。なので、この本を読んでいると気分が悪くなってきます。でも、周りを固める脇役たちはなかなか興味深かったです。社会人になってやっと恋人ができてはしゃぐ女友達、なんでも割り勘にしようとする恋人、心が参っちゃっている不倫相手の奥さん、そして不倫の恋を衝撃的な形で終わりにした同僚、など。 私も田舎から東京の大学に行ったので、主人公の気持ちがわかる部分もあります。田舎から出てきた人って、都会の人になる(見える)ように妙に背伸びしちゃうんですよね。でも、結局そんなのうまくいかないし、疲れてしまう。中にはちゃんとやっている人もいるけど、それは少数派なんじゃないでしょうか。女性としては共感できなかったけど、田舎者としては、共感できる部分もありました。しかし、東京にいる人たちのいったいどれくらいの人が本当の「東京の人」なんでしょう。みーんな、嘘の自分を見せ合いながらつま先だって生きているとしたら、物悲しいですね。 | ||||
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不幸な家庭環境で育った翠は、恋愛で自分の人生を台無しにすることは絶対に避けたいと思う余り、恋愛の幸福感を知らない。会社の上司とゲーム感覚で不倫をし、高価なプレゼントや豪華な食事を楽しみ、出世間違いなしと噂される同期の男性社員をつまらない男とは思いながら結婚相手としてキープする。うまくやっているはずなのに幸福感を得られず、次第に苛立ちを募らせる翠。会社の人間関係も煩わしければ、女友達の幸せそうな様子も気に入らない。次第に焦燥感と苛立ちを募らせ、遂には不倫相手も結婚相手も失ってしまう。 若さを思い切りぶつけられるものがないとやっぱり人生はつまらない。恋愛にもはまれなければ、仕事も燃えるほど楽しい仕事じゃない、となればエネルギーは消化不良のまま腐ってしまうのも当たり前。 さらっと読むにはいいけど、不倫や恋愛に煮詰まっている方にはあまりお勧めしません。だって前向きになれない内容ですから・・・ | ||||
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主人公が本当の愛に気付くまでの物語ということであったが、いわゆる単なる不倫の小説である。しかも相手の男が悲惨な結末をむかえる様やそのタッチは、山本文緒作品を彷彿させるもので、確かに読み物としては退屈しないが、読み終えても感動はなし。 | ||||
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