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紫蘭の花嫁
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紫蘭の花嫁の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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「あいつから逃げなきゃ!」執拗に追ってくる男の影に脅えつつ、逃亡を続ける花屋の店員、三田村夏季。同じ頃、神奈川県下では不可解な連続女性殺人事件が起こり、刑事部長・小田垣の苦悩の日々が始まった…。追う者と追われる者の心理が複雑に絡み合い、やがて衝撃のクライマックスへ。傑作長篇ミステリー。@これはほんとに衝撃のクライマックスですよ。帯に偽りなしです。ですがそれだけ。結末以外は並。 | ||||
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逃げる女・夏季視点と連続殺人犯の視点の章が交互に続く構成。 「今夜もベルが鳴る」も同様の構成なので最後のどんでん返しまで少し似た印象が。。。 夏季が誰からなぜ逃げているのか、連続殺人犯は誰か、小田垣の推理はどうつながるのかが見どころ。 自分なりに推理をしながら読み進みましたが、最後の全てが繋がる展開に思わず、そうきたか!とうなりました。 夏季はちょっと浅はかでないかい? 終わりの文にぞっとしました。まさか!と思わせる終わりですが、私はいい方に想像したいと思います。 「シラン」と読むのかと思ったら「むらさきらん」でした。「シラン」という紫の花を咲かせる品種はあるようで、花言葉は「美しい姿」「あなたを忘れない」「変わらぬ愛」。誰に向けた言葉でしょうね。。 | ||||
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設定に無理(逃げないとならない相手についてと、この男性のキャラ設定)とご都合主義(全てが小さい枠の中での出来事)が幾つかありますが、序の部分以外はスムーズな展開で話にのめりこむことが出来、また最後まで飽きませんでした。殺人事件が2つ絡み合うところなど(しかも共に連続殺人!)凝った作りでとても面白かったです。 ところで、これは続編があるんですよね? 乃南さんは続編への自信があっての、あのような結末かと思います。楽しみにしています。 | ||||
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うっかり、文庫本で一度読んでいたのに、kindle版で購入して/(-_-)\ 読んでるうちに思い出し・・というアホさに、自分に失笑でしたが、 よくよく考えてみると、本の内容とタイトル名がリンクしづらかったのかも・・とも。 乃南アサはほとんど読んでいるのですが、いつもながら読みやすく、先もどうなるのかな、 というワクワク感でイッパイの乃南さんらしい良い本だと思います。 | ||||
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乃南さんの音道貴子シリーズが大好きです。 この作品については、250ページくらいまで「稚拙なペンさばきだな。学生の習作のよう」と思いながら読みました。途中で何度も止めようと思いました。 そこら辺で大きな驚きがあり、そこからは、「さすが乃南さん、内容が濃い。バラバラだった話がつながって、話が昇華した。」と思いながら読み進みました。 しかし、最後は「やりすぎだ。こんなバカな。」と思いました。 試行錯誤の中の一つの結果だと思いました。 私は、あまり好きではないです。 | ||||
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最初の部分ではあまり期待せず読み進んでいきましたが、途中、恐ろしい人物が出てきてそれがまさかのどんでん返し。 少しずつは疑って読み進めていきながらページが進み、結局、最後までだまされてしまった私でした。 とても面白かったです。 短編が多い方なので、長編が読めて満足です。 | ||||
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「たった一つの真実にたどり着くために・・・。」 身を潜め、ある人物の目から逃れて夏季は生きる。一方、連続女性殺人 事件の犯人を追う小田垣の苦悩は深かった。ラストに待ちうける二人の 運命は? 夏季と小田垣。二人の物語がこの作品の中に入り混じっている。誰かに 追われ、居所がばれるたびに転々と住むところを変える夏季。犯人の めどさえ立たない連続殺人事件に振り回される小田垣。その小田垣に 近づく魔衣子。バラバラだった事柄がいつしか・・・。巧妙な構成だった が、読んでいてある程度まで想像がついてしまったのは残念だった。 もう少し読み手を混乱させてほしかった。だが、ラストの数行は衝撃的! このラストはあったほうがいいのか、なかったほうがいいのか?とって つけたような感じもする。微妙・・・(^^; 意見が分かれるところ ではないだろうか。 | ||||
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執拗に追ってくる男の影に脅えながら、逃亡を続ける花屋の店員三田村夏季。同じ頃、神奈川県下では不可解な連続女性殺人事件が起こり、犯人の巧みな殺人方法と、不敵な行動に捜査陣は振り回される。そんな混乱する刑事部長・小田垣に近づく美女・摩衣子の目的とは…。。追う者と追われる者、混乱を起こす者の心理が複雑に絡み合ったミステリー。大胆な仕掛けにはあっと驚きます。どんでん返しが何度もあり、1冊の本とは思えないくらいの充実感があります。 | ||||
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連続女性殺人事件を追うクールなエリート警察官の小田垣。小田垣に近づくために偽名を使い変装までしてホステスになった夏季には暗く重い過去があった。自分の結婚を犠牲にしてまで小田垣に近づいた理由とは・・・ タイトルといい、内容といいまるで火曜サスペンスか土曜ワイド劇場かという感じですが、構成とストーリー展開が絶妙で飽きさせません。 | ||||
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追う者と追われる者が絡み合い、いつしかそれが一本の線になる展開がおもしろい。犯人自体が意外であったが、犯行の動機も犯人の過去も意外である。全てが決着したと思ったら、結末は非常に気になる終わり方で、少し不満が残る。息詰まる展開は、読み始めるとやめられなくなる。 | ||||
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逃げる者と追いかける者がうまく交互に登場し、登場人物がこの先どう繋がっていくのか、ハラハラしながら一気に読み進めてしまいます。 最後は意外な展開で「おもしろかった!」と思ったのですが、ずっと注目していた連続殺人犯の種明かしが少し呆気ないかなと思いました。 | ||||
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これは、乃南アサのミステリーの中で私が変わった題名だなと思って思わず手にとった一冊です。 この本には、プロローグが2つ存在します。 まず1つ目のプロローグは、ウエディングドレスの試着中、花嫁が何らかの理由で逃げ出してしまうもの。 2つ目はホテルの一室での婦女暴行殺人の現場での犯人の視点からのプロローグ。この二つがどう関連していくのか、とても興味深くて、つい引き込まれてしまいます。 そして本文。花屋で働く三田村夏季は、いつも男に追われている。 「絶対につかまってはいけない」夏季は逃げるために職場や住居をを点々とする。しかし男はしつこく探し、追ってくる。一方世間ではプロローグ2に登場した犯人が若い女性の連続殺人を続けている。警察の小田垣がきりきりまいをしている。 そんな時、摩衣子という一人の女性が小田垣の前に現れ、最後には思いもかけない結末が! 読んでいると、じわじわと事件の核心にせまっていくのが分かり、一体どうなてしまうんだろうと、一気に読んでしまいました。読み終わった後、スッキリとした印象のミステリーです。 | ||||
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