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(短編集)
退出ゲーム
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退出ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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高校生の女の子と男の子が学園の謎を解く話。 知識が無いと解けない謎で、書いている人もいまいち消化できていないのか、その知識を生かして謎と解決方法を描けていない様子。 読んでて、つまずくことがある。 キャラクターは中高生向きの作りなのかもしれません。 明るい人は明るく、暗い人は暗く。 もう一歩アイディアを整理しきれていないのが読んでてずっと気になります。 ルービックキューブの謎も知らない間に色々謎解きが進んでて、強引に色まで塗ってました。 何か、何でもありな感じでファンタジック。 色々、荒唐無稽を受け入れられる子供ならいいかも。 | ||||
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アニメが思いのほか面白かったので取りあえず文庫版までを購入。 感想と言えばキャラの厚みが無い。ミステリーに対しての謎の解決方法が強引過ぎてミステリーとしても 余り際立っていない。 前者で言えばハルタとチカの三角関係ってなんかキャラクタを引き立たせるのに十分にやくだっているのか? この一言でつきると思う。 ハルタは博識すぎて時にミステリーの謎解きもすっ飛ばして解決に向かう。 時にはプロローグで書かれていた個人的な情報をハルタは前知識なしでその落としどころに持っていく。 キャラが薄いから唯の回答マシンに成り下がっている。 そういう意味ではミステリとしてもフェアであるのかと思うとアンフェアの様な気がする。 まぁ各話のプロローグでは触れてはいるのだがその情報をハルタがいつ知りえたのか まったくその素振りがない。それは博識とは言わない。 似たようなテーマで米澤穂信の古典部シリーズがある。 だがあれは解決に近づく為に色々な状況等を奉太郎がきちんと順序立て その推理を導く読んでいる読者に奉太郎目線できちんと謎を解決できるようになっている。 だが、ハルチカはそういうなんて言っていいんだろうか推理の手順を踏んでいない気がするのだ。 だから謎が引き立たない。 冒頭に書いた通りその周りの魅力も乏しい。 アニメが2話までだけどなかなかよかったので原作を購入したのだが | ||||
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綾辻行人作「Another」をアニメ化したP.A.WORKSが目を付けた作品、ということで手に取った。その感想としては、 ライトノベル的読み方をするのならば”キャラクターの魅力が足りない”、 ミステリ的読み方をするのであれば”謎が惹き立たない”、と言わざるを得ないイマイチなものだった。とりあえず続きの購入は控える。 アニメが面白ければ2巻にも手をだすが、流行りの青春系アニメとしても、古典部(氷菓)やユーフィニアム等自力がある作品とは到底思えない。 まず、キャラクターの方。名探偵役を務める”ハル”が薄い。名探偵に欠かすことの出来ない独特の観察眼や思考といった、天才に見受けられる奇異性が目立たないというかほぼ無い。変わった学生という印象を受ける程度。暴れないハルヒに魅力はなかろう。 そしてワトスン役といえる”わたし”こと穗村千夏。ハルをはじめとする周囲の変人に振り回されるものの、なんというかイチイチリアクションが弱い。 部活の顧問教師に恋心を寄せているという設定も生きていない。他の方の批評で少女漫画・小説的雰囲気とあるが、ヒロインの心の振れ幅がフラットすぎて、私はそれは一切感じなかった。女子生徒が男性教師に恋愛感情を抱くという設定だけではそれを味わうことは出来ない。 ミステリとして。これは好みの問題だが、謎が非常にどうでもいい。プロ作家が挑んでもこうなるのだから、”殺人の無い”ミステリを描くのは本当に難しい事なんだろうなと思う。亡き弟が姉に伝えた最後のメッセージ等、題材は悪くないのだが如何せん盛り上がりに欠ける。短編形式であるものの、例えば個々の話に意味があって、最後に一つの結論に収束するというものでもないため、その短編である必然性もない。よって爽快感に欠ける。 謎解きにしても、後出しのように手がかりと答えが一緒くたに提示されるように思えた。謎が惹き立たないとのダブルパンチで、ミステリを名乗るのであれば致命的ではなかろうか。読者が賢明に手がかりを拾っていくミステリ小説というより、作品内の人物がばばばっと解決するのを眺める探偵小説を名乗った方が無難だろう。しかしながらその探偵部分にもホームズのような魅力はないといえる。 総括とすれば、落ち着いてはいるものの脚光を浴びる作品とは言えない、というところだろうか。 アニメ化大丈夫かなあ、という一抹の不安を抱きつつレビューとさせていただく。 | ||||
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登場人物がみな薄っぺらい。主人公の存在感も魅力も、皆無。ワトソン役の女子校生の一人称形式も、作者(おじさん?おばさん?)の想像でひねり出した感が強い。いと哀れ。 「教師の左手に疵痕」って…。それだけで、「現代社会」を描いたような気になってない? 笑止千万、いと可笑し。 | ||||
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都合のいい偶然が多すぎ、また普通の世界ならありえない展開が多すぎて、のめり込むように読めない作品だった。 ある同級生が校内で隠し撮りをしていたのがみんなバレたのに、その友人が「実はただの勘違いで、隠し撮りなんてしてないよ」と訂正し回っただけで、みんながすんなりと納得するだろうか? しかも本人が仮病をつかって休んでるのに。 別の事件でもある人が犯人だったと分かったとき、それまでに大勢の人に迷惑をかけたのにこれで一件落着めでたしめでたしで終わる安易さ。 そしてラノベまがいの最近の軽小説にありがちな、「どうしておまえはそこまで蘊蓄を知ってるんだよ」という都合のいい人物が、この作品でも見事に登場し、事件解決に絡んでくる。何の伏線もなしに。 その人は実際に隠し撮りをやってて同級生に見つかった野郎だが、そのことについて本人はなんの後悔も良心の呵責もないらしく、「これはこうで、君はこんな理由でこんなことをしたんだね」と、刑事以上の明瞭な推量と断定で、得意げに事件を解決してしまう。 こんなんじゃ、はっきりいって知識だけが豊富なアンドロイドみたいにしか思えないのだ。 謎解きやトリックだけで、人が機械やコマのように都合よく動くだけの作り話。そんな印象しか抱けなかった。 これでは昨今の読書離れもしょうがないと思う。まだマンガの方が人情味あふれてて面白いから。 | ||||
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