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(短編集)

退出ゲーム



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【この小説が収録されている参考書籍】
退出ゲーム
退出ゲーム (角川文庫)

退出ゲームの評価: 3.90/5点 レビュー 39件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 1~20 1/2ページ
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No.26:
(5pt)

おもしろい

初野作品最高
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No.25:
(5pt)

?・・・なんで。男と女なのに。変な関係。

普通、子供の頃からの知り合いだといっても、年頃の男と女が、居れば少なくとも、どちらかの片思いになるはず。だが、主人公のハルタとチカは、不思議な三角関係の所為で、恋愛より漫才のようなお互いがぼけ突っ込み。内容は、吹奏楽部(部活)をテーマにしているが、京アニの「・・・ユーフォニアム」の様なスポ根系ではない。小柄男子で頭脳明晰?のハルタ、元バレー部で行動力とものおうじしない性格のチカが、難題を解決する「人の死なない推理小説」です。
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No.24:
(5pt)

キャラクターがユニーク

キャラクターがユニーク(変人)で面白かった。
でも基本的にいい人たちっぽくて、読後感も良かった。
謎があり、それを解く感じの話たち。
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No.23:
(5pt)

遅ればせながら読みました。

映画化という事で少しずつ読んでいましたが、段々面白くなってはまってしまいました。
映画は別物ですね。
映画も面白かったです。
2作目は図書館で予約して借りてきました。
楽しみです。
早く読みたいです。
チカちゃんが何ともかわいいです。
親近感湧きます。会話のテンポも良くてすらすら読めます。
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No.22:
(4pt)

深いと思う

それぞれ良さがありますが 深さ: 古典部>ハルチカ>雛菊こころ 読み易さ: 雛菊こころ>ハルチカ>古典部 ですかね。
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No.21:
(4pt)

あっこ

中古なので、覚悟していた通りの古さにつき、星ひとつ減ですが、本の内容自体は何度読み返しても面白く、感動します。
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No.20:
(5pt)

軽さと重さの二面性

4つある短編の3つまで読んで
あまりの良さに終わらせるのがなんかもったいなくなって
しばらく放置してたくらいに好きな一冊です。

表題にもなっている『退出ゲーム』もいいですが
個人的には『クロスキューブ』がものすごくよくて
思い出すだけで感動できるほどの名作短編です。

日常の謎系、その中でも学園モノに当たる作品で
登場キャラクターやノリは
まるでライトノベルのようではあるんですが

謎とそれに対する真相というミステリとしての根本的な部分は
なかなかに重くシリアスで
感動的だったり、考えさせられる内容になっています。

軽い部分で緩ませて、重い部分で一気に落とす
そんな二面性からくる緩急が魅力的なシリーズだと思います。

これからもシリーズとして続いていくようなので
楽しみにしていきたいと思います。
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No.19:
(4pt)

青春ミステリの傑作

殺人のないミステリーにハマっており、そこから手を出した一冊でした。
魅力あるキャラクター、最後まで「どういう終わり方をするんだろう」と思わせる流れで、すごく楽しんで読めました。
特に好きな話は二つ目の話です。
寒い中で正体不明の白いルービックキューブを回すハルタを想像すると、なんだかすごく絵になる想像が浮かびました。
ただ、高校生にそこまでの知識があるのかなという違和感が少しだけありました。
なぜハルタがそこまで博識なのかということが今後作中で語られるのであれば、もっと納得して読めると思います。
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No.18:
(5pt)

軽やかで愛らしい

ハルとチカの幼なじみの高校生コンビ・・・という、あらすじを読んで、
「ありがちな、あまっちょろい恋愛が絡む高校生ほんのり初恋カップルかなぁ」と思っていた。

けれど! 大違い。

2人の関係性の意外さが面白い。お互い真剣に、相手をライバル視しているところが、なんともコミカル。
他の登場人物たちも、変人ばかりで面白い。
そしてただのキャラクターで読ませる小説でもない。

起こる事件は、どこか愛嬌があるけれど、根底にあるものは、シビアな感情。
そして事件の解決も、鮮やか。
特に表題になってい「退出ゲーム」は、良かった。
馬鹿馬鹿しいのに、鮮やかな解決でした。
あんなに面白おかしく、馬鹿馬鹿しいのに、鮮やかで唸らされるという、希有な体験でした。

いや~な気持ちになることがなく、面白くて、軽やかで、愛らしい。
よいものを読みました。
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No.17:
(5pt)

良い意味で裏切られたっ!

30才会社員(男)です。
この本に出会ったのは、毎年夏休み前あたりに本屋さんに置かれる各出版社の「夏の100選」みたいな冊子でした。紹介文などから想像するに単純な青春ものかと思い、たまにはそういうのも読んでみるかなっていう感じで、大して期待もしないで購入したのです。

そしたらなんとっ!読み始めのストーリーこそ「まあ予想通りかな」ってな感じでしたが、
これが読み進めていくと、次第に「!?」「おおっ!」てな感じが急速にきまして、単純な青春もの→意外にもスパイスの効いてウィットに富んだミステリーものに鮮やかに変貌しておりました。

学園もののテイストと軽〜い感じの登場人物たちとは、良い意味でミスマッチな重厚なミステリーが各ストーリーに織り交ぜてあり、それが自分にはなんともツボだったのです。
この良さは特に読んでいただかないとわかってもらえない(当たり前ですが)と思うので、
未読の方は騙されたと思って是非手にとっていただきたい!そして、私も感じたように「裏切られる」人が続出することを期待しております。

もちろん続編「初恋ソムリエ」「空想オルガン」と文庫で発売しておりますが、こちらは全く裏切られません。すでに著者とハルチカシリーズについて知ってしまっているから・・・オススメです。
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No.16:
(5pt)

わたしの名前は穂村千夏

「わたしの名前は穂村千夏。」高校の吹奏楽部のフルート初心者。顧問の先生、草壁信二は指揮者。幼なじみの上条春太はホルン。二人の万能な男性に囲まれているのは著者の理想?と思ったら、著者はwikiによると男性。千夏が理想だったんだ。お話が進むごとに、一人づつ部員が増えていく、オーボエの成島美代子、中国系アメリカ人でサックスのマレン、次年度入学予定予定のトロンボーンの後藤朱里。「ハルチカ」シリーズの第一巻。発見角川
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No.15:
(4pt)

さわやかミステリー。

日常系ミステリ。
人の死なないミステリ。

ツッコミにまわりやすい女子高生が主人公。

ミステリですが、そんなに考え込まなくても、するすると言葉が頭に入っていくような、優しい表現が多いです。

非常にテンポが良いので、割と飽きっぽい自分ですが、サクサク読めました。
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No.14:
(4pt)

米澤穂信さんの「氷菓」シリーズや「小市民」シリーズが好きな人にお勧め

高校の吹奏楽部を舞台とした日常の謎を解く連作ミステリーです。
米澤穂信さんの「氷菓」シリーズなどが好きな人は是非読んでください。

主人公たちの軽いノリと「謎」の背後の重たい現実とのギャップが感動を呼びます。

主人公の成長ストーリーの側面もあり、青春小説として読めます。

「初恋ソムリエ」「空想オルガン」と続編が出ていますが、吹奏楽部顧問の先生の謎がまだ残っておりこれからが楽しみです。
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No.13:
(5pt)

これぞ学園小説。

奇人変人オンパレードの'80年代学園ものギャグ漫画に通ずるノリがまず下地としてある。キャラが立っててなんぼ、ていう。
そしてやはり’80年代部活根性漫画を彷彿とさせるストーリーの大枠がある。『〇〇部の主人公たちが××大会を目指す』的な。
そんなレトロスペクティブかついつの時代でも有効な革袋に、昨今隆盛の、青春ミステリ/日常の謎、というフレッシュで涼しげな酒が詰められている。

このコンセプトの明確さが、ともすれば曖昧で掴みどころの無い、今ひとつ共感性に欠ける同系統作品たちから大きく抜きん出る差別点になっている。
賑やかに楽しく、なおかつ思いきり切なく。同時代的屈折も含みつつそれをもっと大きく温かい何かで包み込んでしまう力技が、この作品世界にはある。
単なる青春ミステリ、では片付けられない、ソウルみたいなものを感じる。たぶんこれが'00年代の青春小説のひとつの答えだ。

『漆黒の王子』で感じた「只者じゃない」感は本シリーズを読んで定着した。
初野晴、センスの塊。
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No.12:
(5pt)

面白い上に、読みやすい作品。

「ハルチカ」シリーズ第1弾。
何の気なしに手にとってみたのですが、読んでみると止まらない。

著者の初野さんは、水の時計 (角川文庫)で横溝正史ミステリ大賞を受賞しているそうです。
ちょっと、意外な感じがしました。

学園モノのミステリーのなかでは、トップクラスの作品だと思います。
ハルチカシリーズ全巻制覇にのりだした私。
お勧めです。
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No.11:
(5pt)

大当り!

「すごくおもしろかったっ」と、興奮ぎみの娘に
「またか」と、半信半疑で付き合ったのですが、
久々の大当りでした。
魅力的な謎の提示と、意外性に富んだ解明は
まさに“探偵小説”。
しかもそれだけじゃない。
作中に人生の喜怒哀楽を織り込まれ
時を隔てて交差し、豊かな物語を紡ぎ出します
さまざまな楽器の音色が絡まり合って美しい音楽を奏でる
吹奏楽のようです。
登場人物たちの振る舞いはマンガのキャラクターのようですが。
読後感は、老練な作家の描く味わい深い時代小説を読み終えた時の
それに似ています。
これほど切れ味の鋭い短編に出会ったのは久しぶりです。
今年一番の収穫かも。


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No.10:
(4pt)

雑学の学習にもなります

なめてました。
なんていってもこれ覚えておいたらいいかもっていう雑学が豊富。
特に色と音の関係は面白かったですね。
明るい話もあり、目を背けたくなるような現実話もあり気づけば4話目は母の声も気付かないくらいのめり込んでいました。
簡単すぎず難しすぎない私にはちょうどいい本でした。

ガチャピ○をはねた話めっちゃ読みたいです(笑
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No.9:
(4pt)

おもしろい

小説を読むのが苦手な私が、楽しく読めました。

小説はちょっと…と言う方にも是非読んで頂きたいです。

仲間が一人ずつ増えていき、後半になるほどおもしろいです。

謎解きの部分では、私はどの章も見抜けませんでした(笑)
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No.8:
(5pt)

単なる「学園ミステリ」ではない!

あるネットの記事で取り上げられていたミステリ作家ということで、手に取った本書。

本作品は、吹奏学部に所属する清水南高校一年生のハルタとチカの活躍する4編を収めた連作短篇集なのですが、「学園ミステリ」と言うジャンルに40歳代のオジサンとしては躊躇してしまったのも確か。
すでに主人公の親の世代ですから…。

でも、読み始めてみると、案外抵抗なく、読み進めることができました。
それは、著者が1973年生まれのためか、1980年代に学生であったなら良く知っている(逆に言うと今の高校生は知らないのでは)と思われるネタが散りばめられていたから。
もしかすると、本作品の高校生は(設定は現代ですが)現代の高校生ではなく、もう大人になってしまった世代が思い出として記憶している高校生像なのかも…。

さて、肝心のミステリの部分ですが、これが高レベル。
殺人事件が起きない――いわゆる「日常の謎」を扱ったミステリですが、その謎のユニークさに目を奪われます。
収録順にみると…
1【結晶泥棒】
化学部から劇薬を使った結晶体が盗まれた…。犯人の目的は?
2【クロスキューブ】
全面真っ白のルービック・キューブ。その解法は?
3【退出ゲーム】
即興劇の名前だが、必勝策とは?
4【エレファンツ・ブレス】
幻の色とされているが、どんなものなのか?

いずれも、謎の部分だけ取り出すと、今一つ分かりづらいと思いますが、巧みなストーリーによってたちまちのうちに引き込まれてしまいました。
全作品とも、その解決部分が巧妙に張られた伏線を見事に回収し、かつ意外性も十分。
中でも3と4は、「学園ミステリ」と言う枠を突き抜けて、思いがけない広がりが、謎の解明の果てに待っている、奇跡的な傑作。
「学園ミステリ」でこれほど感動出来るとは思ってもいませんでした。

本作品は「一年生」の時代を描いたものとのことで、「二年生」以後を描くであろう続編も、期待大です。
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No.7:
(5pt)

いや〜面白かった!

なにげなく図書館で見つけた。退出ゲーム、初恋ソムリエ、空想オルガンと3作品綺麗に並んでいて、なんの情報もなく借りてみた。
いや〜面白かったです!
どちらかと言えば青春ミステリーはあまり肌に合わないと敬遠していました(某作者の古典シリーズとかが嫌いです)
しかし、これら一連のシリーズは好きですね!
とにかくキャラがいとおしく憎めない。軽快な掛け合い、笑いの質も高く、また推理に至っては本格派、時に涙…久しぶりに大好きな作品に出会えて幸せです。
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