■スポンサードリンク
クラスルーム
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
クラスルームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「恐怖に支配されていた教室」とあり、登場人物はトラウマになるほどに恐れているが、読んでいても一向にその恐怖が感じられない。読者が気味悪く感じるくらいの怖いエピソードが1つはほしかった。 校長がその場しのぎの対応とはいえ、さすがにあの事実を「知らない」ではすまされない。教育委員会への細かな報告なども避けて通れないので。 長く会っていなかった人物同士が最近になって偶然会う場面が多く、全体的にご都合主義。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
理論社の「ミステリーYA!」というシリーズの一冊。 犯人(ホシ)は・・・豪華ミステリー作家たち。 被害者(ガイシャ)は・・・12才以上の読者。 凶器は・・・面白すぎる物語。 ――というコンセプトの、いわばジュブナイルであるが、この第一作『タイムカプセル』につづいてラインナップされたのが、折原一の46作目となる、その姉妹編の本書である。 埼玉県北東部の小さな町にあり、いまは廃校となった栗橋北中学校。その3年B組の数人に10年ぶりのクラス会の通知が届く。幹事の名前に誰一人見覚えがなく、会場が夜の学校の校舎であることが不安をかきたてる。これは10年前の忌まわしい「肝だめし」に関係があるのか・・・。 本書はノスタルジック・ホラーの範疇に入る作品だろうと思われるが、いつもの折原一のような、凝りに凝った「文章そのもの」をトリックに使ってしまう叙述ミステリーの影は薄く、ジュブナイルだから仕方がないとはいうものの、おとなの読者が期待する“言葉の魔術師”の本領発揮とまではいかない作品だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
理論社の「ミステリーYA!」というシリーズの一冊。 犯人(ホシ)は・・・豪華ミステリー作家たち。 被害者(ガイシャ)は・・・12才以上の読者。 凶器は・・・面白すぎる物語。 ――というコンセプトの、いわばジュブナイルであるが、この第一作『タイムカプセル』につづいてラインナップされたのが、折原一の46作目となる、その姉妹編の本書である。 埼玉県北東部の小さな町にあり、いまは廃校となった栗橋北中学校。その3年B組の数人に10年ぶりのクラス会の通知が届く。幹事の名前に誰一人見覚えがなく、会場が夜の学校の校舎であることが不安をかきたてる。これは10年前の忌まわしい「肝だめし」に関係があるのか・・・。 本書はノスタルジック・ホラーの範疇に入る作品だろうと思われるが、いつもの折原一のような、凝りに凝った「文章そのもの」をトリックに使ってしまう叙述ミステリーの影は薄く、ジュブナイルだから仕方がないとはいうものの、おとなの読者が期待する“言葉の魔術師”の本領発揮とまではいかない作品だった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!