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タイムカプセル
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タイムカプセルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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折原さんは記述トリックが複雑で、読んでいるうちに もうどうでもいいわい と投げ出したことが何度もあるが これは面白かった 途中でやめられず徹夜本になった 登場人物が次々に惨殺されていくものと思ったら誰も死なず 救われないまま終わる人もいないのが意外だったが あとでジュニア向けの話だったと知り納得 複雑すぎなくて読みやすかったので 投げ出したものも、もう一度読んでみようかという気持ちになりました | ||||
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本書は、「理論社ミステリーYA!」という若い世代向きのために作られたシリーズで刊行 されたものの文庫本です。 なので、中学生や高校生のような若い人たちでも安心して読める折原一になってます(笑 内容としては青春ミステリな感じですね。 10年前に埋めたタイムカプセルにまつわるミステリー。 ミステリを読み込んでる人でも楽しめると思います。 自分もけっこうミステリ小説は読んでいて、折原一作品は10作品ほど読んでますが、 それでも楽しめました。 読み込んでる人用のエサがちゃんと散りばめられていると感じました。 読み終わったあとも、本作品は楽しめます。 ・あの視点は一体誰だったのか? ・あの伏線は何だったのか? ・あの小道具はどういう意味があったのか? ・あれは、本当にたったそれだけのためだったのか? 読み返しながら色々と探るのは、まるでパズルをひも解いていくようです。 しかし、今回はさすがの折原一も「伏線の回収忘れ」をやらかしたのではないかと 思わせる箇所があります。 それは読んでからのお楽しみ。 | ||||
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5年越しのうえ10件目のレビューということで、 古本で買った私が、皆さんがふれていない装丁の話をしようかと。 袋とじは新刊本のだいご味! まあ正直、中身は先レビューの通りなのですが、 ご自分で開けたい方は新刊をどうぞ。 本体カバーはフランス装。YA向けの安価な装丁に好感がもてます。 本体表紙とカバー表紙で絵が違うのも、小技がきいてて面白い。 みんながいなくなってるんですよ。卒業しちゃったからでしょうね。 本文中にはドアの絵でうまったページが。 ページをめくると、ドアをくぐった感じになる、という演出。 ファンにはあまりオススメできないので−2つ☆。 しかし上記の小技で+1つ☆。 以上で4つ☆です。 ご参考までに。 | ||||
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読んでいる途中で何度も背筋がザワザワしました。 「みんな待って…」の声。 いつの間に届く手紙。 終盤はそんなに怖くありませんでしたが、中盤くらいまでは結構怖いと思いました。 『お前は誰だ』 これがキーワードですね。中盤以降で意味の分かる言葉です。 ちょっと物足りないとは思いますが、山田悠介なんか読む方は一度読んでみて下さい。 | ||||
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読んでいる途中で何度も背筋がザワザワしました。「みんな待って…」の声。いつの間に届く手紙。終盤はそんなに怖くありませんでしたが、中盤くらいまでは結構怖いと思いました。『お前は誰だ』これがキーワードですね。中盤以降で意味の分かる言葉です。ちょっと物足りないとは思いますが、山田悠介なんか読む方は一度読んでみて下さい。 | ||||
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理論社から「ミステリーYA!」という新しいシリーズの刊行が始まった。 犯人(ホシ)は・・・豪華ミステリー作家たち。 被害者(ガイシャ)は・・・12才以上の読者。 凶器は・・・面白すぎる物語。 ――というコンセプトの、いわばジュブナイルである。 この記念すべきラインナップの第一作に選ばれたのが、折原一の43作目となる本書である。折原作品全読破者のファンである私としては、いかに少年向きのジュブナイルとはいえども見逃すことはできず、さっそく手に入れて読んだ。 埼玉県北東部の小さな町の、それほど大きくない中学三年生の有志数人が、卒業の記念にタイムカプセルを埋めた。 物語はカプセルを埋めてから10年後に始まる。タイムカプセルを開くセレモニーの通知がメンバーのもとに届き、彼らの周囲で不思議な事件が次々と起こる。そしてメンバーがかつての中学校に集合し、カプセルを開けてみると・・・。 現在と十年前の過去とが交互に記述されるスタイル、文体を変えた謎の「招待状」、姿を見せない不登校生徒、突然失踪した当時の学級委員長、メンバーたちにおぞましい記憶を呼び起こさせる「ホール」という言葉、そして最大の趣向である結末部分の「袋とじ」と、文章そのものや小説スタイル自体をトリックに使ってしまう“語りの魔術師”折原ワールド満載の本書は、おとなの鑑賞にもじゅうぶん堪えうる傑作である。 | ||||
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ジュブナイル向け新シリーズの1冊。まず「子供向けだから」という先入観を覆すようなボリューム感で、それでいて総ルビだから大変読みやすかったのが第一印象です。 中味もかなり濃い。「中学校の同窓生が10年後に開くタイムカプセル」というお話はよくありそうですが、そこは他ならぬ折原一。とても一筋縄でいくはずはありません。そのサスペンス趣向はラストの「袋とじ」で頂点に達し、読者は登場人物とともにタイムカプセルの中(袋とじ部分)を覗くことができるのです。 また登場人物が個性豊かに描かれ、とりわけ主人公・石原綾香が魅力的。その意味では、青春小説のテイストも感じさせます。親子で読みあうのも一興と思います。内容は星5つですが、袋とじが開けにくかったので、残念ながら星4つとしました。 | ||||
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ジュブナイル向け新シリーズの1冊。まず「子供向けだから」という先入観を覆すようなボリューム感で、それでいて総ルビだから大変読みやすかったのが第一印象です。 中味もかなり濃い。「中学校の同窓生が10年後に開くタイムカプセル」というお話はよくありそうですが、そこは他ならぬ折原一。とても一筋縄でいくはずはありません。そのサスペンス趣向はラストの「袋とじ」で頂点に達し、読者は登場人物とともにタイムカプセルの中(袋とじ部分)を覗くことができるのです。 また登場人物が個性豊かに描かれ、とりわけ主人公・石原綾香が魅力的。その意味では、青春小説のテイストも感じさせます。親子で読みあうのも一興と思います。内容は星5つですが、袋とじが開けにくかったので、残念ながら星4つとしました。 | ||||
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理論社から「ミステリーYA!」という新しいシリーズの刊行が始まった。 犯人(ホシ)は・・・豪華ミステリー作家たち。 被害者(ガイシャ)は・・・12才以上の読者。 凶器は・・・面白すぎる物語。 ――というコンセプトの、いわばジュブナイルである。 この記念すべきラインナップの第一作に選ばれたのが、折原一の43作目となる本書である。折原作品全読破者のファンである私としては、いかに少年向きのジュブナイルとはいえども見逃すことはできず、さっそく手に入れて読んだ。 埼玉県北東部の小さな町の、それほど大きくない中学三年生の有志数人が、卒業の記念にタイムカプセルを埋めた。 物語はカプセルを埋めてから10年後に始まる。タイムカプセルを開くセレモニーの通知がメンバーのもとに届き、彼らの周囲で不思議な事件が次々と起こる。そしてメンバーがかつての中学校に集合し、カプセルを開けてみると・・・。 現在と十年前の過去とが交互に記述されるスタイル、文体を変えた謎の「招待状」、姿を見せない不登校生徒、突然失踪した当時の学級委員長、メンバーたちにおぞましい記憶を呼び起こさせる「ホール」という言葉、そして最大の趣向である結末部分の「袋とじ」と、文章そのものや小説スタイル自体をトリックに使ってしまう“語りの魔術師”折原ワールド満載の本書は、おとなの鑑賞にもじゅうぶん堪えうる傑作である。 | ||||
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