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愛読者 ファンレター



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愛読者 ファンレターの評価: 4.00/5点 レビュー 14件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(3pt)

今一つ

折原さんの作品は当たり外れが大きいです。一気に読んでしまうくらい面白いのもあるのですが、これはテーマは面白いと思いましたが内容が似たり寄ったりだし、面白くないです。
愛読者―ファンレター (文春文庫)Amazon書評・レビュー:愛読者―ファンレター (文春文庫)より
4167451085
No.13:
(5pt)

面白い。笑ってしまう。

折原一の得意分野に、覗き見趣味とストーカー系があるけれど、これはそのストーカー系のほう。妄想が妄想を呼び、異常な世界観を巧く構築できてるとおもいます。何というか、ちょっとおバカな展開に巻き込まれるときの折原一の筆力は天才的ですね。
愛読者―ファンレター (文春文庫)Amazon書評・レビュー:愛読者―ファンレター (文春文庫)より
4167451085
No.12:
(4pt)

ネタはワンパターンだが楽しめる連作短編集

折原氏の短編集だが、主に手紙形式の折原氏の作品ではおなじみの形式で一応全てのエピソードが繋がっており、連作というより長編としても読めてしまう作品。
短編のため最初からオチが読めてしまうものも正直あるが、いつもの癖のある推理路線ではなく、ユーモア系の軽いギャグ風味のミステリーとなっており、気楽に読めて最後までひき付ける。楽屋落ちも多いので周辺事情を踏まえて読むとより楽しい。
愛読者―ファンレター (文春文庫)Amazon書評・レビュー:愛読者―ファンレター (文春文庫)より
4167451085
No.11:
(5pt)

最近はこの人

最近はこの折原さんとコイケヤのドンタコスにはまっています。愛読者いいです。新津さんも同じタイトルで著書ありますもんね。叙述短編ほど最後ににやけてしまうものはないでしょう。覆面作家の西村香をめぐっての事件の数々。テレビドラマ化してほしいのですが、さすがにまなかな。いや、無理かな。このまなかなはユーモアではありません。まさにこれこそが叙述なのです。この文春文庫の○○者シリーズ一通り読んで、沈黙者以外は是非おすすめ(逃亡者、行方不明者は未読)
愛読者―ファンレター (文春文庫)Amazon書評・レビュー:愛読者―ファンレター (文春文庫)より
4167451085
No.10:
(4pt)

オムニバスと思いきや!?

内容の全てが手紙やFAXのやり取りで構成されており
短編集のようにいくつもの話しがつまっております。
一環しているのは西村香という名の正体不明の覆面作家。
この覆面作家に色々な熱狂的なファンが「会いたい」「サインが欲しい」
「講演会に来てほしい」だの厚かましい手紙を出版社まで送ってくる。
厚かましいファンを相手にするのが西村香だったり、
時には西村香に扮する出版社の人間だったりして色々な事件へと発展する。
短編集かと思って読んでいたら途中から「もしかして続きモノ?」と疑問を抱くようになる。
そして最後の最後に待ち受けるラストとは!?
あまり期待せずに読むと◎です。密室殺人のトリックが陳腐だと言わず、
西村香と手紙やFAXでのみやり取りする形式や、西村香と関わった人間が
最後にどうなるのかを楽しんで読むと良いでしょう。
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4167451085
No.9:
(4pt)

特殊な“縛り”がかけられた作品

“覆面作家”西村香を巡る怪事件の数々・・・
熱狂的ファンのエスカレートする要求、勝手な言い分で講演会出演を迫る図書館司書、
西村香を助けた女、自分勝手な雑誌編集者、などなど全10編から成る連作短編
この本の面白いところは、文章がすべて“手紙”の形式で描かれているところで、
すべてのストーリーが手紙やFAX、留守電など記録として表現されているため一味違った読みごたえがある。
ただし、著者の他の作品とは違い、殺害のトリックだとか驚愕の展開といった要素はあまりないので
そちらを期待している方にはオススメできない。
個人的には、ほとんどの登場人物が常識がなかったり自己中心的であったりといかにも、
あーいるいる!と思わせる特徴的な性格という所が気に入りました。
主人公の西村香自身がすごく人間的なところも、姿を見せないのに感情移入することができて引き込まれる要素のひとつでした。
実はこの本は他の作家さんの作品を題材にしたパロディ本でもあるのですが、知らなくても十分に内容は楽しめます。
ちょっと変わった雰囲気や内容の小説を読みたい方にはオススメです。おもしろいです。
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4167451085
No.8:
(4pt)

早すぎた異色作をこの機会に!

 文庫収録の機会に、久しぶりにこの短編集を読み返してみて、改めて折原の力量を思いしらされた。
 というのも、現在の小説・ドラマでは当たり前のように登場する狂気、恐怖、ドロドロした情念が、10年以上も前の時点でビビッドに描写されていたからだ。
 そう、本書の主役は理想と現実の狭間に陥っていく人々なのだ。そこで著者はパロディ仕立てとして、覆面作家を狂言回しとしている。一種の緩衝材である。
 読後感は爽やかとは言えないが、人間の持つ本性を刺激するのであろうか、不思議な魅力・魔力を覚えずにはいられない異色作である。だから私も再び手に取ったのであろう。
愛読者―ファンレター (文春文庫)Amazon書評・レビュー:愛読者―ファンレター (文春文庫)より
4167451085
No.7:
(2pt)

倒錯のワンパターン

覆面作家、西村香を巡る事件を扱った連作短編集。北村薫(勿論、西村香の元ネタ。折原氏の学友)氏などを意識したパロディをふんだんに盛り込んだユーモア・ミステリ。ユーモア・ミステリとは言ってもそこは折原氏の事だからアイデア溢れる...と書きたい所だが、陳腐な創りにガッカリした。本作中で自らを「倒錯のワンパターン」と呼んでいるのがシャレにならない内容。全体の構想はS.キング「ミザリー」に影響を受けたのではないか。
全体に凡庸な出来だが以下は特に酷い。タイトル作「ファンレター」は乱歩の「人間椅子」そのものなので唖然とした。島田荘司氏の舞台設定を借りた「傾いた密室」はトリックがミエミエだし、「七つの棺」に同工異曲のものがあった筈だ。「二重誘拐」は読んで強いデジャヴに襲われた。それでも最後には西村香の謎に迫る驚愕のアイデアが待っているかと期待して結末まで読んでも空振りに終ってしまうのである。
幾らパロディ仕立てのユーモア・ミステリと言ってもアイデアが無さ過ぎる。短編とは言っても、初期にはもっとアイデアに富んだ作品を書いていた筈である。楽屋落ちだけでない、読み応えのある作品を期待したい。
愛読者―ファンレター (文春文庫)Amazon書評・レビュー:愛読者―ファンレター (文春文庫)より
4167451085
No.6:
(2pt)

THE FANの方が面白いかな

ボブ・ランドルのファンレターを探していて、この本にたどりつきました。
こちらの方が内容的にちょっと緩い感じでしたね…特に翻訳、と言う訳ではないんですね。
ファンレターAmazon書評・レビュー:ファンレターより
4062077639
No.5:
(5pt)

お見事!!

私が初めて折原先生の本を読んだのはこの『ファンレター』でした。今までにない書き方だと思いました。しかも物語の展開もすばらしい!!!最後までわくわくどきどきしながら読めるかと思います。物語にいつの間にか没頭してしまう魅力、疲れさせない何かがあるように思います。是非是非おためしあれ★
ファンレターAmazon書評・レビュー:ファンレターより
4062077639
No.4:
(5pt)

おもしろい

いつもいつも、最後までハラハラのストーリー。面白いです
ファンレターAmazon書評・レビュー:ファンレターより
4062077639
No.3:
(4pt)

スッキリしている

覆面作家である西村香をめぐる起こる事件を手紙・FAXといった形で綴った短編集。折原一と言えば、叙述トリックと奇妙としか言いようの無い人々。そう言った特性はこの作品でも同様。ただ、長編作品の場合は、登場人物が多かったり、プロットを捻りに捻った結果、複雑になりすぎて訳の分らなくなっている部分があるのに対し、こちらは短編ということもあって登場人物も必要最小限に抑えられておりスッキリとした印象。トリックの読めたものもいくつかあったが、十分に楽しめた。パロディの部分があったりそういう意味でも面白い。
ファンレター (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ファンレター (講談社文庫)より
4062645572
No.2:
(5pt)

ついに買ってしまった

最初に読んだのは図書館の本ででした。でも何度も読みたくなる本なんですよね、これって。結局購入し今うちの書棚にあるわけです。折原一さんの作品は、どんでん返しに次ぐどんでん返しがつきものですが、この話だけは、なんか、にやっとさせられるものがあって好きですねー。    
ファンレター (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ファンレター (講談社文庫)より
4062645572
No.1:
(4pt)

慣れてもまただまされる

読む前に「今回はだまされないぞ!」と気合を入れて読み始めるが、最終ページでやっぱりだまされる。それがだんだん快感になって行って・・・。今回は少しその辺では弱いかな?とおもいますが、その分ストーリーが新しくそれだけで楽しめます。いつも顔をしかめてしまう、Hなシーンも無くてよい。でも一つ思うのは、この作者の本って、読み終わって数ヶ月たつと内容忘れちゃうんですよねー。
ファンレター (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ファンレター (講談社文庫)より
4062645572

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