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アンダーリポート
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アンダーリポートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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(ネタバレを含むのでご注意ください) 私は犯罪ミステリを読むとき、3つの要素で評価します。 それは「動機」「手法」「解明法」です。 (もちろん「文章力」「構成力」も大きな要素ですが、ここでは割愛して) この作品には、大きなキズが2つあります。 それは「動機」です。 このような犯罪(それは大罪です)をおかすほどの動機があったのか。 それが、最後まで読んでも明らかになりません。 私は「誰かを殺したい」と思ったことはありませんし、 たとえ、そのような状況に陥っても殺人という手段は行使しないと思います。 世の中の99%以上の人がそうではないでしょうか。 まして、この本のケースであれば、子どもを連れて逃げれば良い。 選択肢はいくつでもあるはずです。 殺人などという、おぞましい行為を選ぶ必要など、どこにもない。 もう一人の犯人も殺人に手を染める必要など、どこにもない。 もうひとつのキズは「手法」です。 この犯罪はミステリでいう「◯◯殺人」にあたりますが、 人間は、そんなに簡単に殺せるものではありません。 たとえ相手が油断しているとはいえ、 女性が金属バットの一撃で男性を殺すことができるでしょうか。 相手が何の悲鳴も、雄叫びも上げず、ただの一撃で。それも住宅街で…。 もうひとりの犯人も、そんなに簡単に殺せるものでしょうか。 包丁のひと刺しで、即死させるようなことが…。 文章、構成は上手いだけに残念です。 | ||||
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